管理栄養士のローカーボ・キッチン

受験生の食事

おにぎりだけ、
食パンと牛乳だけ、
おやつにお菓子、
のどが乾いたらジュース、
など、
糖質に偏った食事は、
育ち盛りの子どもにも良くありません。
今日は、
成長期であり受験や勉強などで脳を使う
子どもの食について考えてみます。

1)
脳細胞そのものを作り、
情報伝達を促す栄養素は
「アミノ酸」。
肉、魚介、卵、大豆製品を組み合わせながら、
たんぱく質系食品を毎食、しっかり摂ることが重要です。

6歳頃まで、
たんぱく質が極端に不足した食事で育つと、
IQが低くなるなど、
脳に深刻な問題がでるとの報告もあります。

2)
脳の血流をうながし、
集中力を高める、脳にのって重要な栄養素が
「DHA、EPA」。
とくにDHAは、記憶をつかさどる
海馬に多く存在することがわかっています。
魚をしっかり食べる事が大事です。

3)
以外に忘れられがちな大切な栄養素が
「鉄」。
脳に酸素を運ぶために欠かせない栄養素です。
育ち盛りの子どもは、
部活動や野球やサッカーなど
運動をしているケースが多く、
それでなくても、
育ち盛りで血流がぐんと増える時期なのに、
そこに、激しい運動で汗による鉄のロス、
足の裏の刺激による物理的な赤血球の破壊など、
鉄不足に陥りやすい時期なのです。

そして、子どもを貧血にしないためには、
胎内にいるときのお母さんが貧血にならない注意が必要です。
胎内にいるときに母親が貧血だと生まれてきた赤ちゃんにも
鉄不足の影響がでると言われています。
数学や読書力、運動能力が劣るという報告のほか、
こわがりな性格や、
うつな傾向がみられたということです。
鉄の豊富な食品は、
動物性のたんぱく質です。
赤身のお肉や魚、貝類などにも鉄は豊富です。
ビタミンCといっしょに摂ると、
鉄の吸収率はアップします。
ブロッコリーやピーマンなど、
ビタミンCが豊富な野菜をおかずにたっぷり添えて、
柑橘系の果物を食後に食べるなどもおすすめです。

4)
そして、脳を動かすエネルギーは
「糖質」。
育ち盛りで、肥満がなく、
運動もし、勉強もする時期、
つまり、体も脳もエネルギーが必要な時期は、
たんぱく質や脂質からエネルギーをまかなうより、
糖質からエネルギーをまかなう方が効率的です。

柑橘系の果物はビタミンCが摂れます。
野菜の糖質も、子どもの場合、気にせず、
むしろ積極的に摂り入れると、
ただの白米よりは、
たとえば、
かぼちゃであればβカロテンも、
トマトであればリコピンも摂れます。
サツマイモやジャガイモも、
ビタミンCが豊富です。
ごぼう、れんこんなど食物繊維で
腸内環境を整えることもできます。

その他、
全粒パスタや10割そばなど
ミネラルも豊富な麺類もおすすめです。

清涼飲料水や菓子類、
ショートニングやマーガリンが使われたパンなどは
避けた方が無難です。
とくに市販のパンの多くは、
小麦粉の農薬も心配なので、
注意したいですね。

農薬や添加物の少ない、
ナチュラルな食材にも気をつけられたら
安心かと思います。

たんぱく質系食品に、
野菜、海藻など食物繊維を添え、
脳とからだの材料をしっかり確保した後、
効率よいエネルギーとして
糖質を組み合わせるのが、
肥満がない、
からだも脳もフル回転の子どもにはおすすめです。

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筋トレで痩せる?

筋トレにつきまして、
このような本も監修しておりますので
ご紹介です。

「DVDつき
腹を凹ます糖質制限+トレーニング
1日3分の自宅トレーニングと正しい糖質制限
最短期間でキレのある体に」
(主婦の友社)

わたくしは、
元来の運動嫌い、
とくに筋トレ嫌いでしたので、
自宅でやろうと思っても、
つい、怠けてしまうので、
ジムに通いはじめました。

ここ数年、
体重計の筋肉量が、
「少ない」
を示すようになってしまいましたし、
骨密度も、
実年齢よりは高いのですが、
それでも20代のころから比べたら、
格段、落ちています。

ダイエットに加え、
アンチエイジングのためにもと、
筋トレをはじめたいと思うようになったのですが、
わたしの場合、
会費を払ってジムに通う事で、
会費がもったいなくて、
怠けたくても怠けられない環境づくりに自分で自分を追い込みました(笑)

