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管理栄養士のローカーボ・キッチン

クルクミンの抗酸化作用

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鮮やかな黄色のもやし。
ターメリックと塩で茹でたもやしです☺️

ターメリック(日本名はウコン)の
この黄色の色素成分
クルクミンは
インドや中国では古くから
黄疸に効く生薬として珍重されていたそうです。

クルクミンは強い解毒作用があり
肝臓障害の改善や予防、
肝臓機能の強化にはたらきます。

そして注目されているのは
がんの予防効果です。

クルクミンは
発がんのプロモーションを抑制する強力な作用が
アメリカの皮膚ガンの動物実験などで判明しています。

クルクミンの経口摂取によって
腸管でさらに強力な抗酸化物質に変化し、
腎臓がん、肺がん、大腸がんなど
がんの予防効果が期待されています。

あらゆる病気の原因のひとつが
酸化ストレスです。

クルクミンの抗酸化作用を
日常の食卓に取り入れていきたいと考えています。
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カレーは
トランス脂肪酸や酸化油脂で固められた
カレールーではなく
クルクミンやクミンなどのスパイスを使って
カレースープのようにしていただくのがオススメです。

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冬瓜

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とうがん、ブナピー、梅干し、藻塩をいれて、
今朝、スープを作りました。
白だし少々で風味をつけて味をしめます。
案外、冷房で冷えた足首などが気になるとき、
暖かい夏野菜のスープは良いものです。

冬瓜のスープ
こちらは、
とうがんと、ブナピーと、しじみスープの素を使ったある日のスープ。

ブナピーは、近所のスーパーで最近、よく目にします。
日本のホクト株式会社が開発した白いブナシメジの商品名だそうで、
登録商標されているそうですよ。

ブナピーには、血中コレステロールを低下させて動脈硬化を抑制する効果や、
免疫力の向上に有効な成分も確認されていると、
HPに書いてありました。

コレステロールは低下させるのではなく、
LDLコレステロールを酸化=悪玉にさせないことや
HDLとのバランス、
中性脂肪や体脂肪率が高ければ、そちらを減らすことが大事です。

免疫力は高めたいですね。

冬瓜は、
糖質もカロリーも少なく、
カリウムとビタミンCが多く含まれます。
ビタミンCは、
生の状態で100g中39mg
加熱しても100g中27mg
です。

カリウムは
加熱によって損失するミネラルですが、
冬瓜は、
生でも加熱しても100g中2000mgで変わりません。

カリウムは、夏場はとくに汗でも失われます。
外食や中食などで、
精製食塩(塩化ナトリウム)を摂取する人も不足しやすいです。
ストレスや慢性的な下痢、
コーヒーやお酒、甘いものもカリウムを減らします。
糖尿病の人も、欠乏しやすいミネラルです。

糖尿病の人で、
糖質制限はしていても、
外食が多く、
お酒を多く飲んで、
ストレスがある人は、
血糖コントロールは糖質制限でかなっても、
ミネラル不足は解消できないどころか、
拍車がかかるので、
ミネラル対策は必須です。

カリウムの不足は、
高血圧のほか、
無気力になる
心不全や不整脈をおこしやすくなる、
食欲不振や夏バテ、
力がでない、
手足のしびれ、けいれんなどがおこります。

カリウムは、
刻み昆布、おぼろ昆布などの海藻類。
するめ、さわら、かつおなどの魚類。
大豆、納豆、枝豆などの大豆製品。
トマト、アボカド、イモ類、ほうれん草、メロンにも
比較的、豊富に含まれます。

最後に。
本日のなたやん。
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ごきげん真横〜〜に寝ています(笑)

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災害時の栄養管理


熊本地震から1週間、
飛行機、電車などの交通機関への影響が解消されつつあるようです。
民間の宅急便を利用すると、
避難所に避難する方へ直接、
荷物を届けていただけるそうです。

避難所での食事は、
どうしても手軽にカロリーが確保できる
おにぎり、菓子パン、乾パン、カップ麺など、
血糖を上げる食事、
つまり、糖質に偏ったものになりがちです。

