管理栄養士のローカーボ・キッチン

東京・池袋での勉強会のご案内

クリニック勤務や講演会、
打ち合わせなど、
外に出ていない時間と日は、
ほぼ、
原稿書きのお仕事がたまっているので、
朝から夕方まで集中して、
締め切りに間に合うよう、すすめています。

現在、7月に上梓予定の書籍が1冊あり、
それに向けて空き時間はほぼ、
自宅に缶詰状態です。

外で飲んだくれる事なく、
お財布にも、体にも、
安心で、健康的で、
その方が良いですかね。

朝型なので
たいてい毎日、
4時〜5時には起きて、
娘のお弁当や朝食を用意したあと、
自宅で作業する日は、
すぐにパソコンに向います。
途中、昼食の休憩を30分ほどとりますが、
それ以外は、集中して仕事をすると、
だいたい、夕方4時頃には、
集中力の糸が切れます。
プツン。
と音が聞こえるように。
それを合図に、
ハイボールやワインを空ける事に。
ちょっと飲んでは、
思い出したことを原稿に追加したりしながら、
本格的な夕食までの時間を過ごすのですが、
昨日、夕方、
グラスにあけた白ワインと、
クーラーを使わず、
テーブルに出したままの白ワインのボトルが、
あという間に汗をかいていて、
これまでにないスピードでぬるくなっていて、
いよいよ、蒸し暑い季節がくるんだなあと実感。

ワインクーラー用の氷をさっそく仕込みました。
クーラーの水は、
ベランダの植物用に再利用です。

今は、
バラの花が、たくさん咲いています。
ゼラニウムも真っ赤な花をたくさんつけました。
オリーブも、今年も小さな花をつけていますので、
また実がなるかな。


さて、本日は
6月、都内・池袋で開催されます、
勉強会のご案内です。

各地に糖質制限食の会を!の
長谷川清久さまより、
企画を頂きました。

以下、長谷川さんからのご案内です。

皆様にお会いできますことを
楽しみにしております。




大柳珠美先生を囲んでの「糖質制限・栄養学勉強会」IN 池 袋

2014.6.21(土) Pm2から5時

ルノアール マイスペース&ビジネスブース
池袋西武横店 の7号室 定員10から30人

東京都豊島区南池袋1-16-20 ぬかりやビル2階

http://standard.navitime.biz/renoir/Spot.act?dnvSpt=S0107.2002

会費 1000円から1500円 (飲み物・資料代 大柳先生への交通費を含む)

参加人数で、会費が少し変ります。ご了承ください。

参加申込みは

「各地に糖質制限食の会を!」
kiyohisa0108@withe.ne.jp 長谷川まで

スポンサーサイト

PageTop

選択の自由

偉大なる実存主義者
ジャン・ポール・サルトルは、
「選択の自由」
と呼んで、
“まず存在する人間”が、
社会にもまれるうちに、
その時々で、
自ら何かしら選択し、
その結果、
自らのアイデンティティを築き、
人生の方向性を築くことを重視しました。

自己実現のための自由が、
無限に存在するんだと。

若かりし、
我が家の糖尿人と知り合った頃、
教えてもらった書物の数々。
わたくしの拙い知性では、
最初から最後まで読み通せた書物は限られますが、
感動したフレーズの数々のうちのひとつが、
サルトルの
「選択の自由」
でした。

でも、
選択するということは、
勇気とか、
決断力が求めらるわけで、
厳しいこともあると思います。
わたしは、とくに、歳をとるごとに、そう感じます。

でも、
それでも、
選択の自由は、
やはり、
すばらしいなというのが私の想いです。

第57回日本糖尿病学会学術総会で、
糖質制限食について、
たくさんの著名な
先生方から発表がなされたこと、
賛も否もあり、
それは当然で、
それでも、
学会で、
このように多くとり上げられるようになり、
今後、
糖質制限食の実践について、
極めつけは、
糖質の摂り方さえも、
いろんな病態、嗜好、生活環境などを
縦糸と、横糸と折り合わせながら、
その可能性が広がり、
糖質制限食が、
もうひとつの治療食として、
こっそりやってます、、
ではなくて、
自由に選択できる日がくるといいな、と、
今回は、
つらつらと想いを書いてみました。

