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管理栄養士のローカーボ・キッチン

納豆で血栓対策

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水道橋メディカルクリニック
看護師さんから頂いた
手作りマスクをつけて
先日、神宮球場にて。
パブリックビューイングの抽選に当選し、
ヤクルトスワローズ優勝の瞬間に感動、、。

さて、非常事態宣言が解除され、
夜の街も賑やかになってきましたね。
しかし、引き続き、コロナウイルスとの共存は続きます。
これまで同様、免疫力や抵抗力を高めておくことはもちろん、
血栓ができにくい体にしておくことも重要です。
なぜなら、コロナ感染症を重症化させている原因のひとつが「血栓」だからです。
そしてこの血栓をできにくくする食品として注目されているのが「納豆」です。

納豆は、縄文時代の終わり頃にはすでに食べられていたという説もあるほど、
長きに渡って日本人の食に欠かせなかった食材のひとつです。
納豆が、一躍脚光を浴びるようになったのは、1980年代、
血栓を溶かす驚異的パワーを持つ酵素
「ナットウキナーゼ」の発見によるところが大きいと思われます。

納豆が産生するナットウキナーゼという酵素は、
血栓の元になる血液中のタンパク質(フィブリン)を
分解するはたらきをもっています。
さらにナットウキナーゼがすごいのは、直接、血栓を分解するだけでなく、
ヒトの生体内で作り出される血栓溶解作用をもつ
t-PAという成分(心筋梗塞などの治療薬と同じ成分)を増加させることです。

ナットウキナーゼが体内で血栓を溶解する効果は、
2~8時間と言われています。
「納豆は夜食べるのが良い」と聞いたことはありませんか?
これは、脳梗塞など血栓症は早朝に発症することが多いので、
夜に納豆を食べて、朝方まで
ナットウキナーゼで血栓対策をしてもらおうという考えによるものです。

さらに、近年では、マウスを使った実験で、
スーパー納豆菌とも呼ばれているS-903納豆菌(※1)が、
インフルエンザウイルスの増殖を抑え、
感染後も体内でウイルスと闘う抗体をつくることが確認されています。

納豆菌は常温で活性化するため、
納豆は常温に戻して食べるのがおすすめです。
また、薬味を加えて、栄養価をおいしくアップしましょう。
たとえば、生ねぎやしょうが、しそなど香味野菜を入れることで、
デトックス成分をプラスできます。
じゃこやおかか、卵をプラスすれば、
タンパク質やミネラルを強化できます。

納豆に付属のたれたからしは便利ではありますが、
添加物が入っているものも少なくありません。
熟成しょうゆや本みりんなどの良質な発酵調味料や、
乳酸菌の豊富な発酵漬物の塩味や食感を
味付けに活用してみてはいかがでしょう。

最後に、
抗血栓薬(ワーファリン)を服用中の人は
納豆を食べてもよいか、医師に相談しておきましょう。
納豆菌が腸内で産生するビタミンKは、薬効を阻害することがあります。

納豆パワー、すごいですよね。
納豆は、安価で、スーパーやコンビニでも手軽に手に入るのも魅力です。
ごはんのおかずだけでなく、
焼き海苔で巻いてお酒のおつまみに、
間食に1パックなど
おいしく食べて元気でお過ごしください。

※1)一般的な納豆菌に比べて、免疫に対する機能性が約1.5倍、高い納豆菌。
おかめ納豆HPより

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