そろそろ食料の確保ができるようになるならば、
日持ちし、
腐敗の心配も少ない
魚の缶詰から、
たんぱく質、ビタミン、ミネラル、オメガ3など
必須アミノ酸と必須脂肪酸など必須栄養素を確保できたら理想です。

缶詰は骨ごと食べられるため、
肉と違って、カルシウムやマグネシウムなど
ミネラル確保がしやすいのも特徴です。
カルシウムは精神のいらだちを抑え、精神安定にもはたらきます。

また、
ストレスの多いときや、
狭い場所で過ごすことでできやすい
血栓対策にも、
肉ではなく魚の脂肪酸=オメガ3(EPA)は効果を発揮します。
EPAは、血液をサラサラにして動脈硬化や心筋梗塞を防ぎます。

EPAはを液体の油から摂取するには、
「アマニ油」も手軽です。
水と一緒に飲んでおくこともできます。


そして食物繊維も大事です。
腸内環境を良くしておくことは、
慢性ストレスと疲労の連鎖を予防、解消するために重要です。

たとえば、
災害によるストレスは、
胃腸機能を低下させ、
腸内細菌叢の乱れを引き起こしやすくなります。
すると、
食品添加物や環境化学物質、微生物、薬物など
現代社会をとりまく、さまざまな生体異物を、
排泄しづらく、
吸収しやすくなり、
その結果、肝臓に負担がかかり、
解毒機能が落ち、
疲労という流れにも繋がります。

食物繊維は腸内細菌の餌となり、
腸内細菌叢を整えるために役立つだけでなく、
大腸で短鎖脂肪酸を生成し、
エネルギー源となるほか、
短鎖脂肪酸自体に、
肝臓の解毒能力を上げてくれるはたらきがあります。

食物繊維の豊富な食品の中で、
生鮮食品である野菜が手に入りにくいときには、
海藻がおすすめです。
海藻は乾物で手に入ります。
焼き海苔は、そのまま食べることができます。
カットわかめやとろろこんぶは、
お湯やお汁が使える環境であれば、具として入れることができます。
水が使えるようになったら「がごめ昆布」もおすすめです。
比較的少量の水でめかぶ昆布のように戻すことができます。
そして食物繊維の中でも、
海藻に豊富な不溶性食物繊維が、
短鎖脂肪酸を生成しやすく、
また、
おにぎりやパンなど糖質の多い食事の旅に上がる
血糖の上昇をゆるやかにしてくれるはたらきもあります。

ストレスや疲労で需要が亢進する栄養素は、
1)タンパク質、
2)ビタミンB群、
3)マグネシウム、亜鉛などのミネラル、
ビタミンCです。

1)2)3)は魚の缶詰と海藻の乾物から確保し、
ビタミンCはサプリメントを有効活用できたら理想です。

そのような支援が行えるよう、
災害時の栄養も、
量から質へそろそろシフトも考え、
今、できることから尽力できたらと思っております。

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金沢で糖質オフ

北陸新幹線に乗って、
金沢へ来ております。

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金沢駅、かっこいいです。
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本日、これから
「女性の未来は食事で変わる!」
として、
糖質オフ&栄養療法を取り入れられておられる
金沢の医療機関および
医師の4名の先生方と共催で、
講演会で糖質オフの実践についてお話しします。

投薬に頼りすぎず、
食事、つまり栄養でもって
根本治療を行う、
という栄養療法は、
いまや全国850の医療機関に導入され、
あらゆる診療科で治療効果が出ているとして
注目されています。

前半は、
日本における栄養療法の第一人者
新宿溝口クリニック
溝口徹先生のご講義をいただき、

後半、
新宿溝口クリニックの栄養カウンセラーの
定真理子先生から
女性に必要な栄養素の話をご講義いただきます。

大柳は、
糖質制限食の実践について
おはなしさせていただきます。

糖質(主食)でお腹いっぱいにならなくても、
金沢にもおいしいものが盛りだくさんでしたよ。
なんといっても、
日本海のお魚。

写真は、昨夜のランチ。
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朝取れ能登の煮魚盛り合わせ。670円。
とあったので、
能登の焼酎と一緒にオーダー。
すごいボリュームです。
そして、おいしい!

