管理栄養士のローカーボ・キッチン

ビタミンの理解

先週、土曜日、クリニック勤務の帰り道、
夜風とともに金木犀の香りが届きました。
秋ですね。

そして昨日、日曜日、
オーソモレキュラー ニュートリション プロフェッショナル講座、
第一期の2回目の講座でした。

細胞構成分子、
核酸の重要性、
たんぱく質、
脂質、
脂溶性ビタミン
水溶性ビタミンについて、
教科書では教わらない知識ばかり、
10〜17時まで、
途中、昼食休憩をはさみますが、
たっぷり、学びました。

帰りに、
夕食に立ち寄ったお店で、
60代くらいの女性3人が楽しそうに
お食事をされていましたが、
そのうちの1人に、
最近、眼が疲れるから、
眼にいい栄養ってなにと、
聞いていました。
聞かれた女性は、
野菜よ。
と言っていました。
聞いた女性2人は、
また野菜〜
と笑いながら言っていたので、
日頃から、
不調はすべて野菜が解決してくれる旨の発言が
多い方だったのかもしれません。

野菜に含まれるβカロテンや食物繊維や
色の成分や苦み成分など、
野菜にも良い栄養はたくさんあります。

しかし、昨日の講座でも話があったように、
眼に関していえば、
ビタミンAが必須です。

そして、昨日の講義でもありましたが、
ビタミンは、
たとえばビタミンAという単独の物質があるわけではなく、
ビタミンAは、
レチノール、
レチナール、
プロビタミンAのβカロテンなどの
化合物の総称です。

ビタミンEもそう。
αからδまでのトコフェロールと、
αからδまでのトコトリエノールの8種類が、
複合的に存在しています。

なのに、
ビタミンAの過剰摂取による副作用の報告は、
ビタミンAの中の、
レチナールが酸化した結果できる
レチノイン酸だけの摂取によるものが
ビタミンAとして解釈されてしまっています。

ビタミンEの過剰摂取と骨粗しょう症の問題も、
テレビなどニュースで流れましたが、
これも、
αからδまでのトコフェロールと、
αからδまでのトコトリエノールの8種類が、
複合的に存在している天然型のビタミンEではなく、
ヒト体内で利用されるのは主に
α-トコフェロールの割合が多いからという理由で、
α-トコフェロール単独で実験し、
その結果は、
ビタミンEとして表記されてしまっているわけです。

ビタミンの過剰摂取は危険、
というのも、
糖質制限理論と同じで、
学生時代の教科書では学べず、
常識に頼り、
考えず、疑わず、調べず、
そうだと思い込んでいる専門家がいかに多いか、
ということがわかります。
私自身、そうでしたので、、。反省です。

なにかひとつピンポイントで必要な栄養素を抽出するのではなく、
天然に存在する形で補充し、
自分の体内で必要な栄養素に組みたてるのが、
オーソモレキュラー(栄養)療法での
栄養の補充の原則です。
つまり、食品と同じです。
ですから、副作用はありません。
違うのは、
食事から得られる栄養素の量より効率的に、
天然に存在する形での栄養素=サプリメントで、
栄養素を得られるというところです。

栄養素でどのような不定愁訴が解決できるかなど、
オーソモレキュラー療法に関するホームページもどうぞ。
http://www.orthomolecular.jp

糖質の低いスイーツもこちらから購入できます。
秋にぴったりの濃厚チョコケーキや生チョコレート、
チーズケーキは、ワインとの相性もバッチリですよ。

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乳幼児の脚気

今、小児科医の間で、
子どもの脚気が、
問題になっているそうです。

脚気は、
ビタミンB1が不足して起こる疾患で、
江戸から昭和初期まで多くの死者を出しました。

脚気のことを、「江戸煩い」とも言われます。
それまで、日本の庶民の「ご飯」は玄米でしたが、
江戸時代、江戸で、
玄米を精白して白米にして食べる食文化が定着していきます。