PageTop

2014年9月 講座(藤沢市・湘南)のご案内

22日木曜日、
岡山で開催された
日本産業衛生学会ランチョンセミナーで、
新宿溝口クリニック院長
溝口徹先生とご一緒させて頂きました。

大柳は後半15分、
「病気にならない食べ方」
〜血糖コントロールと栄養摂取〜
と題して、
糖質を控えた食事から見える栄養のはなしをしました。

最後15分は、
溝口徹先生とディスカッションや
会場からの質疑応答もあり、
あっという間の1時間でした。

ご参加頂きました先生方、
有り難うございました。

そして今回、ご一緒させて頂きました
溝口徹先生に
改めて御礼申し上げます。
有り難うございました。


糖質の食べ過ぎを避け、
食後高血糖を起こさない事が
さまざまな健康効果に有効であることは、
すでに周知の事実となりつつあります。

食事形態が、
主食に偏りがちな日本の日常食において、
主食を控え、
おかずをしっかり頂くことによる、
栄養摂取という側面にも、
わたくしは、
糖質制限食の良さがあると感じています。

わたしたちのからだは、
頭の先からつま先まで、
すべて
たんぱく質がなくてはつくることができません。

細胞やホルモンは、
脂質がなくてはつくることができません。

血糖は、
糖質を摂取しなくても、
肝臓からアミノ酸などの材料に、
自ら作り出す事ができます。

生命=エネルギー産生には、
さまざまなビタミンB群も必須です。
ビタミンB群は、たいてい、
肉や魚や大豆製品など、たんぱく質系食品に豊富です。
野菜ではありません。

その他、
強い骨をつくるのも、
栄養や酸素を前身にはこぶ血液をつくるのも、
さまざまなホルモンをつくるにも、
こころを安定ややる気をつくるのも、
すべて、
基本は材料となるアミノ酸に、
ビタミンやミネラルが関与します。

血糖値を上げないだけでなく、
栄養摂取が結果的にかなうことも、
糖質制限食の本質ではないかと感じています。

食べたもの(栄養)は、
人間に答えを出します。

そんなこんなのお話を、
今回、
9月20日、
湘南でさせて頂く事になりました。


「糖質制限食をおいしく実践する方法」

主食を抜いておかずを食べればOK!とはいえ、
何を食べればいいの?
主食を抜いて力は出る?
野菜の栄養はどう考える?
油脂の摂り方が心配。
味付けや調味料はどうしたらいい?
子どもの糖質制限していいの?
スポーツ選手は?
痩せがあるときのエネルギー摂取はどうしたらいい?
それでも糖質、食べたい!
など、
糖質制限食を実践する上でのお悩み、疑問にお答えします!

■主催
朝日カルチャーセンター 湘南教室
藤沢市藤沢438−1 藤沢ルミネプラザ9F
電話:0466ー24ー2255
http://www.asahiculture.com/LES/list.asp?PJ=1&JCODE=0006&CACODE=00&NECODE=

■日時
2014年9月20日(土)
13:00〜14:30 終了後質疑応答を予定。

■受講料
会員:3,024円 一般:3,672円

夏の名残の湘南!
皆様にお会いできます事を楽しみにしております。

PageTop

ごはんのおとも

週末、仕事半分で、京都におりました。
京都は、
修学旅行の中学生と新緑でいっぱいでした。

京都は大好きで、
公私ともに、
よく訪れる機会があるのですが、
いつも行くと立ち寄るお店があって、
そこでちりめんをお土産に買って帰ります。

東京でも手に入るとはいえ、
やはり、
京都がいいです。

炊きたてのごはんにたっぷりのっけて頂くのは、
何よりのごちそうですが、
今は、もっぱら、
お豆腐の味付けに使います。

冷や奴や湯豆腐にふりかけると、
やわらかいお豆腐の食感に、
ちりめんの食感がアクセントになって、
醤油味で空き気味な豆腐の味わいが新鮮に楽しめます。

その他、
きゅうりやセロリなど
野菜にトッピング。
いつもの野菜が、
ぐっとごちそう感が増します。

ゆで卵にふりかけても美味しいです。

今回は塩昆布もあったので購入。
こちらも、
やはり、豆腐や、刺身、野菜の味付けに添えると、
簡単に奥深い味付けができ、
おすすめです。

育ち盛りの痩せの娘は、
エネルギー確保のために、
ごはんに添えて、
ちりめんや塩昆布を頂きます。

新茶の季節、
お茶漬けも美味しそうです。
あーうらやましい。

ちりめんや塩昆布、お漬け物、梅干しなど、
ごはんのお供になるようなものは、
豆腐やゆば、野菜、魚介など、
しょうゆの変わりの味付けに使うと、
主食がなくても美味しさを楽しむことができますよ。