ちなみに、
筋トレすれば痩せるか、
というと、
事はそう単純ではないと思います。


すでに肥満がある方は、
やはり、
食事制限も必要です。
カロリーを摂りすぎない、
糖質制限食を実践しないと、
筋トレだけでは痩せにくいと考えられます。

ウオーキングや日常、常に体を動かすなどして、
有酸素運動も取り入れて、
消費カロリーを増やすことも大事かと思います。

とくに、
筋肉量が少なく、
肥満がある方は、
筋トレ&有酸素運動に加え、
たんぱく質や脂質は摂取できる
糖質制限食を取り入れると、
健康的に体脂肪を効率的に落とせると思います。

とくに、
中年以降は、
放っておくとどんどん、
筋肉量が落ちる=基礎代謝が落ちるので、
太りやすく=体脂肪が増えやすくなるので、
食事制限だけでなく、
筋トレ&有酸素運動を取り入れる方が良いと思います。

筋トレは、
自宅で腕立て伏せや腹筋など、
有酸素運動は、
ウオーキングに行くとか、
自分でもできると思います。

自分でやるか、
ジムに通うか、
は、
個人のキャラクターや生活環境などによって、
選択することになるのでしょうか。

わたくしのように、
環境に追い込まないと怠けてしまうタイプには、
ジムはおすすめかもしれません(笑)

それと、
ジムで、
トレーナーについて
筋トレを行うと、
鍛えないといけない怠けた体の部位ほど、
知らず知らずのうちに、
かばおうとしてしまうようで、
これは自分でやっていても分からないことでしたね。

わたしの場合、

上半身は背中、
下半身は内股、
を、
つい、
かぼう=怠けているようで、

また、あご、でてますよ!
とか、
また、ももが外に広がってます!

と、
かばった結果の良くない体の動かし方を、
いつも注意されてしまいますね〜、、。

楽しみながら、ずっと続けていきたいと思います。

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コレステロールと食べ物

コレステロールについて、
質問を頂きましたので、
まとめてみたいと思います。

コレステロールが高いとき、
動物性の油脂や、
コレステロールを含む食品を控えるべきか否か。

まず、
コレステロールが高い方の原因は、
主に2つあると考えられています。

1つは、
「家族性高コレステロール血症」といわれ、
遺伝的にコレステロールを利用しにくい体質を持っていることです。
動脈硬化や心臓病を起こしやすいといわれ、
注意が必要です。
こういう方は、
コレステロールを多く含む食品の摂取を控える必要があります。
今ではコレステロールの低い調味料なども出ているようなので、
そういう市販品も上手に取り入れると、
味覚や嗜好を満足させながらの食生活が長続きできるかもしれません。

しかし、この、
遺伝的にコレステロールを利用しにくい体質を持っている方より
圧倒的に多いのは、
もう1つのタイプです。

「血液中の活性酸素が多い方」です。

血液中の活性酸素が多いと、
コレステロールが酸化して利用できなくなり、血管壁にたまります。
その結果、細胞はコレステロール不足になるので、
コレステロールを合成するようにと指令が出て、
さらにコレステロールが上昇、
でも利用できない、
すると上昇、
でも利用できない、、、、
という悪循環のパターンです。

こういう方の場合は、
食べ物のコレステロールを減らすよりも、
抗酸化ビタミンを摂取し、
酸化を防ぐことが大事です。

抗酸化ビタミンは、
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEです。

ビタミンAは動物性たんぱく質系食品にしか含まれません。
レバー、うなぎなどです。
ただし、ビタミンAは、
緑黄色野菜のβカロテンを摂る事でもまかなえます。
βカロテンが必要に応じて必要量、
体内でビタミンAに変わると言われています。
緑の濃い野菜を、
毎食、たっぷり添えましょう。

ビタミンCは、
新鮮な柑橘系果物や新鮮な野菜に含まれます。
ただし、コンスタントに毎食、
そのような食事が摂れない方は、
サプリメントでの摂取をおすすめしています。
わたくしも家族も、
ビタミンCはサプリメントで摂っています。
ビタミンCは常に体内で一定の濃度あるのが効率的なので、
毎食後、など、コンスタントに摂取するようにしています。

ビタミンEは、
魚をしっかり食べることです。
種実類にもビタミンEは豊富ですが、
種実類は食べ過ぎやすく、
肥満がある方や運動不足の方は、
単純に食べ過ぎによって
消費カロリーを摂取カロリーが上回りやすいので注意が必要です。