白米は、それまで、身分の高い人しか食べられなかったため、
白米が食べられる魅力もあいまってか、
地方から江戸へと仕事を求めて多くの人が集まったそうです。

ところが、
仕事を求めて江戸で過ごす地方の方の中で、
江戸に行くと体調が悪くなる、
足元がおぼつかない、
怒りっぽくなった、
場合によっては寝込んでしまうなど
さまざまな不調を訴える人が続出。
しかし、地方に戻ると、それらの症状が治ることから
「江戸煩い」と呼ばれたと言われています。

その後、
栄養素について研究が進み
脚気という病は、
ビタミンB1の欠乏によっておこることが分かりました。

ビタミンB1が不足すると、
脚気になる他、
全身倦怠感、
手足のしびれ、
気分がふさぐ、
集中力や協調性がなくなる、
疲れやすくなる、
食欲不振、吐き気、便秘などの胃腸障害、
などの症状が起こります。

江戸煩いの原因は、
玄米を精白した結果、
胚芽部分に豊富なビタミンB1がそぎ落とされたのですね。

白米だけでなく、
ビタミンB1の豊富な肉や魚、大豆製品などの
おかずも一緒に食べられていたら、
脚気にならずに済んだかもしれませんが、
そのようなおかずは、
地方から出稼ぎに来ている方々の食事には
とても少なかったとも考察できます。


はなしは戻りますが、
現代社会の
乳幼児に、
脚気が増えている理由のひとつが、
イオン飲料の常飲だそうです。

脱水に気をつけたい赤ちゃんに対して、
良かれと思って母親たちは
汗をかいたとき、
入浴後、
のどが渇いたときなど、
水分補給がわりにイオン飲料を、
四六時中、
積極的に与える傾向があるそうです。

イオン飲料には、
ぶどう糖果糖液糖、
高果糖溶液、
砂糖、
果糖、
はちみつ、
など、
糖質がもれなく入っています。

糖質を分解するには、
ビタミンB1が不可欠です。

そのため糖質を常に、
大量にとりすぎると、
分解にビタミンB1が使われて、
体内で不足し、
その結果、
現代人でも、
脚気を引き起こす、
というメカニズムだと考えられます。

イオン飲料の常飲は、
小児歯科医の間でも、
虫歯との関連で指摘されています。

高熱が出たときなど、
脱水が気になる限られたときに、
イオン飲料を使用するのは心強いと思われますが、
基本、日常の水分補給は、
ミネラルウォーターが安心です。
麦茶やほうじ茶もカフェインを含ます、
水分補給がわりに飲んでも安心です。

たくさん汗をかいたときは、
糖分ではなく、
失われたミネラルを補給する意味では、
自然塩を少しなめる、
程度で良いかと考えられます。

そして、日常の食卓では、
やはり、たんぱく質のおかずが、
しっかり確保されなければなりません。
なぜなら、
ビタミンB1は、
肉類、魚介類、大豆製品に豊富な栄養素だからです。

精白ごはんと野菜中心の食事は、
やはり、
栄養不足に注意が必要だということがわかります。

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人工甘味料について

先日、Nature誌に、
「人工甘味料の摂取によって血糖値が下がりにくくなり、
糖代謝に異常を引き起こす」とした研究結果が、
イスラエル・ワイツマン研究所から発表されました。

マウスと人間に人工甘味料を与えた結果、
どちらも、
糖尿病の原因となるような症状が見られたというものです。

ヒトでの治験が7名と少ないことや、
人工甘味料といっても有意差がみられたのはサッカリンだけだったことや、
そもそも、ヒトとマウスは代謝経路が違うよ、
などなどの見解から、
人工甘味料、そんなに危険じゃないよ、
という専門家?の見解も出始めています。

