管理栄養士のローカーボ・キッチン

オーソモレキュラー.jpモールのご案内

投薬に頼りすぎない根本治療を目指す治療法に
オーソモレキュラー療法があります。

日本では
「栄養療法」「分子栄養学」「分子整合栄養医学」とも称され、
栄養素-適切な食事やサプリメント・点滴、糖質コントロール-を用いて、
わたしたちの身体を構成する約60兆個の細胞のはたらきを向上させて、様々な病気を治す療法です。

わたくしが勤務する
ひめのともみクリニックでも、
患者さんの病態やニーズにあわせて、
栄養療法が取り入れられています。

「医学を学んだ方ほど栄養療法やサプリメントは異端というイメージを持っているようです。大きな誤解です。栄養医学でも、西洋医学(つまり科学)で知ることが出来た体の仕組みや病気の原因を基本にして問題を解決しようとしています。使っている原理は同じ、違うのはアプローチの仕方です。

木の根元に病原菌が巣くっているとします。枯れてきた葉っぱや枝を刈り取っても木全体の力は弱り、また新しい場所の枝葉が枯れていきます。人間も同じです。人という一つの大きな代謝システムをイメージしてください。奥の根っこの方に何か不調があったとします。血圧が上がるとか、湿疹が出来たとか、髪の毛が抜けるとか、最近お腹が出てきたとか、血液検査では血糖値やコレステロールが高いとか・・・。これらの異常は表面に出てきた症状であって、一時的に薬で改善しても奥にある問題は解決していません。

栄養療法は根本的な原因を改善することを目的としています。」


ひめのともみクリニック
内科医
西澤真生先生ブログよりの抜粋です。


オーソモレキュラー療法の日本での普及を目指して、
社団法人オーソモレキュラー,jp
http://www.orthomolecular.jp
が設立され、1年が経ちました。

そして昨日、
東京有楽町ホールで1周年の記念講演会が開催されました。
雨の休日にもかかわらず、
600名を超える参加者でした。


講師は
新宿溝口クリニック
溝口徹先生

ひめのともみクリニック 
姫野友美先生

そして特別ゲストとして
服部栄養専門学校
服部幸應 先生をお迎えし、
服部先生からは
食育とダイエットのお話をいただきました。

3名の先生方のおはなしの内容は、
追ってご紹介します。

塩分のとり方も大事ですよ。

昨日、
急遽、わたくしも、
監修をつとめる
オーソモレキュラー,jpモールで販売している商品の紹介などを
壇上でさせていただきました。


オーソモレキュラー,jpでは生菓子を主に販売しておりましたが、
この度、
サラヤさんの甘味料とへるしごはん商品を
お求め安い価格でご用意しました。

持ち運びと補食に最適な
糖質制限フィナンシェも単体で登場。

詰め合わせの菓子は、
お土産など贈答にも喜んでいただいています。

お求めはこちらから
http://www.orthomolecular.jp/shop/shop1/html/

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低糖質食の実践のスタンス

2006年から実践を続けてきた低糖質食も、
10年近く経ちました。

ダイエット記事や、
食品のCMなど、
「糖質」という言葉や栄養学的特徴が、
今では
当たり前のように認識されるようになりました。

そのなかで、
糖質の摂取量については、
医師の間で、いくつかの説が出ています。

今日は、何を、どう食べるかについて、
私見をまとめてみたいと思います。

まず、毎食後、高血糖を起こすことは、
糖尿病だけでなく、
肥満、がん、アルツハイマー型認知症など
その弊害が世界的に指摘されています。

食後高血糖を引き起こすほど、
1食あたり、
比較的だれでも簡単に糖質を摂取してしまいやすいのが
主食です。

ごはん、パン、麺類など。

すでに余分な体脂肪(エネルギー)をたくさん蓄えていて、
それを減らしたい期間や、
投薬に頼り過ぎるの避けたい糖尿病の方は、
主食を抜く=血統をあげない時間をつくるのは
シンプルで
結果が出せる食事療法と言えます。

そのなかで、
もし、主食を食べるなら、
ごはんをおすすめしています。

アミロースが多めの
ササニシキを選ぶものも良いかもしれません。

アミロペクチン(もち米系)のコシヒカリより、
アミロース(タイ米系)のササニシキの方が、
血糖の急上昇を起こしにくいと言われています。

戦後、日本の米は、
このアミロース(タイ米系)の
ササニシキの方が一般的でしたが、
今では、
作りやすさや
もちもちのもち米系が好まれるなどの理由から、
アミロペクチン(もち米系)のコシヒカリしか
スーパーで目にしなくなりました。