油脂は、
サラダ油のような植物性の油より、
ラードやバターなど、動物性の脂の方が
からだに良いことが指摘されています。

「本当は危ない植物油」という
奥山浩美先生の著書の中では、

液体でとるなら、えごま油。
基本、調理には、ラードやバターを使用し、
もっとも良いのは魚油だと。
つまり魚をしっかり食べることが大事なようです。

我が家では、
バターもラードも、
最近は、
オリーブ油もほとんど使いません。

痩せのある
中2の娘にだけは、
バター炒めや、
えごま油、オリーブ油をサラダにまわしかけるなどで、
エネルギーと必須脂肪酸の確保につとめています。

が、基本は、
魚をしっかり食べることで
必須脂肪酸を確保するようにしています。

また鯖〜、
と娘の声が聞こえてくるようですが、
ハレではなくケの食事とはそういうものだと、
あきらめてもらうしかありません。

そして、
閉経後の女性が、
コレステロールが高くなるのは生理です。
女性ホルモンや骨粗しょう症との関連で話題の
ビタミンDの前駆物質(前の段階の物質)の材料がコレステロールだからです。

減っていく女性ホルモンのかわりに、
せっせとコレステロールを合成して
閉経後のからだを守ろうとしているのですね。

肥満があり、
家族性コレステロール血症でない方で、
コレステロールが高い方は、
抗酸化に努めるとともに、
やはり、
肥満を解消することが大事です。

肥満解消には、
糖質制限です。

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食品の選び方

読者の方から、
調整豆乳について、
ご質問を頂きました。

> 質問させてくださいm(_ _)m豆乳についてなのですが糖質制限では無調整豆乳が良いとされていますが.先日.コンビニで見た調整豆乳は200ミリあたりカ-ボが4.2と低く.牛乳よりも低い印象を受けました。血糖値の上昇も気になりますが調整豆乳について先生のご意見教えてくださいm(_ _)m

豆乳について、ですね。

わたくしは、
調整豆乳の場合、
糖質量より、
原材料に植物油が使われているか否かで、
で判断しています。

調整豆乳の場合、
こめ油など、
植物油が添加されるものが多いようです。
口当たりがなめらかになるためかもしれません。

しかし、植物油(リノール酸)は極力、摂りたくないことと、
植物油が使われた加工品は、
その油が酸化している可能性も少なくないので、
植物油が使われていたら、
糖質が低くても調整豆乳は使いません。

もし、コンビニなどですぐに調達するしかない場合、
調整豆乳しかなかったら、
まだ、糖質は高くなっても、
ただのトマトジュースを選ぶかもしれません。

最近、ふすまを使った、
糖質が比較的、低いパンも
コンビニにあるようです。

しかし、
そのような糖質オフをうたった商品だけでなく、
すべての商品を選ぶとき、

糖質が高いか低いかという
「糖質のステージ」に加え、

酸化植物油が入っているか否か、
あるいは、
ショートニング、マーガリンなどトランス脂肪酸が入っているかという
「脂質のステージ」を見比べながら、
選ぶようにしています。

優先順位としては、
めちゃくちゃ糖質が高いものなら別ですが、
脂質の質>糖質の量
で選んでいます。

たとえ、ふすまを使った糖質が低いパンでも、
そこに、ショートニング、マーガリンが使われていたら、
まだ、
ただの小麦粉と水と塩で作られた
バケットを1切れ、頂くほうが
体に良いのではないかと考えています。

食品添加物もしかりです。
加工品には、
ブドウ糖果糖溶液、人工甘味料などの甘味料をはじめ、
マーガリン、トランス脂肪酸などの油脂、
保存料や発色剤などが使われるケースが少なくないので、
どうしても、その食品(加工品)しか使いようがない状況のとき用にとっておいて、
自宅で食事ができるときなどは、
できるだけ、
シンプルな調理と調味で乗り切っておきたいと思っております。

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モスの菜摘バーガー

なつみ


昨日、筋トレ日。
たいてい
翌日はものすごーい筋肉痛で、
これが数日、続くのですが、
今朝も、ものすごーい筋肉痛。
いかに今まで怠けてきたか、
文字通り痛感しております。

さて、写真の
モスの「菜摘バーガー」。
期間限定の発売から、
かなり時間が経ったので、
もうやっていないかと思ったら、
やってますね。
まだ。
そのまま定番になってくれるといいのになあ。