いずれにせよ、
最終的には、
自己判断、
な世の中なのかもしれません。

日本では、
摂取量が少ないから、
という理由で、
欧米ではすでに使用が禁止されている
トランス脂肪酸の禁止はされていません。

少量であれ、
よその国が使用を禁止している化学油を、
食べなくてもいいのではないかと、私は考えています。
なので、
自分自身にも、
家族にも、
患者さんにも、
講演会でも、
トランス脂肪酸の摂取は、極力避けるようにしていますし、
そのように、ご提案しています。

人工甘味料も、同じような見解です。

それしかないなら、
天秤にかけたときに、
血糖値が上がる、例えば砂糖より、
多少、危険性はあるかもしれないけれど、
たまに、
しかも1食あたりの摂取量が少しの甘味料で、
血糖値が上がらないなら、
そちらを優先する、
という考えもありかとも思いますが、
幸い、
日本には、
「ラカントS」という
サラヤさんから発売されている
人工甘味料が使われていない甘味料が、
スーパーやドラッグストアで購入できますので、
そちらを使えば安心かと思います。

糖質を気にして、
カロリー0炭酸飲料や
カロリー0ゼリーなどの菓子類や、
糖質0ビールを、
大量に、毎日、摂取する結果、
人工甘味料も、
大量に、毎日、摂るとしたら、
減らしても、
安心かと思います。

ちなみに、
人工甘味料を使っていない
糖質0ビールは、
アサヒスタイルフリーでした。

炭酸飲料で、
人工甘味料を使っていないものは、
今のところ、
見つけられていません。

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オーソモレキュラー療法

先週は、山形へ、藤沢へ、と仕事でバタバタ移動の日々。

山形からは、美味しいスイーツのご報告がもうすぐできる予定です。
乞うご期待下さい!

藤沢は、朝日カルチャーセンターで、
糖質制限食のセミナー講師をつとめて参りました。

ご参加頂きました皆様、
有り難うございました。

せっかく藤沢まできたのだし!
これはもう江の電でしょ!!
ということで、
セミナー終了後、
江の電にゆられ、江ノ島でひとり下車。

片瀬江ノ島駅までフラフラ歩き、
海の見えるレストラン
イル・キャンティ・ビ-チェへ。

夕方だったこともあり、
テラス席が、まだ、空いていました!

まわりは、
カップル&犬連ればっかり。

おひとりさまの猫好きですが、
夕暮れの秋の海風を肌に感じながら、
冷たいドライな白ワインと、
しらすの前菜を楽しみ、
ロマンスカーで新宿経由吉祥寺まで帰りました。

そして、昨日は、わたくしも理事をつとめております、
社団法人オーソモレキュラー.jp主催
「オーソモレキュラー ニュートリション プロフェッショナル養成講座」
の記念すべき第一期、初日でした。

60名近い受講者の方々には、
改めまして御礼申し上げます。

昨日は、初日ということで、わたくしも、ご挨拶をさせて頂きました。
その際にもお話しましたが、

オーソモレキュラー療法で得られる知識は、
これまで学校ではまったく教わっていないものです。
この講座でしか学べないと断言できます。

私は、勤務するクリニックの
姫野友美院長や
西澤真生先生をはじめ、
オーソモレキュラー療法の第一人者である
新宿溝口クリニックの
溝口徹先生、
新宿溝口クリニックの栄養カウンセラーである
定真理子先生から、
さまざまな知識をご教授頂いてきました。

そのオーソモレキュラー療法を学んだ中で、
印象的だったひとつが、
貧血=鉄ではないということです。

わたしたちは、
鉄が吸収しにくいミネラルであることや、
鉄の吸収を高めるためにビタミンC程度の知識はあると思いますが、
オーソモレキュラー療法の観点、
つまり分子レベルで生命現象をとらえると、
造血細胞の分化の過程で、ビタミンAの役割、
赤血球へと成熟していく段階で、ビタミンB12と葉酸の役割など、
生化学的な当然の分子の流れと栄養の役割があります。