生協や一部ネットの通販サイトでは
ササニシキが購入できます。

さらに、それを、
おひつなどで冷まして食べるのも
急激な血糖の上昇防止には
多少、役立つとも考えられています。


輸入小麦を毎日、食べる弊害については
「小麦は食べるな」白澤卓二著(日本文芸社)を
参考にしています。

できれば、
国産小麦にすれば、
ポストハーベストの危険は避けられます。

小麦グルテンの弊害はさけられませんが、
たまに、
国産小麦のパンやうどんなど、
好物であれば、
そうやって楽しめるのも良いかと思います。

エネルギーが必要な方の糖質摂取としては、
ふかしやかぼちゃや芋もおすすめです。
それらは、
単なる糖質の塊ではなく、
βカロテンやビタミンC、食物繊維も含みます。


いずれにしても、
主食=糖質を食べるのか抜くのか、
食べるとしたら、
ごはんなのか、パンなのか、芋なのか、
日によってはお誕生日のケーキなのか、
その時々で違いますが、
その前に、
おかずでお腹いっぱいに、
つまり、
栄養素を確保することは、
成長期の子どもでも、
アスリートでも、
高齢者でも、かわりません。

おかずとは、
低糖質食の食事は、
まっさきに肉がイメージされがちですが、
もちろん、
お肉も良いですが、
お魚も組み合わせると
オメガ3(EPA、 DHA)
ビタミンD
ビタミンE
ナイアシンなど、
肉だけより栄養素が効率的に摂りやすくなります。

肉も魚も、
加工品や市販の揚げ物からではなく、
ただ、素材そのものを、
焼くだけ、炒めるだけ、ゆでるだけなど、
シンプルに食べるのが基本であると考えます。
その結果、
リノール酸や酸化油脂、トランス脂肪酸、
そして食品添加物など
余計なものももれなく摂取のリスクを減らせます。

大豆製品は、
マグネシウムが豊富なので、
カルシウムのバランスをとれます。

卵は手軽で安価な栄養摂取食品として便利です。

調味もシンプルに。
熟成みそ、醸造しょうゆ、お酢など、
発酵食品を基本調味料としてそろえておきます。

天然の塩にはミネラルも豊富です。

少量で甘味付けするのであれば、
発酵食品である本みりんや、
腸内環境の善玉菌のエサになるオリゴ糖を使う、
という手もあります。
発酵食品のこうじを使って、
こうじ漬けもおすすめです。

発酵食品は、
腸内環境を整えるのに役立つと考えられています。

そして、大事なのが
食物繊維です。

とくに大食漢の方は、
食物繊維を毎食、たっぷり、
お肉やお魚のおかずに添えていくのがおすすめです。

食物繊維は
野菜だけではありません。
野菜にとらわれる結果、
無理して、
野菜ジュースや
カット野菜、サラダのパックなどを利用しなくても、
今なら、
きゅうりを1本、焼き海苔1枚で巻いて、
みそをつけて食べるだけ、など、
野菜は旬のものを、
シンプルにいただく方が、
栄養価も高いまま摂取できそうです。
キャベツやレタスはちぎりだけ。など。
緑の濃い野菜は、おひたしなど加熱して添えます。

そして、手軽な食物繊維が海藻です。
忙しくて毎日、スーパーで野菜を買えないときでも、
海藻は買い置きできるので便利です。
ところてんを開けるだけ、
カットわかめやとろろこんぶをお椀に入れて、
お味噌とかつお節を入れたら熱湯を注ぐだけで、
おつゆが完成します。
焼き海苔は味や油のついていないものが
糖質や酸化油脂を摂取する心配がないのでおすすめです。

きのこは、通年、安定した価格で手に入ります。

こんにゃくも、刺身こんにゃくなら、開けるだけ。
しらたきを麺代わりに、
こんにゃくを鶏肉などと煮ておくのも、
おかずやお弁当の1品に便利です。

肉、魚介、卵、大豆製品、
それぞれに栄養学的特徴や、
価格が安定しているか、
買い置きできるかなど、
使い勝手の特徴があります。

そこに、食物繊維をたっぷり添える!です。

食物繊維は腸内環境を整えるのに欠かせない食材です。

腸内環境を整えることは、
ビタミンやセロトニンなど
自ら栄養を作り出す力にもつながります。
そして、自律神経のはたらきも、
腸内環境に左右されるので重要です。

糖質を低くする一点に惑わされ過ぎず、
何をどう組み合わせるのか、
つまり
抜く栄養より、
入れる栄養について総合的に捉え、考えていくことが、
安心、安全な低糖質の実践には必要不可欠であると考えます。