バンズパンを使わなくても、
糖質10g。
調味料やトマトなどの野菜からも、
糖質はある程度は摂れますね。

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インスリンと運動と筋力

今日は、
「ヒューマン・ニュートリション」(医歯薬出版)
から、
インスリンのはたらきをまとめてみます。


インスリンとは、
膵臓β細胞で生産されるペプチドホルモンです。
主に、食後の血中グルコースの増加に応答して分泌されます。

つまり、
主に、インスリンは、

食後の血中グルコースが増加した際

食事で糖質を摂取した歳

血糖値が上がった際、
に分泌されます。

そして、
このインスリンのはたらきとして、
骨格筋のたんぱく質合成を促進し、
筋肉と肝臓のたんぱく質分解を抑制するとされています。

しかも、このインスリンの効果は速やかで、
研究では、
成長期のラットにインスリンを注入すると、
数分以内に、
筋肉たんぱく質合成を促進することが分かっています。

なかでも、
分岐鎖アミノ酸のロイシン、イソロイシン、バリンは、
インスリンと同様の効果を誘発する、
と言われています。

ここまで、
ニューマン・ニュートリションから、
まとめてみました。

さらに、お世話になっているドクターにご教授頂いたところ、

「ロイシンと血糖コントロールについては、
ロイシンが
骨格筋において
PI-3→PKC→GLUT4 というインスリンとまったく同じ経路で
GLUT4を発現させることも分かりました。
ということは、
ロイシンはインスリンを介さずに筋に グルコースを
とりこみグリコーゲン貯蔵も促進することになります。」

つまり、
糖尿病でも、低血糖症でも、肥満の方でも、
血糖コントロールを良好に保つ=生活習慣病を予防・改善するためには、
筋量を増やすことが大変重要である、ということです。

ただし、
糖尿病であれ、
肥満解消であれ、
食事量=たんぱく質やビタミン、ミネラルがしっかり摂れ、
消化吸収能力もあり、
栄養状態が良い方はともかく、
小食であったり、
栄養状態が悪い方が
食事もままならないうちに、
筋トレに励んでしまうと、
逆に、
体たんぱく質の異化が促進され、
病態が悪くなることもあるので注意が必要です。


まとめ。

●インスリンは、
たんぱく質とともに、
筋力アップに一役買っている。


●筋力アップのためには、
運動前
1)
ある程度のインスリン分泌を促す糖質を摂取して、
しかも、たんぱく質といっしょに摂取して運動するのが効果的。

な場合と

●インスリンと同様の効果を誘発する、
分岐鎖アミノ酸のロイシン、イソロイシン、バリンを含む
食品(動物性たんぱく質系食品)を摂取して運動するのが効果的。

な場合があると考えられる。


●糖尿病なのか、
肥満があるのか、
肥満がなく筋力をキープしたい方なのか、
痩せで筋力をアップしたい方なのか、
アスリートなのか、などによって、
1)
の、
ある程度の糖質量が、
どの程度の糖質量なのか、
考察していく必要がある

●病態にかかわらず、
栄養状態が悪くない方にとって、
運動=筋力アップは非常に重要である。

ですね。

よく、
糖質制限食では、
センセーショナルに、
運動不要!
みたいな文字ばかりが目立ちますが、
江部康二先生の本にも、
しなくても良いが、
したほうが良いとは書いてあるのですが、

わたくしも、
したほうが良いと思います。
しないより、
したほうが良いと思います。

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糖質を、何から摂るか

糖質制限食は、
摂取した糖質の量に比例して血糖値が上がる糖尿病の方にとっては、
摂取する糖質の量をコントロールすることで、
どのくらい食後の血糖が上昇するかが目安としてわかるので、
お薬を飲むか、飲まないか、
あるいは、
お薬やインスリンの量をコントロールしやすく、
薬に頼りすぎない食事療法としては、
有効かと思います。

事実、
我が家の糖尿人は、
糖質制限食をはじめる前、空腹時血糖値は230mg/dlでしたが、
糖質制限食をはじめて1年後は、111mg/dl。
今年で糖質制限食を続けて6年になりますが、
今も、100前後をキープしています。

勤務するクリニックの患者さんのデータもみなさん、
同じような傾向です。

しかし、我が家の糖尿人は、
今も
お刺身やお肉のおかず、野菜や海藻などおかずだけを食べると、
食後血糖値はほとんど上昇しませんが、
ざるそば1人前食べるだけで、
食後血糖値は200mg/dlを超えます。

このように、
摂った糖質の量に比例して
合併症にすすむ程の高血糖を起こしてしまう糖尿病の方にとっては、
今、目の前にある危機を防ぐ意味でも、
糖質の摂取量を調整していくことは
重要な選択肢のひとつかと考えています。

糖尿病を発症するのが50代として、
平均寿命までの30年ほどを、
長期ととらえるのか、
短期ととらえるのか、
考える必要がありますが、
今日の昼食も、
今日の夕食も、
と、
毎食、毎食、
食後血糖値が200mgを超える糖質たっぷり食では、
毎食後、毎食後、
毎日、よほど運動をしない限り、
糖尿病の方の血糖コントロールは難しいです。