このような生命現象を、
分子レベルで、
系統立てて教えて頂いたとき、
これが、目から鱗がおちる、というものか、と思いました。

視野が一気に明るく、広がったのです。
このような感動が、
おそらくこの講座の中では、連続だと思います。

新しい真実を知ると、
それまでの点だった知識が線としてつながっていきます。
あ〜!そうだったんだ〜〜!!という、
知的なエクスタシーを、
この講座で、存分に楽しんで、得て欲しいと思います。

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きのこの栄養価

昨日、東京は、
夏の蒸し暑さが少し、戻りましたが、
それでも、風は秋めいていて、
今朝は、一気に涼しくなりました。

秋の味覚といえば、
芋、くり、なんきん、
新米、果物、、、
と、
糖質たっぷり食材が目立ちます、、。

冬=飢餓に備えて、
体脂肪=エネルギーを蓄えるためには、
冬が来る前に、
糖質の多い食材を食べて、
血糖値を上げて、
インスリンを追加分泌して
血糖を中性脂肪に変えておくことは、
都合の良いことですが、
現代人には注意が必要です。

秋の食材で
糖質が低いものと言えば、
きのこです。

秋が旬ではあても、
一般にわたくしたちがスーパーなどで手に入れやすいものは、
おがくずに種菌を植え付けて栽培する「種菌栽培」なので、
秋だけでなく、
年中、手に入るのですが、
それでも、秋っぽさは、楽しめるでしょうかね。



きのこは、全体的に、糖質、低いですが、
種類によって、差があります。

100gあたりでみますと、

糖質0は、まいたけです。
糖質0に近いのが、マッシュルームです。糖質0.1gです。

逆に、比較的、糖質高めが、
えのきだけ。3.7g。
エリンギ。3.1g。

ん〜なんか、そういえば、甘い感じ、しますね。

そのほか、
しいたけ、1.4g
ぶなしめじ、1.3g
なめこ、1.9g

です。

乾燥しいたけは、100gあたり、糖22.4g
ですが、
乾燥しいたけは、100gも食べません。一度に、、。
1個3gとして、糖質、0.7gなので、
こちらも安心です。

そして、きのこ全般にいえる
栄養価の特徴は、
食物繊維とカリウムの豊富さ、です。

どちらも、現代人に不足しがちな栄養素と言われています。

食物繊維は、ご存知のとおり、
免疫や消化吸収など生命維持の要とも言える
腸内の環境を整えるはたらきがあります。

カリウムは、
ナトリウムによる血圧上昇を抑制したり、
筋肉の動きにかかわり、
不足すると、
手足のしびれや、けいれんなど
筋肉の働きに影響がでます。

カリウムは、
ナトリウムとセットではたらくため、
例えば、
濃い味が好き、
とか、
外食が多いなどで
ナトリウムの摂取が多くなりがちな方は、
ナトリウムとともに排泄されるため、
不足しやすいミネラルです。

また、
ストレス、
コーヒー、アルコール、甘いものの摂取も、
カリウムを減らします。

スープやみそ汁などつゆものの具に、
炒め物や煮物のかさましに、
最近、我が家でも、
きのこをたっぷり使っています。

が、中学3年女子の我が家の子どもは、嫌います。

とくにヌルヌル系。

きのこのヌルヌル成分は、ムチンという成分で、
粘膜をうるおし、保護するはたらきがあります。
肝臓や腎臓の機能を高める作用もあり、
細胞を活性化し、
老化の防止やスタミナ増強に役立つと言われています。

潤いもスタミナもまだ十分にある若いには、
必要ない栄養素は、
自然と味覚=からだが好まないのかもしれませんね。

その他、
きのこの栄養価について調べていたら、
まだまだありました!