金沢おでんも、
能登牛も、
選べば
糖質でお腹いっぱいにならずに
おいしく栄養摂取できますね。

また改めてご報告します。

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日光浴と乾物とビタミンD

昨日、今日と、
東京は久しぶりに日が差しています。

3月後半、春本番の暖かさの中、満開の桜を楽しんで一転、
4月に入り、急に冬に逆戻りの寒さと曇り空の天気が続いていて、
東京では今月上旬の日照時間が平年の47%にとどまり、
これは1961年以降で最も少ない記録なんだそうです。

こんなときはビタミンDの摂取を心がけましょう。
美白ブームで、
陽にあたらないようにしている人も、
食事からビタミンDの摂取を心がけたいものです。

ビタミンDは、
カルシウムのバランスを整え、
骨の健康を保つのにはたらきます。
また最近では、
ビタミンDの免疫力アップ効果や、
ガンや糖尿病、
自閉症に有効かもしれないという報告もされるようになってきています。

人がビタミンDを得るには2つの方法があります。
食べ物から摂る方法と、
日光を浴びて紫外線にビタミンDをつくってもらう方法です。

太陽のエネルギーは、
生命に大きな恵みを与えてくれていることを実感しますね。

ビタミンDの不足は、
くる病など骨の健康に悪影響が出るだけでなく、
網膜に当たる太陽の光量が減ることで、
「冬季うつ」と言われるように、
脳の神経伝達物質であるセロトニンの合成が減り、
気分の落ち込みのほか、
寝ても寝ても眠い、
糖質の過食が特徴的な症状として現れるそうですよ。
http://www.newsdigest.de/newsde/column/doctor/4764-sonnenscheindauer.html

ちなみに、
国立環境研究所と東京家政大学の研究チームは、
成人の1日のビタミンD摂取量の指標とされる5.5 μgを
食べ物ではなく
すべてを体内で生成するとした場合に必要な日光浴の時間を、
札幌、つくば、那覇のそれぞれで計測。

その結果、
紫外線の弱い冬の12月の正午では、
那覇で8分、
つくばでは22分の日光浴で必要量のビタミンDを生成することができるものの、
緯度の高い札幌では、
つくばの3倍以上の76分日光浴をしないと
必要量のビタミンDを生成しないことが判ったそうです。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2013/20130830/20130830.html

紫外線による皮膚ガンやしみやしわも気になるところですが、
曇り空が続いた後の晴れ間の
貴重な太陽のエネルギーは、
上手に活用したいものですね。

ビタミンDの豊富な食材に
干ししいたけがありますが、
生しいたけ100gあたりビタミンD、約2μg
に対し
干ししいたけは100gあたりビタミンD、約17μg
にもなります。
しいたけに含まれるエルゴステロールが
紫外線によってビタミンDに変わるためです。

もちろん、これは、「天日干し」の話ですが、
電気やガスなど機械で乾燥させている干ししいたけも、
天日干しのしいたけも、
干ししいたけは、
使う前に2〜3時間日光に当てることで、
ビタミンDを増やせます。
保存方法なども詳しく解説されているサイトをみつけましたよ。
http://sugimoto.co/aboutshiitake/tsukaikata/hozon.html

乾物では、
干ししいたけのほか、
乾燥きくらげもビタミンDは豊富です。

そのほか
ビタミンDが豊富な食品は魚全般です。
100gあたりの重量で、
ビタミンDを摂取しやすいのは、
乾物より、
ダントツ
魚です。

ビタミンDは
適度な日光浴のほか、
食品から摂るなら、
魚をしっかり確保。
そして、
干ししいたけ、乾燥きくらげなど
買い置きできる食材からもコツコツ
と覚えておきましょう。

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