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管理栄養士のローカーボ・キッチン

風邪対策にビタミンAとカロテノイドを

風邪の季節です。
インフルエンザも流行しています。

鼻やのどなど粘膜を丈夫につくり、
風邪などの感染症に対する抵抗力をつけるために
必要な栄養素として知られているのがビタミンAです。
呼吸器などの粘膜を丈夫に保っておくことは、
細菌やウイルスの体内への侵入を防ぐ上で重要です。

ビタミンAを含む食べ物を食べると、
まず、胃で分解され、
あぶらと一緒に小腸上皮細胞で吸収されます。
吸収されたビタミンAは
タンパク質に包まれて血液に乗って肝臓や細胞に運ばれ、
必要な時がきたらビタミンAとして使えるよう、
前駆体として待機します。

ビタミンAを含む食品は、
肉や魚介など動物性の食品です。
肉や魚介を食べれば、
結果的に、その吸収や貯蔵のために必要な
あぶらやタンパク質も一緒に摂取できます。

もうひとつ、
ビタミンAの摂り方として知られているのが
カロテノイドとしての摂取です。
動植物が持つ色素を総称してカロテノイドと言います。
カロテノイドの種類は、600種類ほどあり、
ヒトの血液中には20種類以上のカロテノイドがあると言われています。
カロテノイドのひとつであるβ-カロテンは、
プロビタミンAとして体内で必要に応じてビタインAに変わります。
そのほか、カロテノイドは、
抗酸化作用や抗ガン作用があることも明らかにされています。

β-カロチンを含む食品は、
モロヘイヤ、かぼちゃ、にんじん、春菊、ほうれん草、
大根の葉っぱ、おかひじき、小松菜などなど
緑黄色野菜です。

カロテノイドはそのほか、
トマトやカキの色素に豊富なリコピン、
鮭の身や、いくら、カニのからなどに含まれるアスタキサンチン、
ケールやブロッコリーなどの緑野菜に含まれるルテイン、
みかん、柿、パパイヤなどに含まれるクリプトキサンチンなど
種類があり、
これらを複合体でとることで、
より高い効果が得られると言われています。

植物性食品だけでは、
タンパク質やあぶらが足りません。
すぐに風邪をひく、いったん感染症にかかると長引く、
皮膚の異常角化(アトピー性皮膚炎やニキビ、肌の乾燥)に悩まされる、
下痢しやすいなど、
ビタミンA不足による症状に注意が必要です。

長い狩猟採集時代で得たヒトの栄養摂取には、
肉や魚介、卵など動物性の食品が欠かせず、
しかし、
そこに、
色とりどりの野菜や果物が合わさることで、
ギリギリの必要最低限の栄養摂取だけでなく、
より健康に、よりパワフルに生きていくことができる
人間らしい健康食に仕上がるように感じています。

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本年もよろしくお願い致します。

新年明けましたね。
我が家では帰省していた娘も京都へ帰り、
私も明日のクリニック勤務からお仕事が本格始動となります。

年末年始の食べすぎ、飲みすぎは大丈夫でしたか?

肝機能の機能を高め、
胃の粘膜を潤し保護する食材して知られているのが、
いわゆる「ネバネバ食材」です。

なめこ、めかぶやがごめ昆布、山芋や里芋、
オクラやモロヘイヤ、納豆などなど、
これらネバネバ成分は、
ムチンと言われるネバネバ成分や
水溶性食物繊維に分類されるネバネバ成分など、
がありますが、
いずれも胃の粘膜を潤し、保護するはたらきがあります。
ムチンは、肝臓や腎臓の機能を高める作用や、
細胞を活性化し、老化防止に役立つとも言われています。
水様性食物繊維は、
ブドウ糖の吸収を緩やかにし、食後高血糖を防ぐほか、
便の水分量とかさを増やし、便秘を予防。
納豆のネバネバ成分は、
納豆菌がたんぱく質を分解してできるグルタミン酸と
糖の一種であるフラクタンという物質からできていますが、
納豆のネバネバ成分の中にはナットウキナーゼという成分が含まれ、
血管の中でできる血栓を溶かし、
血液の詰まりをなくすはたらきがあります。

年末年始の食べすぎ、飲みすぎをリセットする食材としてだけでなく、
健康維持に毎日、おいしくとりれたい、ネバネバ食品です。

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