えのき、エリンギは、ビタミンB1が豊富なのです。
えのき、エリンギといえば、糖質が高め、でした。
比較的ですけど。
ビタミンB1は、糖質の代謝を助けるビタミンです。
うまいこと、できていますね。

そして、マッシュルームとしいたけ以外のきのこは、
ナイアシンというビタミンが
レバー並に豊富です。

ナイアシンは、
脳神経のはたらきに必須のビタミンで、
不足すると、
頭痛、めまい、不安感、
ノイローゼなどの症状にもつながります。
顔や手足など、
皮膚を健康に保つにも必須のビタミンで、
二日酔いを防ぐたはらきもあります。

お酒のおつまみにも、きのこ、良さそうですね〜。


さらに、きのこは、
やはり、皮膚や粘膜を健康に保つときに必須の栄養素・葉酸、
免疫力を強化しかぜなどの感染症を予防したり、
副腎を強くしてストレスに耐える力をつける栄養素・パントテン酸も比較的、多く含みます。

このようなビタミン類は、
基本、肉、魚に豊富ですが、
きのこにもこんなに含まれるとは!

冬が来る前とはいえ、
脂肪は蓄え過ぎず、
お肉やお魚と一緒に、
きのこたっぷりの食材で、
腸内環境を整え、
粘膜を強くしておき、
免疫力アップを準備しておきたいですね。

もちろん、きのこは、低カロリー食材なので、
大食漢の方にもおすすめです。

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9月20日セミナーin藤沢

ぐっと、涼しくなりましたね。
ゲリラ豪雨も、続いています。
昨日は、今シーズン初めて、湯豆腐にしました。

先日、ご紹介しました火鍋も、
とっくに届いて、とっくに食べてしまいましたが、
とても良いです!
マーラー味は、けっこうパンチのきいた辛さでした。
漢方のような香りも、体によさそうな感じで良かったです。


さて、来週、20日(土)、藤沢で、セミナーがあります。

お天気良ければ、
初秋の湘南、
気持ち良さそうですね〜。

しらすをおつまみに、
湘南ビール。

湘南ビール

以前、ひとり湘南を楽しんだときのもの。


皆様にお会いできますことを楽しみにしています!

以下、朝日カルチャーセンター湘南より、ご案内です。


「糖質制限食を、
おいしく楽しく実践する方法」

■日    時   2014年 9月20日
土曜 13:00~14:30 終了後質疑応答を予定。
■受 講 料  会 員 3,024円 一 般 (入会不要) 3,672円
※入会金は5,400円、3年間有効。70歳以上は入会金無料(要証明書)
■会   場
〒251-0052 藤沢市藤沢438-1 藤沢ルミネプラザ9階

■お申し込み
朝日カルチャーセンター湘南
〒251-0052 藤沢市藤沢438-1 藤沢ルミネプラザ9階
電話 0466-24-2255 URL:http://www.asahiculture.com/shonan


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〜栄養士が語る、結果を出すためのダイエットの鉄則とは〜

東京ビックサイトで開催中の
「ダイエット%&ビューティーフェア2014」にて、
昨日、

「ダイエットフォーラム パネルディスカッション」
日本のダイエットを考える
〜栄養士が語る、結果を出すためのダイエットの鉄則とは〜

で、
管理栄養士で野菜ソムリエの
岸村康代先生とともに、
パネリストを務めて参りました。

パネルディスカッションの司会は、
管理栄養士の
伊達友美先生。

米を食べても痩せられる!の
伊達先生。

野菜ソムリエの
岸村先生。

糖質制限が専門の大柳。

アウェーな感じで超キンチョーな感じですが、
実は、そんなことはありません。

ダイエットがご専門の
第一線でご活躍の先生方は、
糖質制限の理論はもちろんご存知で、
クライアントに応じて、
カロリーだけでなく、
糖質の摂取量にも気を配るのは同じでした。

