管理栄養士のローカーボ・キッチン

更新が、、

山菜の話から、
バタバタとしておりまして、
昨日、
帰国。

フランス・パリにおりました。

若い頃、
はじめての旅が、
パリのはずれの安いアパートを借りての、
1ヶ月足らずの貧乏1人旅でしたので、
パリは、それ以降も、やはり好きで、
今回は久しぶりの旅でしたが、
20年ほど前の、
懐かしいアパートや、
懐かしいお店や通りがそのままで、
しかし、
当時は、
挨拶の度に、
わたしはマドモアゼル、
だったのに、
今回は、
マダムになっていたところに、
時の流れを感じました、、。


水代わりのワイン、
チーズやバターなど飽和脂肪酸の摂取、
肉や魚介、卵など、動物性たんぱく質の摂取。

フランスの食事の一部ですが、
「フレンチパラドックス」
http://ja.wikipedia.org/wiki/フレンチパラドックス
という造語があるほど、
フランスの食事から考察した結果、
冠状動脈性心臓病に罹患率が
比較的低いことが観察されているそうです。

実際、
朝でも、ワイン飲みます。

もちろん、昼も、夜も、
ワインは料理に欠かせません。

卵3〜4個は使ってそうなオムレツ。

300gはありそうな赤身ステーキ。
付け合わせの、
フライドポテトの量は大量です。

チーズは安い!
輸入関税を、実感。

料理を注文すると、
バケットは必ずついてきますが、
お腹を膨らますものではなく、
あくまで付け合わせ程度。

バケットは、水と小麦粉と塩のみで作られるパンです。

クロワッサンも好まれますが、
クロワッサンは、生地の半分をバターが占める結果、糖質は低め。

食事のデザートは、
もれなくは、
ついてきません。

街中、
チョコレート屋さん、
をよく目にします。

詳細は、また後日、改めて!

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山菜の糖質量

先日のブログで、
ふきをご紹介しましたので、
ついでに、
ふきをはじめ、
山菜の栄養価を調べてみました。

結論。
どれも糖質、低いです。

まず、
ふき(茹で)100g、糖質量0.8g

ぜんまい(茹で)100g、糖質量0.6g

わらび(茹で)100g、糖質量0.0g

うど(水さらし)100g、糖質量1.8g

ふきのとう(茹で)100g、糖質量2.8g
※100gも食べることはないですけどね、、。

そして、
たけのこ(茹で)100g、糖質量2.2g

となります。

山菜の苦みは、
ポリフェノールによるもので、
抗酸化成分も期待できるそうですよ。

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春眠暁を覚えず 2

春眠暁を覚えず。
春の眠りの心地よさは
夜の明けるのにも気がつかないほど。

なぜ、「春は眠気がとれない」のでしょうね。

この後、
科学的に考察してみたいと思います。

の、
前回ブログ記事の続きです。


冬から春への寒暖の差など、
身体の各器官の動きが活発化するとなると、
エネルギー必要量が増します。

脂質や糖質など
栄養素からエネルギーを作り出すときには、
さまざまなビタミンB群が必要です。

ビタミンB群の不足は、
エネルギーを作り出しにくくなり、
疲れやだるさ、そして眠気を招く可能性があります。

そして、もしかしたら、
流通が発達した現代社会では、
真冬でも、
お肉もお魚も卵も定期的に摂取することができますが、
そうではない自然環境に閉ざされた、
ある意味ナチュラルな流通状況の中、
真冬の食料源を、
貴重な保存食などでしのいでいるとしたら、
春を迎える頃には、
若干の栄養失調気味になる可能性もあります。

ビタミンB群は、
動物性たんぱく質系食品に豊富です。

肉や魚介です。
特に、魚介とレバーがあれば、
たいていのビタミンB群が確保できます。
(ちなみに、鉄や亜鉛などのミネラルも)

ビタミンB群だけでなく、
ここで、
興味深いのは、
春から初夏にかけて旬を迎える野菜には
葉酸というビタミンが豊富だという特徴です。

葉酸は、
菜の花、アスパラガス、芽キャベツ、
枝豆、ほうれん草、そらまめ。
果物では、いちごに豊富です。
ホタテ貝にも葉酸は豊富です。

でも、もっとも葉酸が豊富な食品は、
やはり、レバーです。

そして、葉酸は、
造血細胞をつくる際に不可欠な栄養となります。
血液不足=貧血も、
脳や各器官の隅々まで、
酸素や栄養を運べなくなり、
眠気
にもつながりやすいことも考えられます。