運動、
とくに筋肉量を増やす運動は、
大事だと思います。

今後、
運動も含め、
糖質を制限するだけでなく、
他、どんなこともあわせて気をつけていかなくてはならないのか、
さまざまな角度から検証する必要があると感じています。

油脂の摂り方。
たんぱく質の摂り方。

場合にによっては、
糖質からエネルギーを摂らざるを得ない場合、
どんな糖質を摂るのか、
の考察も必要です。

糖質を、何から摂るのか。

糖尿病の方の場合は、
糖質制限食で、
その後の空腹時血糖値や食後血糖値がコントロール良好で、
肥満がなく(解消され)、
その他の脂質代謝の数値など生化学検査のデータが正常であれば
糖質をあえて摂る必要はないと考えますが、

痩せがある、
肥満がない、
血糖調整に異常がない方で、
育ち盛りの子どもや、
日常的に運動をされている方、
アスリートなどは、
糖質から効率的にエネルギーを摂取することも考える必要があると思います。


「グルコースを遊離しやすいデンプンや糖は、
血漿グルコースおよびインスリン濃度を上昇させるが、
これらの急激な上昇は糖尿病、
冠状動脈疾患、がんさらに老化等、
多くの点で健康を害することがわかっている」
と、
英国の栄養学の教科書
「ヒューマン・ニュートリション」の
炭水化物の頁に記載されています。

であるならば、
どうせ、
糖質を摂るならば、
精製された穀物や砂糖たっぷりの菓子や、
ブドウ糖果糖溶液などの甘味料が使われた清涼飲料水ではなく、
十割そばや全粒パスタ、
玄米ごはん、ライ麦パンなどの穀物をはじめ、
かぼちゃなど糖質の比較的高い野菜から
糖質を摂取するという手もあります。
それらには、
精製された糖質食品にはない、
食物繊維やビタミン、ミネラルも確保できるからです。

糖尿病なのか、そうでないのか。
肥満があるのか、ないのか。
痩せがあるか。
糖代謝以外の生化学データ。
年齢、生活活動強度など。
これらを総合的に判断しながら、
P(たんぱく質)F(脂質)C(糖質(炭水化物))を
量と質の両面からのアプローチした考察が
今後、必要ではないかと考えます。

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残暑お見舞い申し上げます

いや〜、暑い日が続いていますね、、。

みなさま、
何卒ご自愛下さいね。

こんな暑い夏は、
冷たいそうめんや冷や麦で、
簡単に食事をすませたくなりますが、
そんなことをしていては、
糖質の過剰摂取というより、
栄養失調が心配です。

たんぱく質、ビタミン、ミネラルは、
肉や魚介、卵、大豆製品など、
たんぱく質系食品に豊富に含まれるからです。

わたくしが思う糖質制限食は、
糖質をとにかく徹底して排除する!
だけが目的ではなく、
現代人の、
安価で手軽な糖質食品にあまりに依存し過ぎる結果、
たんぱく質やビタミン、ミネラルなど
人体に必須の栄養素が不足を見直すこともあります。

もちろん、
我が家の糖尿人もそうですが、
糖質の摂取量に比例して血糖が上がる
糖尿病の患者さんは、
糖質制限食によって、
薬やインスリンの量は確実に減らせます。

乳製品は、
私は、あまり摂っていませんし、
最近は、
私の家族も、
そして患者さんにもお勧めしていません。

カロリーを摂りすぎやすいことと、
乳製品の作られた方も心配だからです。

発酵食品は、
納豆や自家製ぬか漬け、味噌などから摂取できます。

野菜や海藻を毎食、たっぷり添えることで、
腸内環境を整えるのに役立つ
食物繊維も摂れます。

ナッツの食べ過ぎも、
油脂の摂り過ぎにつながり、
結果、
カロリーオーバーにもつながりますので、
糖質制限しているのに
痩せない、
という方は、
目標の適正体重(体脂肪)になるまでの間だけでも、
乳製品とナッツをやめてみても良いかもしれません。

そして、何より、
中年以降の方は特に、
運動も大事です。
特に、中年女性の場合、
筋肉トレーニングで、
筋力と基礎代謝の低下を防ぐことも大事かと思います。

筋トレと、
有酸素運動を組み合わせ、
カロリーも少し気をつけながら、
糖質オフな食事を心がけると、
糖質制限してるのに体脂肪が減らない!
という方でも、
減りやすいようです。

最近、
暑い日でも私はあえて、
熱いスープを食べて、
発汗を促し、その後、
すぐにシャワーで汗を流すようにしています。

今朝は、
昨日の夕食の残りの
とうがんとえびの煮物を
スープの具にして、
そこに、
鶏胸肉(皮なし)を
薄くスライスしたものを50gほど加え、
火を通し、
最後に、
焼き海苔を1枚ちぎって入れて、
唐辛子ペーストとお酢をたっぷり加えた、
ピリ辛で酸っぱい
具だくさんスープを1杯、頂きました。

食べているときから発汗!
なので、食後、またすぐにシャワーで汗を流します。

そして、部屋中の掃除。
わざと這いつくばって床の拭き掃除などを30分ほど。

これでまた汗をかくので
すぐに、シャワー。

ジムに行かない日は、
こうやって、
できるだけ体を動かす生活を心がけはじめました。

なかなか、
気持ちいいものです!