糖質を食べるなら、
小麦より、
米や糖質が高めの野菜や果物が適しているとの考え。

野菜に豊富な食物繊維や抗酸化成分の大切さ。

は、わたくしも、まさに、同感でした。


わたくしがお話させて頂いた、
結果を出すための鉄則は、

ひとつめは、
科学に徹すること。

そこに解釈は挟みません。
まずは、
痩せる生理学の事実を伝えること。
です。

3食主食抜きなんて、
どうせ無理だろう。
続かないだろう。

これは解釈です。

糖質は血糖値を上げる唯一の栄養素である。
血糖値を上げるほど糖質を摂取すれば、
減らしたい体脂肪の燃焼は後回しになる。
糖尿病の方は、リアルタイムに合併症に進む。
食後血糖値は、
がんやアルツハイマーなど健康に有害であることが指摘されている。

このような事実を、
クライアントの病態や目標にあわせて、
まずは、伝えます。

やりたいか、続くか、
それは、クライアントが決めることです。

そして、やってみるならば、
その方の味覚、これまでの食体験、ライフスタイルなど
さまざまな要因を織り込みながら、
もっともやりやすい具体的な食材や食事の献立を一緒に考えていくことになります。

なので、わたくしの栄養指導では、
一般的な栄養指導にありがちな共通の資料はありません。
糖尿病の患者さん用
高脂血症の患者さん用と
病態によって栄養指導の際にお渡しするツールがありますが、
それは多数に向けた一般的な内容なので、
とくに、食という
極めてプライベートな、
個人差のある
一個人には、
なかなか、あわないことが多いです。

あらかじめ準備できる一般的なツールだけでなく、
栄養指導の現場で話を聞いた直後に準備する
個人へのツールが必要になります。


そして、
ふたつめ。
風呂敷を広げ過ぎないこと。

高い目標を、いくつも、同時にこなせる方なら良いのですが、
主食を抜くだけでもハードルが高い方の場合、
そこに、
たとえば、
調味料の糖質も細かく気にしていただく、
できるだけ料理もしていただく、
できるだけ安心な食材も用意していただく、
嫌いなお魚もがんばって食べていただく、
などなど、
それは良いことではあるけれど、
あれもこれもとフレームを持ち出してしまうと、
挫折のもとです。

フレームは、基本は1つにしぼって。
シンプルに。
主食を抜く。
これが糖質制限食で結果を出す第一歩です。

その上で、
アレルギーがある方が乳製品の過剰摂取や、
市販の加工品や揚げ物などを多用している方は、
やめて頂く、
も同じくらい、
最初のフレームになります。
重要です。

食物繊維やたんぱく質を摂ることも重要ですが、
これは、
主食を抜くことができれば、
おのずと増えるので安心です。

最後に、
どんなにこちらが、あらゆる情報、アドバイスをご用意しても、
クライアントに、
水際まで来て頂かないと、渡せません。
本人が、それを、やる気があるのか、どうか。
ここが肝心です。

痩せたい、
薬を減らしたいなどが目標の
食事療法だけでなく、
どんな目標も、
本人のやる気がなければ、
それを達成させることは難しいと考えます。
つまり、
限界もあるのか、、、と、わたくしは考えています。

ただ、
食事療法だけでなく、
家族で旅行に行きたいから、しばらくは外食を控えて貯金しよう、
とか
この学校に入りたいから、辛いけど勉強しよう、
とか、
目標を決めたら、
ある程度の我慢がつきものです。
しかし、そうは分かっていても、
予定通り貯金ができないときもあるし、
勉強、サボるときもあると思います。
糖質制限中にラーメン、がっつり食べちゃった、
でも良いのです。

それでも、目標を諦めず、
すぐに軌道修正しながら、
続けていくことが結果につながると思います。

まっすぐ、いっさい、横道にそれずに、
目標まで到達できるならそれにこしたことはありませんが、
横道にそれて、
時間がかかっても、
糖質の過剰摂取を、
日々、気をつけていくことは、
何も気にしないより、
10年、20年の歳月が過ぎたとき、
大きな違いがでると考えます。