造血細胞をつくるには、
春が旬の野菜や貝に豊富な葉酸の他、
鉄が必須です。

鉄を多く含む食品も、だんとつは、やはり、、、
レバー。

ほか、
あさり、赤貝、ホタルイカなどの、
春から初夏にかけて旬をむかえる貝類にも豊富です。

もちろん、
赤身のお肉、
手軽なところでは、
煮干しにも手には豊富です。

こうしてみてみると、
春は、
ビタミンB群が不足しやすく、
造血も必要な季節ですが、
春は、
ビタミンB群や
造血に必要な栄養素を含む野菜や魚介が旬を迎える季節、
とも考察できますね。

やはり、
魚介、野菜、赤身肉など、
糖質制限食の、
おかずをしっかり確保できる食事は、
大事です。

そして、
眠気を誘う、もうひとつの原因として考えられるのが、
自律神経。

自律神経の調整が、
冬から春への大きな寒暖の影響で、
乱れやすく、
本来、緊張状態(交感神経優位)で活動するべき昼間なのに
夜のリラックスモード(副交感神経優位)を引きずってしまい、
眠気が冷めないという可能性があります。

また、自律神経の乱れは、
糖質摂取でも起きやすいので、
注意が必要です。

糖質を摂取して血糖値が上がった後、
インスリンの作用がある方で、
血糖値が急激に下がるようなとき、
さまざまなホルモンが放出され、
血糖の安定化をはかろうとしますが、
そのホルモン放出の影響を受けるのが
自律神経です。

春に限りませんが、
とくに春は、
自律神経を乱さないためにも、
血糖の乱高下を起こさず(糖質制限をし)、
おかずをしっかり食べて、
ビタミンB群や栄養の確保が大事かと考えました。

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春眠暁を覚えず

昨日は、春の陽気でしたね。
今日も、春の陽気だそうです。

そんな折、
写真は、
友人から頂いた
ブルーベリーの花。

ブルーベリー花


こんな花を咲かせるんですね。


そして、
写真は、ふき。

ふき


春野菜や山菜の、
独特の苦みは、
まるで
冬の間、冬眠していたかのような、
のんびりモードの細胞を、
シャキッ!と、
活動モードにしてくれるようで、
この季節、自然とからだが欲するのか、よく頂きます。

ふきは、
茹でやすい長さに切って、
熱湯でさっと茹でて、水に浸してアクを抜き、
皮を向きます。

ふきは、
甘い味付けで煮付けるより、
わたしは、和えものにして、サラダ感覚で頂くことが多いです。
定番は、塩昆布と桜えびで和えもの。
少しお酢を加えて酸味をプラスします。

シャキシャキ、春の香りを楽しめますよ。

さて、
本日は、
春はビタミンB群をしっかり確保!
という記事を書こうと思って、
ある、国語辞書を探していたのですが、
みつからず、、、。

というのも、
春眠暁を覚えず、
で始まる、
孟浩然(詩人)が詠んだ、
有名な詩がありますが、
以前、自宅にある辞書で言葉の意味を調べていたとき、
春眠暁を覚えずの頁に、
春は、ビタミンB群が不足するため眠くなる、
という一節がありました。


春眠暁を覚えず。

春の眠りの心地よさは
夜の明けるのにも気がつかないほど。


なぜ、「春は眠気がとれない」のでしょうね。

この後、
科学的に考察してみたいと思います。

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エネルギーとしての糖質摂取

明日から、ようやく、春らしい陽気になるとか。
待ち遠しいですね。

さて、
先日のセミナーで、
育ち盛りの10代の子どもの糖質摂取について、
質問を受けました。

我が家にも中2の娘がおりますが、
彼女が6歳のときには、
すでに我が家は、
大人は糖質制限食なので、
彼女も、
糖質の摂り過ぎが良くないことや、
どんな食材に糖質が多いかなど、
自然と身に付いているようです。

しかし、
彼女は、
糖尿病ではなく、
痩せもあり、
育ち盛りです。
なので、
エネルギーとして、
糖質を活用しています。

彼女は運動はしていませんが、
育ち盛りに、
部活などで運動をしている方は、
肥満がない方はなおさら、
エネルギーとしての糖質の活用も大事です。

まずは、
体が大きく成長する時期に不足しがちな
血液、筋肉、骨の材料となる、
たんぱく質をしっかり確保することが大事だと考えます。
脳機能にも影響する
魚や卵(黄身)、大豆製品をしっかり食べることも大事です。