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停電時の糖質オフ食

18時頃から、
関東は、
ゲリラ豪雨と、
すごい雷!

私の筋トレジムの帰りと、
娘の塾の時間との関係で、
早めに、
自宅近くの行きつけの焼き鳥屋で
娘と待ち合わせ、
私は、
鶏ささみをメインに、
さっぱりと、
早めの夕食をすませて帰宅したら、
すぐに、
吉祥寺も、
ゲリラ豪雨!

濡れずにすんだー
っと安心する間もなく、
ものすごい大きな雷の直後、
停電!

エアコンも、
冷蔵庫も、
電話も、
とまって使えなくなり、
こういう時に限って、
携帯の充電し忘れていて、
ヤバイ。

ラジオで情報を得ながら、
2時間近く。

一晩、回復しないかもしれないことも
考え、
近所のコンビニへ、
念のための、
電池、
携帯の充電き、
鯖缶を買いに。

帰宅したら、
電気ついてましたー。

やっぱり、
魚の缶詰は、
買い置きしておくと、
有事の際の
タンパク摂取に、
便利ですね。



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中華街で糖質オフ

中華料理は、
比較的、
高糖質料理が多いです。

麺やチャーハンなどの主食系は糖質たっぷりですが、
餃子、焼売、小籠包などの点心系も、
皮が小麦粉なので糖質高めです。

豪華な中華料理も糖質高めです。

まず、
肉や魚介に衣(小麦粉や片栗粉)をつけて、
いったん油で揚げて、
たっぷりのあん(片栗粉)でとじる、
という調理法が多く、
また、
ザラメや甘味料で
甘く、
もしくは甘酸っぱい味付けのものも、
糖質が高めとなります。

高級食材の
ふかひれ、あわび、なまこなども、
むしろ、
あんの方が多い?
というくらいです。

っが、
家庭料理のおかずは、
シンプルな調理法のものが多く、
糖質少ない傾向にあるようです。
そしてリーズナブル!

先日、
横浜中華街でみつけた、
糖質オフな料理。

台湾小皿料理系がおすすめです。


もやしと黄ニラの炒め。
空芯菜の炒め。

など、
野菜のシンプルな炒め物をはじめ、

砂肝の冷菜。
しじみのしょうゆ漬け。
いかのボイル香味ソース和え。
殻つき海老の素揚げ。
牛肉とピーマンの炒め物。
干し豆腐のサラダ。
たくあん入り卵焼き。
などなど。

小皿料理なので、
1人でも2〜3品頼めます。
大勢だと、あれこれ頼めて
もっと楽しめますね。

そこにウーロンハイでもあれば、
大満足です。

ちなみに、横浜中華街、今、

ビール&サワー系、
好きなものを3杯くみあわせて1000円

という
ポスターが店先に貼られているお店が目立ちました。

吞ん兵衛には嬉しいサービスですね。

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糖質制限食にたいする態度

先日、公私ともに親しい友人と、
フレンチを食べていました。

イカスミが練り込まれた
小さな一口サイズの
焼きたてのバケットが、
メイン料理が運ばれるちょっと前のタイミングで出されました。

メインのソースと合わせたく、
パンを一口、ちぎって頂きました。

それを見ていたもうひとりの友人が、
私がパンを食べる姿に驚いていました。

以前は、
絶対、口にしませんでしたので、
驚かれても当然ですね。

糖質制限食を実践した
2006年から7年経って、
「糖質制限食に対する位置づけ」というか
考え方が、
変わったと感じています。

この数年、
もやもやと、
糖質制限食に対する想いに、
変化が生じてきたことを、
もやもやと、
自分自身、感じていました。


それが、
ここ数日、
ひとつの言葉、想いとして明確にできました。

それは、
「主義」にしてはいけないのではないかという想いです。

私は、
糖質制限主義者ではありません。

私が糖質制限食を否定しないのは、
「テクニック」として利用できるからです。

糖質制限理論は、科学的に正しい理論です。

しかし、主義になってしまうと、
マルクス主義でもなんでもそうですが、
それが、どんなに科学的に正しくても、
ほろびてしまう危険性もはらんでしまうように感じています。