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3型糖尿病

認知症のニュースを、よく見聞きします。

認知症を患う方が行方不明になったり、
今朝は、
認知症を患う方が線路内を歩いていて、
電車にはねられてしまった、
というニュースもありました。

先日のオーソモレキュラー,jp講演会で、
白澤先生からのお話の中で、
アルツハイマー型認知症は、
3型糖尿病と呼ばれるとのことでした。

毎食、糖質を摂り、
毎食、血糖値を上げ、
毎食、インスリンを追加分泌する生活を何十年も続ける結果、
脳内においても、
インスリン抵抗性が発生し、
糖質にたんぱく質がくっついた、
アミロイドβというシミのようなものが蓄積し、
これが、アルツハイマー病に
深く関わっていると言われています。

時々、患者さんから、
糖質をたくさん食べているのに、
太っていない人や
糖尿病ではない人がいるが、
どうしてか、
というご質問を受ける事があります。

個々人の体質によって、
体脂肪をたくさん蓄えてしまう肥満の方、
膵臓のβ細胞が疲弊してしまう糖尿病の方、
以外にも、
脳に影響がでやすいアルツハイマーの方、
そして欧米型のがんになりやすい方など、
どこかに影響がいくのかもしれません。

毎食、糖質を摂取して、
毎食、食後血糖値をおこし、
毎食、インスリンを追加分泌することは、
いかに、不自然か、
ということが考察できます。

やはり、
栄養は、
子どもの頃から食べていたから、
とか、
美味しい、
経済的、
ラク
などという情緒の前に、
ヒトは何を、どう食べて進化してきたのか、
という
科学が柱になければなりません。

子どもたちの食育が、あいかわらず、流行です。
子どもたちに、
お米をつくらせたり、
お味噌をつくらせたり、
食品メーカーと一緒になって、
食育の専門の先生方が、
子どもたちに盛んに文化を学習させていますが、
わたくしは、
今こそ、本当の栄養の科学を、
きちんと、子どもたちに伝えることが大事だと感じます。
その前に、
事実を見たくない、
受け入れたくない大人を、
どうにかしないといけないのかもしれませんが。

知った上で食べるのと、
知らないまま食べさせられるのとでは、
大違いです。

人類は糖質を食べるように、
消化管機能は適応していないこと。

毎食、血糖値を上げ、インスリンを追加分泌することは、
さまざまな点で健康に有害であること。

このような栄養学の教科書に書いてある事実を、
知っていれば、
肥満する前に、
あるいは糖尿病やアルツハイマーを患う前に、
糖質の摂取量をコントロールできた方もいると思います。

どうせ、主食を抜くなんて、無理だろう。
糖質の割合は○%にしないと、続かないだろう。
このような専門家の解釈は要らないと考えます。
科学者は、解釈をはさまず、
まず事実だけを提示して欲しいと思います。

その上で、
どのくらい、何を食べるのか、
病気の方であれば、
医師や管理栄養士と相談しながら、
個々人が選択していくものだと考えます。

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ご報告と御礼とオーソモレキュラーとは

先週、8月最後の日曜日、
東京・有楽町朝日ホール(有楽町マリオン11階)
にて、

「何をどう食べるか。
あなたと家族の未来が決まる」

と題された
オーソモレキュラー.jpオープニングイベントが開催されました。

当日は700名を超える大勢の皆さんにご参加頂き、
サテライト会場も設けました。

参加頂きました皆々様、
本当に有り難うございました。

わたくしは、
第1部(午前)にて、
「今こそ知りたい!おいしく続けられる糖質制限食とは」
と題して、
糖質(エネルギー)過多の問題点と、
たんぱく質、脂質(必須栄養素)不足の問題点を整理しながら、
たんぱく質の組み合わせ方、
脂質の選び方、
食物繊維の摂り方を中心に、
お話させて頂きました。