赤身肉や、魚介、卵や大豆製品などのおかずに、
緑の濃い野菜や、海藻などを添え、
食物繊維やビタミン、ミネラルを確保します。

酸を活用して、
消化を助けるのも良いかと思います。
梅、ゆかり(しそのふりかけ)、レモンなどの柑橘、お酢など。

大根おろしや生野菜など、
食品の酵素をうまく活用するのも消化吸収を助ける、
という意味では良いかもしれません。

そして最後に、
糖質で〆る。
イメージです。

とくにスポーツをされる
肥満がなく、
育ち盛りの場合、
スポーツの前後には、
おにぎりを持参しておくのはいかがでしょう。
白米でも、雑穀入りでも、玄米でも、
嗜好に合わせて。
じゃこやごま、焼き鮭の身をほぐしたものなどを混ぜ込み、
焼き海苔でしっかり巻いて、
たんぱく質やミネラルも確保。

その他、
これからの季節では、
比較的ビタミンCを含む新ジャガイモをふかして、
バターで。
かぼちゃをふかしたり、
季節の国産の果物などからも、
糖質をエネルギーとして確保できます。

糖質といっても、
市販の菓子類や、揚げ菓子、清涼飲料水などでの摂取は、
エネルギー補給の糖質ではなく、
単なる、
嗜好品、
という扱いになるかと思います。

写真は、
本日の、娘のお昼ご飯に焼いた
娘の大好物のサーモンキャベツパイ。

サーモンキャベツパイ


ちょうど、
冷凍庫にパイ生地もあり、
キャベツとサーモンの残りものもあったので、
久しぶりに焼きました。

パイ生地は、
小麦粉とバターと塩だけでできたものです。
マーガリンは使われていません。

パイシート


パイ生地やクロワッサンもそうですが、
生地に占めるバターの割合が多いので、
比較的、糖質が少なめで、
バターのおかげでエネルギーも確保できます。

キャベツを粗みじん切りにして
ハーブソルトをふりかけ、
レンジで蒸して加熱し、あら熱をとっておきます。

4等分したパイ生地を、それぞれ、綿棒でのばし、
そこに、
キャベツとサーモンを4等分しながらのせ、
対角線上にとじます。

とじ目と表面には溶き卵を塗っておきます。

フォークでとじ目をしっかり止めて、
180度程のオーブンで20分程、焼いて完成です。

冷めても美味しいので、
部活やお弁当にもおすすめです。


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抑えきれない食欲に関しての生化学的考察

新宿溝口クリニックの、
セミナールームをお借りしての、
一般向けセミナーを、
毎月1回開催し、
昨日で6回目、
半年となりました。

この間、
いつも満員御礼で、
本当に有り難うございました。

いつも満席で参加できない、
という方もいらして、
また、
平日だけでなく休日の開催も、
とのお声も頂き、
4月以降は、
新しい体制を整え、
パワーアップして開催できるよう、
企画、準備を進めております。

改めまして、
なるべく早くご案内できるよう、
鋭意、尽力致しますので、
今しばらくお待ち下さい。

昨日のセミナーでは、
「糖質制限食と低血糖症」
についてお話ししました。

これまで、
消化吸収の栄養学
糖質制限食と糖尿病
糖質制限食と減量
糖質制限食とスポーツ栄養
など、お話してきましたが、
低血糖症は、
潜在的に多い疾患ではないかと考えています。

低血糖症についてのおはなしは、
別機会にご紹介しますが、
低血糖症の症状にも関係する、
食べ物のことばかり考えてしまう
炭水化物依存について、
コメントを頂きましたので、
今日はそれを
気合いが足りないから、
とか
意志が弱いから
とか
そういう観点ではなく、
生化学(栄養素の仕組み)の観点から、
どういう機序でそれが起こりうるかを
考えてみたいと思います。

食べ物のことばかり考えてしまう、
糖質のことが気になって仕方ない、
そういうときに、
体の中で起こっていることのひとつが、
エネルギー不足です。

エネルギー不足というと、
食る量が少ない
という行為の部分だけイメージしがちですが、
それだけではありません。

食べた栄養素を体内でエネルギーに利用できていない、
ということでも
細胞のエネルギー不足は起こります。


糖質を制限すれば、
本来、
脂肪酸をエネルギーとして使うため、
パワー不足にはなりません。
元気に活動できます。

糖質摂取による血糖の乱高下がない分、
ホルモンや自律神経のバランスが乱れることがないので、
むしろ、元気に活動できます。

しかし、ここで問題は、
脂肪酸をエネルギーとして利用しにくくなる栄養状況がある、
ということです。

それはビタミンB群不足です。

そして、
脂肪酸をエネルギーにかえる立役者
カルニチンの生合成能力の低下
および
カルニチンのはたらきに不可欠な
ビタミンCの不足も、
血中の遊離脂肪酸はたくさんあるのに(糖質制限はできているのに)
力がでない(だから栄養を欲して糖質を欲しがる)など、
パワー不足につながります。