教条的になりすぎると、
宗教そのもので、
たとえば、
糖質を食べることは、
神に背いて、
罪を犯している感覚に陥ってしまうとしたら、
それは、なにか、違うとおもいます。

糖尿病なのか、
ダイエットなのか、
目的によって変わってくるとおもいますが、
糖質制限理論は、
ヒトの生理、代謝、栄養、つまり
科学的に正しい。
正しいけれど、
正しければいいというものではない。

ここが1番難しいところです。

我々は、
生化学の教科書のTCAサイクルでもなく、
試験管の中の試薬でもない。
論理的、科学的にどんなに正しくても、
したくないときもあれば、
できないときもある、
「人間」だからです。

私は、
糖質制限理論の科学的な正当性をふまえた上で、
主義者ではなく、
あくまで、
理論をおいしく利用する
技術者として、
病気になるほど、
肥満になるほど、
食べ続けない工夫でもって、
人間の食生活の本質を見失わず、
糖質と、
ときにはうまくつきあっていくことが、
大事だし、
それが私の糖質制限に対する態度なんだと、
断酒破りの横浜「シーガーディアン」のジンライムを皮切りに、
小さな横浜ひとり旅で考え、
横浜中華街「一楽」さんの
炭火焼チャーシューを1本、お土産に買って、
昨夜、帰宅しました。

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断酒破り、、

ただいま、
訳あって、

横浜そごうの
シーガーディアンで、


ひとり
ジンライム。

、、、、、。

やっちゃいました。
断酒破り。

あーー。
ごめんなさい。


でも、
ひとり、
横浜ベイブリッジを
ぼーっと眺めながらの
断酒破り、

気持ちいいです。

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果物の糖質量

「たゆたえども沈まず」

わたしの大好きな言葉です。

「たゆた」とは、
「心が不安で揺れ動き、定まらないでいるさま」という意味です。

いくつもの帆を張った船が描かれている
パリ・セーヌ川の水運組合の紋章から生まれた言葉だそうで、
現在では、パリ市の紋章にもなっています。

沈まないで、
漂っていれば、
流されても、
いつか、
目指すべき場所へ、
たどり着けるかもしれないから。

そんな想いを感じる、
味わい深い、
共感できる言葉のひとつです。


さて、
果物の糖質について、
コメントを頂きました。

みなさん、果物、食べてますか?

わたしは、もともと、果物は食べない生活でしたし、
今も、そうですね。
あまり、食べませんね。

娘の糖質=エネルギー摂取用に、
たまに購入します。
ただの白米から糖質=エネルギーを得るよりは、
たとえば、すいかを食べればカリウムが摂れますし、
たとえば、みかんを食べればビタミンCや、
甘皮に含まれるビタミンPも摂取できます。


果物は、全体的には、糖質は高めなので、
食べたいときは、
「糖質制限食ハンドブック」
http://www.amazon.co.jp/糖質制限食ハンドブック-食品の糖質量がひとめでわかる-大柳珠美/dp/4757221460
を参照頂きながら、
1食の糖質量を20g以内におさえることを目安に、
果物の種類、食べる量を調整しながら、
旬の味覚を楽しむのはいかがでしょう。

トランス脂肪酸や食品添加物たっぷりの
市販のお菓子を食べるより、
季節の果物から、
甘味を楽しむ方が安心かとも思います。

ただし、ジュースでは摂らない方が無難です。
液体という
吸収がよい形態で、
また、一度に、
大量に体内に入ってしまいやすいです。

そして、輸入果物は、
注意した方が無難なようです。
(輸入小麦粉もそうですけどね)

強力な防かび剤(OPPオルトフェニルフェノール)(TBZチアベンダゾール)や、
防腐剤、ワックス、農薬などが心配なケースもあるようです。

東京都立衛生研究所の研究員らが、
OPPを飼料に1.25%混ぜ、ネズミに食べさせた結果、
83%に膀胱ガンが発生し、腎臓障害も認められたとの報告もあるようです。

また、TBZを毎日ネズミに体重1kg当たり
0.7~2.4g食べさせたところ、
おなかの子供に
外表奇形と骨格異常(脊椎癒着と口蓋裂)が現れ、
催奇形性が確認された、
との報告もあるようです。


果物に限らず、
できるだけ、
良く作られた食品を選び、
良く作る食品の生産者を応援し、
その輪でもって、
良く作られた食品をどんどん増やしていけたらいいですね。

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吉祥寺 近所の内科医と我が家の糖尿人

しらふの真夏の夜は長く、
昨夜、
勤務するクリニックの看護師長さんにお借りしていた
「決壊(下)」
平野啓一郎さんの小説、
一気に読んでしまいました〜〜。

本を読みながら、
時計を見ると、23時過ぎ。
眠くて眠くて仕方なのですが、
クライマックスに向けて、
もうやめられません!!