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腸内環境を整える

先日、16日(日)
香川県高松市にて
桑島内科医院主催
女性を元気にする講演会が開催され
670名近い方にご参加いただきました。

休憩時間には、
書籍の販売もあり、
ご挨拶させていただけた方もいらっしゃいましたが、
改めて御礼申し上げます。
ご参加の皆様、本当に有り難うございました。

桑島内科医院、
桑島康子医師からは、
腸内環境の重要性について
おはなしがありました。

腸内環境を整えることはとても大切です。

腸は「第2の脳」と言われるくらい、
脳からの指令がなくても自ら、
栄養の吸収を行い、
ビタミンB群を作り出し、
免疫を高め、
そして自律神経のはたらきに関与します。

そのため、
腸内環境を整えることへの関心は、
トップアスリートにも広がっています。
なぜなら、
トップアスリートによって
からだやこころを作る食事=栄養摂取は
トレーニングにひとつであり、
また、
怪我や病気からの回復=免疫力の向上も不可欠であり、
そして腸(神経)によってコントロールされる
自律神経(交感神経と副交感神経)の機能を高め、
なかでも副交感神経のはたらきを高めて
心を安定させ、リラックスして
自分の力を最大限に発揮することは、
アスリートにかぎらず、重要です。

腸内環境を整えるポイントとして

食物繊維
発酵食品
オリゴ糖
酢酸

が挙げられます。

糖質制限では、
肉や卵などおかずを食べることに意識がいきがちですが、
そこに
主食代わりに食物繊維をたっぷり添えるのがおすすめです。


食物繊維については
8月7日のブログを参照ください。
http://lowcarbkitchen.blog.fc2.com




発酵食品については、
高松での講演会でも、
桑島康子先生から
熟成みそ、醸造しょうゆ、酢、本みりん、こうじなど、
添加物のない日本の調味料の良さについて
おはなしいただきました。

なかでもおすすめは、
みそ玉。

お気に入りのみそに、
粉がつお、粉末いりこ、カットわかめを混ぜ込み、
大さじ1弱ずつ、
ラップで包んで冷凍庫にいれておけば、
おわんに入れてお湯をそそぐだけ!とのこと!
さっそく作って、
お弁当時にはいつも持参しようと思っています。

甘味料については、
アスパルテームやスクラロースなど
合成甘味料の良し悪しが話題になっていますが、
化学的な甘味が気になるときは、
本みりんや
善玉菌のエサになるオリゴ糖を使う方が、
安心かと考えます。
みりんやオリゴ糖を甘味料に使ったところで、
1人分多くても大さじ1弱程度です。

酢は、減塩効果も期待できますし、
内臓脂肪燃焼効果など
ダイエットでの注目されている調味料です。
サラダやスープにまわしかけるか、
水に入れて飲むなど、
手軽に摂取できます。

こうじは、
お肉や魚の切り身を麹漬けにして
楽しまれる方も多いと思います。
我が家でもよく麹漬けをいただきます。

野菜、海藻、きのこ、こんにゃく、おからなど、
毎食、
食物繊維をたっぷりと。

そこに、
みそ、しょうゆ、酢、みりん、こうじなど
よく作られた調味料でシンプルに味付けした
お肉やお魚、大豆製品を添えて。

チーズやナッツに偏りがちなおやつも、
ところてん、
焼き海苔、
きゅうりにみそ、
こんにゃくの煮物など、
食物繊維たっぷりで
低カロリーな食材を活用するのも
おすすめです。

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食物繊維について

東京は、昨日、
7日連続の猛暑日連続記録更新だそうで、
本日も35度を超える予想とか、、。
みなさん、お元気でお過ごしでしょうか。

わたくしはこの猛暑の中、
今月は週末ごとにセミナーがあり、
その資料づくりに追われ、
その合間をみてはヨガで汗をかき、
バタバタとしております。

更新がままならず、失礼お許しください。

糖質オフ&栄養オンの栄養摂取に関するセミナーは、
最近では、
スポーツ分野にも広がりがみられます。
糖質オフといっても、
肥満のある方ではなく、
アスリートなので、
清涼飲料水や菓子パンなど
不自然な糖質の摂取はオフすることは大事ですが、
良い糖質はエネルギーとして有効活用していきます。