PageTop

「症状別 病気にならない低糖質レシピ」

急に蒸し暑くなったり、
急にまた涼しくなったり、
気温の変化で体調を崩しやすい時期ですね。

みなさま何卒ご自愛下さいね。


さて、本日は、著書のご案内です。

この度、

「症状別-病気にならない低糖質レシピ」

を上梓しました。

http://www.amazon.co.jp/症状別-病気にならない低糖質レシピ-TJMOOK-大柳-珠美/dp/4800225949/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1400118348&sr=1-1

低糖質がなぜ、体によいのか、
を基本にしています。

低糖質食の良さは、
血糖の乱高下を防げると同時に、
結果、
高栄養食になることだとも考えています。

血糖の乱高下を起こす事は、
ヒトの代謝システムからみて不自然であることは間違いありません。

そこで糖質の摂取をコントロールするわけですが、
糖質(穀物=主食)でお腹を満たさない結果、
たんぱく質や脂質(栄養=おかず)が必然的に増えます。

おかずをしっかり食べることで、
それまで不足がちだった栄養素を摂取できることも、
低糖質食の健康効果の一側面であると考えています。

糖質をコントロールすることを柱に、
その結果、得られる栄養素を、
不定愁訴との関係から整理し、
そのメカニズムを原稿に起こしました。

難しいメカニズムも、
できるだけわかりやすく書くよう、
心がけました。

レシピは、
これまで宝島社さんから発売された低糖質レシピを中心に、
一部、新しく加えました。

低糖質とおなじく、
以外と知られていない
栄養学の事実を、
みなさまの健康とおいしい食卓に、
お役立て頂けましたら光栄です。


そして、
こちらも大変、好評を頂いております。

「小麦粉なし、砂糖なし-おからマフィン-糖質off」
http://www.amazon.co.jp/小麦粉なし、砂糖なし-おからマフィン-糖質off-粟辻-早重/dp/457921207X/ref=sr_1_3?s=books&ie=UTF8&qid=1400118348&sr=1-3

こちらは監修をさせて頂きました。

粟辻早重先生自らが、
毎日、
実践されておられる
おいしい低糖質マフィンの数々です。

こちらも、
皆様の甘くて美味しい糖質オフな食卓に、
お役立て頂けましたら幸いです。

PageTop

糖質と食物繊維

医療関係者が登録できる専門情報サイトに
MT Pro
というサイトがあります。

そこの新着記事で、

日本女子大学のグループにより、
英国の栄養学雑誌Br J Nutr(2014; 111: 1632-1640)に
報告された論文について、
北里研究所病院糖尿病センター
山田悟先生が、
「和食の主食・主菜・副菜という構成には意味がある」
というレポートをまとめられ発表されました。

山田先生の記事は、
いつも分かりやすく、
フェアな視点で、
とても勉強になります。

論文の内容の一部ですが、

ごはんだけ、麺だけ、パンだけといった
A)糖質の単品食べに比較して、
B)糖質+主菜
C)糖質+主菜+油脂
D)糖質+主菜+油脂+野菜(食物繊維)
の食事形式で、
食後30分での血糖上昇幅を調べた結果、
もっとも血糖上昇幅が大きかったのが
A) 糖質単品
次いで、
B)糖質+主菜
C)糖質+主菜+油脂
D)糖質+主菜+油脂+野菜(食物繊維)
の順番となりました。

しかし、これだと、
ABCDの順で、
糖質も、
エネルギーも少ないため、
インスリンの濃度や
食事を摂取したとき腸管から分泌される消化管ホルモンの一種で、
食後の血糖値をコントロールするために、
インスリン分泌を増加させるなどのはたらきをもつ
インクレチンの濃度も調べられています。

結論ようやくすると、
糖質だけの摂取より、
たんぱく質や脂質などが一緒になる方が、
インスリン分泌を効果的に行えることと、
食物繊維の摂取が糖質の吸収を遅らせるということ。