とくに、お酒を呑まれる方!
ビタミンB 群はアルコールの代謝過程で消耗する栄養素です。
中でもビタミンB12、葉酸は、
アルコールの代謝で使われるビタミンですが、
ビタミンB12と葉酸は、
造血(血を造る)細胞をつくるときにも不可欠な栄養素です。
(ビタミンB12は動物性のたんぱく質系食品にしかふくまれないため、
厳格なベジタリアンは、悪性貧血という病にかかるため、
ビタミンB12をサプリメントで摂るケースが多いのです)

なので、
貧血がある方で、
鉄剤を飲んでいるのに数値も症状もなかなか、よくならない、
という方は、
この造血の部分での栄養素の不足があるのかもしれないと考察できます。

貧血がある方は、
アルコール摂取は控えても安心かもしれません。

カルニチンは、本来、体内でアミノ酸を材料に生合成できますが、
加齢とともに能力は低下します。
ラム肉、牛もも肉など、赤身のお肉に含まれます。

本来、
肉や魚介をしっかり食べる糖質制限食では、
ビタミンB群もカルニチンも摂取できますが、
お酒を呑む、
ハードなトレーニングを継続的にする、
外食続きで加工品や酸化油脂の摂取が継続的にある、
など、
ヒトの消化管機能に適した狩猟採集時代にはなかったであろう
生活スタイルによる影響が大きいと思われる方は、
ビタミンB群、つまり
肉や魚介を
よりしっかり食べるか、
よりしっかり食べることで、
カロリー過多になりやすい基礎代謝の少ない方(女性)は
ビタミンB群はサプリメントで補っていくかも手だと思います。

脂肪酸をどんどん、エネルギーにできるようになると、
食(糖質)に対する、
食べたいという欲求がかなり減ると、
自分自身、また、患者さんの声でも実感しています。

ただし、そうなるには、
徹底して糖質制限をして、
脂肪酸ケトン体システムをフル活動できるようになってからなので、
脂肪酸をエネルギーにできないうちは、
体がふらふら、立てない、歩けない、
という状況にもなりやすいので、
そのような方もマルチビタミンなどのサプリメントを、
上手に活用していくのも良いかと思います。

そして、
肥満や疾病がなければ、
現状維持を目的に、
1日のうち、
食べたい糖質があれば、
良いものを、1回、量を減らすなどしながら、
どこかで楽しむ、
などで、
ハンドリングしていくのもありかと思います。

糖質を食べてしまった、、、
神に背いてしまった、、
みたいな、
食べてしまったことが自己嫌悪につながるようなことは、
精神衛生上、
良くないかなとも個人的には考えています。

まあ、ただし、この話は、
生化学のメカニズムによるものより、
性格の影響もあるかと思いますので、
自身のキャラクターにあったやり方で、
まずは
現代人特有の栄養不足に注意し、
カロリー不足や過多にも注意し、
糖質は嗜好品として、適宜、必要であれば取り入れる、
というのが、
糖質制限食を続けやすいのかなと考えています。

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WHO補足と甘味噌

コメントも頂きました。
有り難うございました。

WHOの記事で補足です。

「WHのHP拝見しました。
これはいわゆるsugarであって
carbohydrateではないのでは
ないのでしょうか?」

そうです。
制限の対象となるのは
グルコース,フルクトースなどの単糖類,
スクロースやテーブルシュガーなどの二糖類です。
これらは食品に添加されているだけでなく
蜂蜜やシロップ,フルーツジュースや果物にも元来含まれています。

疾病予防のための糖類摂取量、
「1日スプーン6杯程度」推奨とのことです。

糖類の摂取制限により、
「成人や小児の肥満や齲歯につながる糖類の摂取量を制限し,
公衆衛生上の問題を減少させる」ことを掲げています。

まずは糖類の制限は大事かと思います。
清涼飲料水や砂糖やブドウ糖果糖溶液たっぷりの菓子類、菓子パンなど、
毎日、利用するには、
百害あって一利無しかもしれません。