今週末のセミナーも、
アスリート向けにお話します。

来週末のセミナーは、
香川県のサンポートホール高松で、
桑島内科医院院長
桑島康子先生をはじめ、
新宿溝口クリニック院長
溝口徹先生、
そして、
新宿溝口クリニックのチーフ栄養カウンセラー
定真理子先生と一緒に講師をつとめさせて頂きます。
こちらは、現時点で、
参加者600名を超えているそうで、
香川県といえば、
糖尿病罹患率、
交通事後発生率、
校内暴力発生件数ともにワーストレベル、
そして、最近では、
小学4年生を対象に、
香川県が昨年 行った血液検査で、
肝機能、脂質、血糖値の異常値を示した子どもの割合が、
それぞれ 1割に上ることが分かったとか、、
なので、
糖質を無理なくオフしながらも、
栄養を良く摂取できる
食事の摂り方について、
鋭意、お伝えしたいと思っております。

糖質オフすることだけに気を取られるのではなく、
何を、どう食べるか、はとても重要です。
総合的に考えることが重要であると思います。

なかでも今日は、
食物繊維について考えてみたいと思います。

食物繊維の摂り方として、
多くの方が真っ先に思い浮かぶのは野菜でしょうか。
野菜不足を気にかける方は多く、
野菜ジュース、
スーパーのカット野菜、
コンビニの野菜サラダ、
冷凍野菜などを
積極的に利用する方も目立ちます。

しかし、
食物繊維の摂取が目的なら、
野菜だけでなく、
海藻、きのこ、こんにゃく、おからなど、
加工されたものではなく、
食材そのものを手軽に食べられる
食物繊維の豊富な食品もたくさんあります。

野菜からは、
緑の濃い野菜やかぼちゃなどからはβカロテンが摂取できます。
トマトやなすの皮の色素成分からは抗酸化作用が期待できます。
モロヘイヤ、にがうり、ピーマン、なす、きゅうり、トマトなど、
野菜は、旬のものを、シンプルに、
ゆでるだけ、
生食で、など、
食べるときに調理や用意できれば、
栄養価の低下も少なく抑えられると思います。

夜、まとめて炒めた野菜を、
翌日の昼、食べるなどは、
できるだけ避けた方が、
酸化した炒め油の摂取を避けられます。

次の日に使いたい場合は、
茹でておいて、
食べるときに、
あまに油やえごま油など、
オメガ3系の油をまわしかけたり、
食べるときに、
くるみをトッピングしたり、
チーズをすりおろしたりもおすすめです。

生野菜は、
きゅうりやセロリを、
そのまま味噌をつけて、など、
シンプルがおすすめです。
味噌は発酵食品でもあります。

生野菜からは酵素が摂取できます。
酵素は、本来、体内で、アミノ酸を材料に
自ら作り出しますが、
加齢とともに、その能力は衰えていきます。
おかずに、主食代わりに
生野菜をたっぷり添えるのは、
心強いでしょうかね。

食後に、
パイナップルやキウイなど、
たんぱく質分解酵素を多く含む果物を
主食代わりに軽くデザートとして取り入れるのも、
血糖を急激にあげるほどではないかと考えます。

野菜以外で手軽な食物繊維は、
海藻です。
焼き海苔を一枚、ちぎって
ゆでた野菜にあえたり、
ゆでたささみをさいて、和えたり、
そのままパリパリおやつなど。
塩やサラダ油がついていない、
シンプルな焼き海苔がおすすめです。

カットわかめやとろろ昆布は、
買い置きしておけば、
そのままお汁にたっぷり入れるだけ。

ところてんを開けるだけ、
でも食物繊維を確保できますよ。

こんにゃくは、料理の手間がないのは、
刺身こんにゃくです。

きのこは、年中、安定した価格で手に入り、
短時間で火が通り、
炒め物、蒸し物、汁の具など、
料理の種類を選びません。

おからは
「おからで糖質オフレシピ」(宝島社)
を上梓しましたが、
和洋中、あらゆる料理に活用できます。

満腹感も得られ、
大食漢の方にもおすすめです。

満腹を10とすると、
肉や魚、大豆製品を組み合わせたおかずは5、
野菜、海藻、きのこなど組み合わせた食物繊維をたっぷりと5
のイメージでそろえると、
献立が立てやすいですよ。

そこに、
最後に、
糖質を入れるのか、抜くのか、を決めます。

入れるとしたら、
ごはんなのか、
ふかしたジャガイモやサツマイモ、かぼちゃで〆るのか、
季節の果物なのか、
日によっては、
お誕生日のケーキになるかもしれません。

主食や嗜好品を食べるか抜くかにかかわらず、
糖尿病や肥満、運動の有無、年齢、性別にもかかわらず、
まず大事なのは、
おかず=たんぱく質、良質な脂質、
ビタミン、ミネラル、そして食物繊維など
ヒトの生命維持に必須の栄養を摂取できる食事をすることです。

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