糖質を摂るなら、
おかずや食物繊維をしっかり食べたあとに、
糖質でしめる、
という食事スタイルを
子どもの頃から続けることは、
糖質とも美味しくつきあっていく
文化的で健康的な食生活を長く続けるためには、
大切なことだと改めて感じました。

最近では、
食物繊維が食欲を抑制してくれるという
動物実験のデータも出ているそうです。

糖質制限でもうまく痩せられないという大食漢の方など、
単純にエネルギー過多になりやすい方には、
食物繊維食品は
かさましになり、
エネルギーも低い食品が多いので、
毎食、たっぷり組み合わせると良さそうですね。

わたしも、ここ数年は食物繊維を意識して、
たっぷり、食べるよう心がけています。

クリニックに勤務するときに持参するお弁当も、
だいたい7割食物繊維。3割たんぱく質。です。

だいたいお弁当に入れる食物繊維は
もやしのボイルやキャベツの千切りを80gほど。食べる煮干しで和えて。
ほうれん草かブロッコリーのボイル。50gほど。焼き海苔で和えるなど。
きのこのレンジ蒸し。80gほど。桜えびで味付け。
しらたきの高菜漬け和え。80gほど。
これをお弁当箱につめ、
焼き魚100g。
鶏ささみのボイル50gほど。
ゆで卵1個。
が加わります。

主食はありません。

食物繊維系食品の、
独特の食感も好きです。

そして野菜や海藻、きのこは、
旬が楽しめるのも魅力です。

新キャベツの瑞々しい食感、
アスパラガスの香り、
たけのこも、まだ少し、名残が出ています。

これからは、
きゅうりやレタス、なすが美味しくなってきますね。

腸内環境にも、
食物繊維は邪魔にはならないと思いますよ。

PageTop

就寝前に食べると太るか

先日、
半田理絵先生のお宅で、
BBQを楽しんできました。
日差しも暑すぎず、
風が心地よく、
さわやかな5月の陽気の中、
みんなでお肉を焼きながら、
たっぷりの新鮮や野菜やきのこ、
海藻、筍料理などなど、
すっかりご馳走になってしまい、
13時から、
気がつけば夜までみんなで飲みっぱなし、、。

今年はゴールデンウィークとはいえ、
毎日、なにかしら仕事がちょこちょこと入ったため、
つかの間の休日を楽しむことができました。

さて、
食べる時間についてご質問を頂きました。
クリニックで、患者さんからも多く頂くご質問です。

就寝前に食べるのは良くないことか。太るか。

結論から言いますと、
就寝前に、「何を」食べるのかで結果が違ってきます。

就寝前に、
糖質を食べるのは、太りやすいです。

血糖値を上げたまま就寝するのも、
糖尿病の方や、
食後高血糖が起きるタイプの方は、
避けた方が無難です。


でも、糖質以外のものを食べるのであれば、
とくに、その日1日、
仕事の都合などで食事の摂取量が少なかった場合など、
就寝前であれ、
栄養を摂取するのは大切です。

大切な栄養素は、たんぱく質。
就寝前なので、
消化吸収の良いたんぱく質系食品を選び、
大量に食べなければ、
胃腸の負担も少ないと考えます。

無調整豆乳(たんぱく質)に
すりごま(カルシウム&マグネシウム)をたっぷり入れて
ホットドリンクに。
カルシウムは、
神経の興奮をおさえ、精神を安定させるはたらきがあります。
カルシウムのはたらきを支えるマグネシウムも一緒に含むごまを活用し、
落ち着いた、穏やかな睡眠も確保できたら良いですね。
甘味は、「ラカントS」でつければ安心です。

その他、
消化吸収にやさしいたんぱく質系食品だと、

絹豆腐にかつお節をたっぷりかけて、ポン酢でさっぱり食べておく。

卵の中で消化吸収が良いのは温泉卵です。
冷たいのが苦手なら、レンジで少し温めて、
青のりをたっぷりトッピングしてさっぱりと。

鶏ささみ、豆腐、焼き海苔などを入れた
具沢山の暖かいスープも食べやすですね。

就寝前のちょい食べのポイントは、
糖質は避け、
たんぱく質系食品を選び、
量はほどほどに。
です。

たんぱく質は成長ホルモンの材料になります。
成長ホルモンは、
筋肉量を増やしたり、
体脂肪の増加を防ぐはたらきもあるので、
就寝前のたんぱく質摂取で、
成長ホルモンの活躍をサポートできるとも考えられます。