第2部では、

講師 溝口 徹 先生
「栄養療法は、医者と患者の関係を変える」

講師 姫野 友美 先生
「栄養療法で変わる日本の医療」

に続き、
特別講師 白澤 卓二 先生から
「本気でアンチエイジングフード!」
として
ケトン食の健康効果についてお話を頂きました。

糖質制限食なら、
結果、ケトン食になりますので、
アンチエイジングにも効果的ですね。

旧石器時代の食事(栄養)摂取の割合が示された円グラフなどもあり、
およそ50%が食物繊維、
残り50%がたんぱく質および脂質系の食品であるのも、
興味深い事実でした。

わたくしも、最近は、そのような食事をしています。

満腹10=たんぱく質5+食物繊維5

と、
講演会や、
クリニックでの栄養指導の現場でも、お伝えしています。

糖質は、その外側にある嗜好品です。
お酒も、嗜好品。
つまり、情緒や文化です。
食事=栄養摂取の後の、
お楽しみの部分ですね。
こちらも大切にしていきたいものです。


ヒトの消化管機能にあった糖質制限食をベースに、
現代人にあった栄養の摂り方、
現代人だからできる糖質(エネルギー)の有効活用、
化学的に作られた加工品の考え方など、
改めて多くのことを考えるきっかけになった
3人の先生方のお話でした。


最後に、オーソモレキュラーについて、
以前にも記事にしましたが再掲載します。


オーソモレキュラー療法(orthomolecular medicine)は、
「栄養療法」「分子整合栄養医学」とも称され、
投薬による対処療法ではなく、
食事、サプリメント、点滴などを用い、
栄養素を整えることで
根本的な原因を改善することを目的としています

海外では1960年代より、
精神疾患領域の治療として応用され始め、
今では、その応用範囲はほぼすべての医療分野に及んでいます。

わたくしが勤務する
ひめのともみクリニック(東京・五反田)の内科医師
西澤真生先生はブログで、

「医学を学んだ方ほど栄養療法やサプリメントは異端というイメージを持っているようです。大きな誤解です。
栄養医学でも、西洋医学(つまり科学)で知ることが出来た体の仕組みや病気の原因を基本にして問題を解決しようとしています。使っている原理は同じ、違うのはアプローチの仕方です。」

と書かれておられます。

わたくしも同感です。

運動をしている育ち盛りの子どもや
プロの運動選手など、
頭痛を訴えることがあります。

貧血です。

貯蔵鉄(フェリチン)が少なくなる段階で、
すでに症状が出て、悩まされる事が多いです。

運動というストレスのシャワーをあびている状況下においては、
食事だけでは必要な栄養がまかなえないのです。
そういうときは、
サプリメントでヘム鉄を摂取できたら、
こんなに簡単で効率的な栄養摂取はありません。

我が家の娘も、
年頃になり、
頭痛を訴えるようになったので、
ヘム鉄を飲むようになり、
頭痛がなくなりました。
たまに飲み忘れが続くと、
頭痛がするので、
自分から飲むようになっています。

わたくし自身は、
数年前、いろんなストレスや年頃が重なって、
絶不調に、、。
血液検査から、
女性ホルモンやDHEA、肝機能の数値が良くなかったので、
大豆イソフラボンやDHEA、グルタチオンなどのサプリメントを服用し、
数値も、体調も、以前のように復活できました。


オーソモレキュラー療法については、
先日、雑誌「プレジデント」でも大きく取り挙げられました。
http://president.jp/articles/-/12742

オーソモレキュラー.jpの糖質を抑えたショッピングモールでは、
糖質を抑えるだけでなく、
マーガリンやショートニングなどトランス脂肪酸は使用しない、
美味しく安全な商品開発を進めて参ります。

「オーソモレキュラー,jpモール」
http://www.orthomolecular.jp/shop/shop1/html/

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