単糖類、二糖類以外の糖質は、
穀類から、
未精製穀物を選んだり、
季節の野菜などから、
エネルギー摂取量や疾病に応じて、
適宜、
摂るか摂らないか、
摂るならどのくらい摂るか、
などの調整が必要、ということですね。

実は、わたくし、昨日から、
セミナーのため、
名古屋におりまして、
昨夜は、
できるだけ糖質の少ない名古屋名物を楽しもうと、
探しにいきました。
海老フライ、味噌カツ丼、きしめん、、、。
どれも美味しそうですが、
糖質が、、、
ということで、
手羽先唐揚げ、
どて煮、
赤みそで煮込まれた名古屋おでん
を選び、
キャベツやきゅうりのサラダと、
焼酎と一緒に
楽しみました。

甘いたれが絡んだ手羽先、
甘い赤みその風味のどて煮やおでん、
甘くてとても美味しかったですが、
糖類摂取は、
外食では避けられませんね、、。
1度の外食で、
ティースプーン6杯程度を摂ってしまうことは、
すき焼き以外は、そうないとは思いますが。

名古屋料理によく使われるという、
赤みそ甘だれが、
コンビニにも市販されているということで、
見に行ったのですが、
原材料をみると、
最初に
ブドウ糖果糖溶液
とありました。
原材料は使われている重量の多い順に記載されます。

1食、使う量を、
スプーン1杯程度にしておけば、
神経質になる必要もないかとも思いましたが、
たまに、名古屋に来たときには楽しむ甘さ、
にしておこうと思い、
購入はやめました。

本日は、終日、受講者として勉強をして、
夜、東京に戻ります。

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糖類摂取量1日25g WHOが新指針案を発表

世界保健機関(WHO)が、
3月5日から公式サイト上で、
糖類摂取に関するガイドラインのドラフト案を公開しました。

新しいガイドラインでは、
BMI正常範囲の成人の1日糖類量は、
ティースプーン6杯程度(約25g)を推奨することなどが盛り込まれるそうです。

http://www.who.int/mediacentre/news/notes/2014/consultation-sugar-guideline/en/


今こそ、
商品メーカーが、
低糖質食品の開発とマーケティングでもって、
公衆栄養に貢献できるときはないですね。

マーガリンやショートニングを使用しない、
食品添加物をできるだけ使用しない、
ナチュラルな低糖質食品の開発が、
急務かもしれません。

そして、
食の科学には、
哲学もあわせて必要かもしれません。

ヒトにとって、
科学的に正しい情報、
これは、
まずもって必要です。

しかし、
科学的でないことだからといって、
一概には否定できないとも思います。

人間は、
科学的なものだけでは生活できません。

科学×食べる=意味

科学はもちろん、
意味も考えられる
管理栄養士でありたいと、
改めて強く思ったWHOの発表でした。

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血糖値は、心(脳)にも影響を与えます

千葉県柏市の通り魔事件、
犯人が捕まったとのニュースで、
とりあえず安心でした。

地元・吉祥寺でも、
前になりますが、
金銭目的で若い女性が刺し殺されました。

三重県では、
花火帰りの中学生女子が殺害された事件の犯人が、
先日、逮捕されたとニュースがありました。

このような事件を目にするたびに、
事件を起こした人は、
どんな食事(栄養)を摂っていたのだろうかと、
職業柄、非常に気になります。

心(脳)も、
栄養素でできています。

心(脳)の状態は、
やる気、
落ち着き、
そのバランスを保つ
3種の神経伝達物質のはらたきによって作られています。
これらの神経伝達物質をつくるには、
アミノ酸、つまり、たんぱく質が必須です。

お肉やお魚、貝類、卵、大豆製品を、
添加物や加工油脂、酸化油脂など
腸内環境を(消化吸収能力)を悪化させる摂り方ではなく、
シンプルに食べていたのだろうかと、
気になります。

そしてもうひとつ、
血糖も、脳に大きな影響を与えます。

菓子パン、ラーメン、おにぎり、スナック菓子、
清涼飲料水など、
糖質に偏った食事は、
その都度、血糖値を上げます。

血糖値が上がれば、
よほどその後、運動をして筋肉を使わない限り、
血糖は、インスリンというホルモンによって
筋肉や肝臓にブドウ糖を運びこまれ、
余った等は中性脂肪にかえて脂肪細胞に運びこまれ、
血糖を下げます。

