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管理栄養士のローカーボ・キッチン

糖質制限の本質

引っ越し後の生活が、ようやく落ち着いてきました。
今年に入ってとくに、
娘の大学受験や、
無事、受験が終わったら今度は
京都で学生生活がはじまるため、
娘の引っ越し準備など、
バタバタが続きましたが、
受験といえば、
なななんと!
『「糖質制限」その食べ方ではヤセません』が、
大阪青山大学の入試問題に使用されたそうです!

どんな問題なんだろー
今、確認中です。

『「糖質制限」その食べ方ではヤセません』にも書きましたが、
糖質制限への批判は、
相変わらず、
これからも続きそうですが、
その原因のひとつに、
糖質制限という
制限すべきものしか明確にされていない
ネーミングが悪?利用されるからではないかと考えています。

糖質制限が栄養科学として
ヒトの健康に間違いなく貢献できるのは、
食後にインスリンを追加分泌するほど
高血糖を起こさないこと、
です。

食後高血糖を防ぐこと、
それによる肥満を解消、防ぐことは、
糖質制限でしか叶いません。

その上で、
糖質制限の実践で、
不健康になるとするなら、
糖質を制限した結果、
何を、どう食べるのか、
糖質以外の栄養の問題となります。

主食を控えても、
浴びるほど飲酒を続けるのか、
添加物や酸化油脂ばかり摂り続けるのか、
たとえばこのような
糖質以外の栄養素や食べ方で不健康になったとしたら、
それは糖質制限のせいではありません。

血糖コントロールがリアルタイムに的確に行えることが
糖質制限の本質であり、
高血糖を起こさないことは、
健康管理に欠かせない重要なアプローチとなります。

インスリンの分泌能力は、
日本人をふくめた東アジア人は
欧米白人に比べて、
半分から1/4しかないと言われています。

少ない、限られたインスリンを
できるだけ無駄遣いしない
肥満しない程度の糖質(エネルギー)の摂り方は、
美味しい糖質を長い人生、長く楽しむうえでも、
幼少時代など早くから実践したほうが、よいかと考えます。

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糖質制限は子どもでもOKか

ご無沙汰しております、、
引っ越しが、なんとか、先日、無事、終わりました、、
次は、大学進学のため東京を離れる娘の引っ越しです、、。
引っ越しの作業はストレス大ですね、、

さて、本日は、よくいただくご質問について、
「糖質制限は、子どもでもやって良いのでしょうか」
「糖質制限は、妊婦さんでもやって良いのでしょうか」
など
ライフステージによっては
糖質制限は良くないのではないか、
という不安感について、考えてみたいと思います。

おそらく、
糖質制限という言葉が幅広すぎて、
その定義が明確でないために、
ことあるごとに、
糖質制限に対する不安につながると考えています。

わたしは、
糖質制限が、
年齢、性別、国籍を超えて、
ヒトという生物にとって自然であるとしたら、
「血糖値スパイク=食後高血糖」を起こさないこと。
になると考えています。
糖尿病でなくても、
糖質を普通にごはん1膳などの量、
摂取するだけで、
食後高血糖を起こすとするなら、
子どもでも、妊婦さんでも、
良くない、と言えます。

逆にいえば、
ごはん茶碗1膳など普通の糖質摂取量で、
血糖値スパイクを起こさないのであれば、
やせがある、成長期である、アスリートであるなど、
エネルギーが必要な方は、
なにも狩猟採集時代の
ギリギリの栄養摂取=糖質制限食でなくて、
糖質を、エネルギーとして活用するという手もあると考えています。

糖質制限とは、
血糖値スパイクを起こさない食事療法と考えると、
糖質制限をわかりやすく認識できるのではないでしょうか。

つまり、
糖質制限とは、
血糖値のことしか良い当てていないので、
血糖値に影響する糖質以外の栄養摂取については、
栄養の科学で組み立てていく必要があります。
たとえば、油脂について。
トランス脂肪酸、酸化油脂などばかりとって、
オメガ3(魚食)が不足すれば、
過酸化脂質による発がんや
アレルギーのリスクになるかもしれません。

糖質制限して、
トランス脂肪酸、酸化油脂などばかりとって、
オメガ3(魚食)が不足して、
過酸化脂質による発がんや
アレルギーになったからといって、
だから糖質制限は良くない、というのは、
話のステージが違いますよね。

食後高血糖を起こさないことは、
食で健康をかなえる上で欠かせない必要条件であることは
間違いありません。

しかし、
トランス脂肪酸、酸化油脂などばかりとって、
オメガ3(魚食)が不足する食事をすることは、
糖質制限理論とはステージが違う栄養のはなしです。

どんな方でも、
食後高血糖を起こさない
糖質制限食は
食で健康をかなえる上で必要です。
しかし、
どんな糖質を、どのくらいとったら、どのくらい血糖値が上がるかは、
個人差が大きいと思われます。

その上で、
どんな脂質を摂取するのか、
タンパク質をしっかり消化吸収できるのか、
抗酸化栄養は摂取できているか、
食物繊維は摂取できているか、
腸内環境はどうか、など、
これらも、
子どもでも妊婦さんでも
ヒトという生物にとって、
食後高血糖を防ぐ糖質制限と同様、
食で健康をかなえる上では、
栄養の科学で考えなくてはいけない大事な要素であると考えます。

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