で、就寝前だというのに、
交感神経↑↑↑な、
壮絶なラスト、、。


さてさて、
我が家の糖尿人は、
糖質を食べるときだけ、
「グルコバイ」「グルファスト」を服用していました。
最近は、
「グルファスト」なしで、
「グルコバイ」だけで、
血糖の上昇がおさえられるようになりました。

薬がなくなると、
近所のM医院へ行っていました。

糖尿病ということで、
その都度、採血するのですが、
結果はHbA1cも空腹時血糖も正常です。
糖質制限してますからね。
当然です。

すると、
M医師は、
なんで、君は、ちゃんと3ヶ月おきに診察に来ないのか。
なんで、正常値の君が、
「グルコバイ」「グルファスト」が必要なのか、
と、
毎回、こうくるわけです。

で、毎回、
糖質制限をしているから正常値なんです。
糖質を食べると血糖値は200mgは軽く超えるんです。
と、
だから、糖質を食べるときだけ、
血糖を上げないように、
お薬が必要なんです、
と、
お薬は、糖質を食べるときしか飲まないので、
毎日、飲まないので、
3ヶ月分もらっても減らないので、
現にグルファスとは余っているくらいなので、
3ヶ月以上、間が空いてしまうんだと、
毎回、こんな説明してるそうなんですね。

ところが、医師は、
「そんな薬の出し方はしないんだけどな」
と、
毎回、こうきます。

え?
そんな薬の出し方をしてるのが、
先生ではないんですか?
今の糖尿病学会ではないんですか?

M医院に貼ってある糖尿病教室のポスターには、
ごはんをしっかり食べる
バランスの良いカロリー制限食をすすめています。
ごはん=糖質を食べるから、
血糖が上がるから、
だから、血糖を下げる薬を出すわけですよね?
なのに、なぜ、我が家の糖尿人だけ、
ごはんを食べて血糖が上がったときのお薬を出すのが普通でないんですか?
っと、隣にいたら、突っ込みたくなります。
で、
「わたしも、今度は、いっしょに行く!わたしが説明する!!」
と言えば言うほど、
我が家の糖尿人は、
わたしがくれば、
「絶対、あなたは医者と喧嘩になるからだめだ!!」
と、
猛反対。
「喧嘩なんかするわけないじゃん!!」
っと、
医者と喧嘩どころか、
彼と大げんか、、の始末、、。

どうしたもんかの末、
近所の、
W医院へ行ってみるよ、
だめもととで、
ということに。

それがだめなら、
面倒でも、
五反田のわたしが勤務するクリニックまで
通うしかないねと、
まずは一昨日、W医院へ。

W医師いわく、
「あ〜糖質制限されているんですね」
と、
糖質制限を知っていました!

で、W医師は
「日本糖尿学会がまだ認めてはいないんだけど」
との前置きがあったうえで、
血糖コントロールだけでなく、
その他の生化学検査データも良い結果、
糖質制限食に好意的で、
糖質を食べるときだけの
「グルコバイ」を処方して下さったとのこと。

いや〜
これで医師と患者家族
もとい、
家族間のけんかの種がひとつ減り、
めでたし、めでたしな最近の出来事でした。

それにしても、
先日のセミナーに参加頂いた方からの
お悩みでもお聞きしましたが、
かかりつけの医療機関や医師との関係が、
住まいに近い地元にあるのは心強いのですが、
こっそりと糖質制限をされている結果コントロール良好な糖尿人が、
糖質制限に理解のない地元の医院、医者との良好な関係を保つのは、
ややこしいことですね〜。

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カロリーハーフソース

コメントを頂いた読者の方から、
ご教授頂きました。
こんなのもあるんですね!

「有機野菜使用糖類カロリーハーフソース300ml糖質50%カロリー50%塩分20%カット!」
(ブルドックソース)

栄養成分成分表示 (大さじ1杯15mlあたり):
エネルギー10kcal、タンパク質0.1g、脂質0g、
糖質1.6g、ナトリウム254mg
原材料:
野菜(トマト、たまねぎ、にんじん)、醸造酢、
エリスリトール、砂糖、食塩、澱粉、酵母エキス、香辛料

なんだか、小売り商品にも、
カロリーオフ=糖質オフの波が一気に押し寄せているような。

お味がどうか、ですね。
でも、スーパーで買える手軽さは嬉しいです。
機会があったら早速、購入してみたいと思います!

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