しかし、このとき、血糖が下がり過ぎる方がいます。

それが機能性低血糖症です。

まだインスリンが出るし、効くけれど、
もうインスリンを出す膵臓が疲弊し、
出さなければいけないタイミングを外れたり、
出しすぎたりすることによって、
血糖値が下がりすぎてしまうのです。

低血糖は命に関わります。
なので、生体は、
血糖を上げるシステムを幾重にも準備しています。

代表的なのは、
興奮系のアドレナリン、ノルアドレナリンなどホルモンの放出です。
この結果、血糖を上げることができます。
しかし、
アドレナリン、ノルアドレナリンが大量に放出されると、
動悸、手足のしびれ、筋肉のこわばり、頭痛などの身体症状の他、
精神面では、
イライラ、不安感、恐怖心などがあらわれることがあります。

血糖が上がると、
また下げようとしてインスリンが分泌。
血糖が下がり、
また上げようとして興奮系のホルモンの放出、、、
と、
悪循環になってしまうと大変です。

そのうち、
インスリンがでなくなる、
あるいは
効かなくれば、
糖尿病です。

血糖の乱高下があるうちは、
気分的にも
イライラ、落ち込み、不安感、疲労感など、
乱高下します。

カッとなって
後先見境なく起こす行動の背後の、
栄養の問題がありはしないか。

食物(栄養)が体も心も作るという、
栄養学の科学的知識が、
あまりになさ過ぎると、
人は、どうしても、
安価で、手軽で、美味しいものが食事だと勘違いしてしまいます。
体や心をつくるものではなく、
空腹を満たすものが食事だと勘違いしてしまいます。

安価で、手軽で、美味しいものは、
栄養素が糖質と酸化油脂、トランス脂肪酸に偏ったものが多いです。
菓子パン、インスタント食品など。

繰り返しますが、
血糖値の乱れは、
ホルモンバランス(心)の乱れを起こします。
そして、
血糖の乱れを起こす
糖質にかたよった食事は、
アミノ酸やビタミン、ミネラルなど、
心の材料の不足につながります。

若い人だけではなく、
最近は、
電車の中で大きな声で携帯電話で話をしていたり、
スーパーでレジの方にキレている高齢者も
目にします。

わたしたちは、
心も体も、食べ物(栄養素)でできているという食の意味を、
広く、再認識できる場が必要だと強く感じています。

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水分補給

冬と春を行ったり来たり。

今朝は冷たい雨が降っています。

それでも、
梅の花がきれいですね。
桜のつぼみも、
ふっくらと膨らんできたようにも感じます。

さて、水分補給について、ご質問を頂きましたので、
考えてみたいと思います。

これからの汗ばむ季節や、
スポーツやお仕事などで日頃、たくさん汗をかく方は、
失われた水分を補給することは大切です。

水分とともに補給した方がよいのは、
塩分です。
糖分ではありません。

もし、普段、利用されるスポーツ飲料に、
ブドウ糖などの糖質が入っているなら、
水分補給の度に、
ちょこちょこと定期的に、
糖分摂取=血糖上昇することになるので、
気をつけた方が良いと思います。

甘味には、
ブドウ糖果糖溶液などの他、
人工甘味料が使われているものもあるので、
添加物の定期的な摂取が気になる方も、
避けた方が無難かもしれません。

体温調節にたくさん汗をかいた時には、
水分とともに、
糖分ではなく、
塩分の補給を心がけましょう。

ミネラルウォーターとともに、
小さな容器に入れた天然塩などを持ち歩き、
たくさん汗をかいたなというときは、
水分補給プラス
天然塩を少しなめる程度で充分かと考えます。

天然塩には、
カルシウムやマグネシウム、カリウムなどのミネラルも比較的、豊富に含まれるので、
汗とともに失われるミネラル補給にも、
一石二鳥です。

そして、何かと嫌われがちな塩分ですが、
栄養素の吸収にも関わっています。
その栄養とは、
ビタミンB1です。

減塩がヘルシー!という考え方が行き過ぎ、
大量の汗をかく運動選手までが減塩をしすぎてしまうと、
体内の塩分量が不足してしまいます。
塩分の不足は、
血圧、神経の働き、エネルギー産生機構などに影響を与えます。
そして、
減塩の結果、
ビタミンB1の吸収が不足すると、
糖質や脂質からエネルギーを作りにくくなります。
エネルギー産生効率の低下は、
そのまま、
運動のパフォーマンス低下につながります。

運動選手に限らず、
たくさんの汗をかいて失った塩分は、
補給することが大事です。
そこにもれなく糖質をつける必要はないと考えます。

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