成長ホルモンが分泌される時間は、
夜11時〜深夜2時くらいの就寝中、
と言われていますので、
寝る前のたんぱく質摂取は、
太りにくい体をつくるためにも効果的とも言えます。

PageTop

たんぱく質について

昨日から東京は、
お天気に恵まれ、
とても気持ちよい陽気です。

ゴールデンウィーク、
明日から連休ですね。

我が家はみな、人混み、行列嫌いなので、
たいてい、いつも、近くの公園に新緑を見に行くか、
家で、たまった仕事の片付けか、
冬物の整理や夏物の準備などをして過ごします。

今年は、
いつも臨床栄養などご教授頂いている
半田医院院長
半田理絵先生のお宅でランチパーティという
楽しいイベントが控えておりまして、
楽しみです!

さてさて、
たんぱく質の異化亢進について、
ご質問を頂きましたので、
今回は、
たんぱく質について、
考えてみたいと思います。


たんぱく質の重要性は、
このブログでも繰り返しお伝えしています。

たんぱく質は英語でプロテインといいますが、
その語源は、
ギリシャ語の「第一の」
という意味から生まれたものです。

そのくらい、
たんぱく質は生命維持にとって、
第一になくてはならない栄養素です。

なぜなら、
私たちの肉体を形づくる60兆個の細胞、
つまり、
骨も、筋肉も、皮膚も、血管も、血液も、
そして、インスリンなどのホルモンも、
こころの状態をつくる神経伝達物質もすべて、
材料は、
たんぱく質=アミノ酸です。

頭の先からつま先まですべて
たんぱく質でできていると言えます。

このたんぱく質、
私たち生物は、
他の動植物のたんぱく質を食べることで摂取します。
摂取したたんぱく質は、
20種類のアミノ酸に分解し、
腸管から吸収します。

吸収された=体内に入ったアミノ酸は、
血流にのって全身に運ばれ、
細胞内に取り込まれ、
20種類のアミノ酸を、あれこれ組み合わせながら、
他の栄養素も組み合わせながら、
常に新しいたんぱく質として合成しています。

たとえば、コラーゲンというたんぱく質(物質)を作るとき、
私たちは、アミノ酸を材料に、鉄とビタミンCなどを合わせながら、
自分のコラーゲンを作り上げるのです。

コラーゲンはたんぱく質なので、
コラーゲンとしてたんぱく質を摂取しても
ゆで卵としてたんぱく質を摂取しても、
たんぱく質は、いったん、アミノ酸にまで分解れるので、
コラーゲンをのんだら、
そのコラーゲンがそのまま翌朝、
お肌のコラーゲンになることはあり得ません。


新しいたんぱく質を合成する一方、
細胞は自らのたんぱく質を常に分解して捨てます。

つまり、
私たちの肉体を形づくっている60兆個の細胞は、
アミノ酸という分子レベルでみると、

「たまたまそこに密度が集まっている、
分子のゆるい「淀み」でしかない。
しかもそれは高速で入れ換わっており、
この回転自体が「生きている」ということである」
ことが、
生物学者の福岡伸一先生の著書でよく書かれていますが、
まさに、そのようなイメージですね。

そして、
たんぱく質は食べだめができません。

ですから、
私たちが、定期的に、たとえば、1日2〜3回など、
食物を定期的に摂取する意味があるとしたら、
たんぱく質の摂取といっても過言ではないかもしれません。

常にたんぱく質を摂取しければ、
出ていくたんぱく質との収支が合わなくなります。

そしてこの
たんぱく質の
合成(同化)より
分解(異化)する状態が大きいことを
体たんぱくの異化亢進
といいます。

分解>合成は、
たとえば、どんなときに起こるか。

飢餓状態=エネルギーとたんぱく質が摂取できない状況のときです。

常に体たんぱく質は高速で入れ換わっているので、
常にたんぱく質を外から入れないと、
分解が多くなり、収支が合わなくなるというわけです。

こうしてたんぱく質の特徴をみていくと、
たんぱく質は1g4kcalだと、
単純にエネルギーとして捉えられないこともわかります。

たんぱく質は、
エネルギーとなるよりも、
体たんぱく質として常に高速で入れ替わる=肉体を形づくる役割が優先される、
ということです。

ちなみに、
体たんぱくの異化亢進がすすむと、
筋肉量が減少=基礎代謝の低下
内蔵たんぱくの減少=低栄養状態=低アルブミン血症
免疫力の低下などが起こることが分かっています。

PageTop

ご挨拶

この度、一部、記事につきまして、
その食事療法を実践されている方から、
いろんなご意見を頂きましたので、
私なりに対応して参りましたが、
時間の限りもございますので、
対応できない部分も出てきてしまと、
皆様にご迷惑をおかけしてしまうといけませんので、
その記事は、削除致しました。

取り急ぎご報告させて頂きます。

PageTop

貧血対策

今朝も、娘が、
朝食のサバの塩焼きの
血合いの部分と皮だけを、
見事に!残していました。
(ある意味、魚の食べ方が上手?!)
そこにこそ、
鉄が!
DHA、EPAがあるのに〜〜
と、
育ち盛りの中学生にとって
鉄やDHA、EPAは積極的に摂りたい栄養素ですが、
そんなことにはお構いなしの年頃でもありますね、、。

とくに、鉄は大事です。
育ち盛りの子どもや、
閉経前の女性、
激しい運動をするアスリートは、
貧血に注意が必要です。

鉄の摂取不足だけでなく、
激しい運動するアスリートは、
足の裏などの物理的ショックによって
赤血球が破壊する溶血性貧血も多いです。

とくに、
体操やマラソンなど、
体重が軽い方が有利と考えられている競技の
女性アスリートは、
エネルギーだけでなく、
栄養まで控える結果、
無月経や疲労骨折になる問題も、
先日、指摘されました。

私たちの生命維持になくてはならない酸素を運搬する赤血球。
その赤血球を作ることもでないほど
鉄が不足した状態が「貧血」です。

鉄のはたらきは、
全身の各器官に酸素を運ぶ事なので、
鉄不足は
酸欠のような
辛い自覚症状が起きやすいです。

しかし、
貧血と診断される前の、
貯蔵鉄(フェリチン)の不足段階から、
さまざまな不定愁訴が出始める方も少なくありません。

頭痛、
眠れない、イライラ、不安、
集中力の低下、
首や肩のこり、
爪がさじ状にそりかえる、
便秘や下痢、おなかがはる、
冷え性など、
また、
女性であれば生理が止まるなど、
さまざまな不定愁訴の背景に、
鉄不足があると言われています。

鉄は、
レバーや赤身の肉や魚、貝類など
動物性たんぱく質に豊富なヘム鉄が、
吸収が良くおすすめです。
大豆製品やプルーンなど
植物性食品に含まれる非ヘム鉄は、
残念ながら吸収されにくいと言われています。

鉄そのものが
吸収しにくいミネラルですが、
鉄が足りない人ほど、
腸管での吸収率を上げるなどの報告もありますので、
あまり神経質にならず、
動物性たんぱく質も
植物性たんぱく質も組み合わせながら、
好き嫌いがある方は、
これなら食べられる、
という食材をみつけ、
小食な方は、
補食(間食)を取り入れた少量頻回食で、
鉄不足の対策ができます。

食べる煮干しや干しえび、青のりなどの乾物にも
鉄は比較的、豊富です。
レバーや赤身肉ほど、
1食でどかん!と摂取はできなくても、
比較的、毎日、
何にでもふりかけたり、
つまんだりしやすいので、
活用しやすいと思います。

それでも、
アスリートや
すでに貧血や
あるいは貧血気味の閉経前の女性で
不定愁訴が気になる方は、
質や吸収率の良い、
ヘム鉄を
サプリメントで摂取できたら手軽で心強いです。

それにしても、女性アスリートにこそ、
サプリメントも上手に活用しながら、
赤身肉や魚介、卵や大豆製品など
たんぱく質(栄養)をしっかり摂って、
糖質(エネルギー)量で体重コントロールができたら、
貧血や無月経、疲労骨折の予防、改善ができ、
結果、
記録の向上にもつながるのではと考えています。

PageTop