管理栄養士のローカーボ・キッチン

コレステロールと食べ物

コレステロールについて、
質問を頂きましたので、
まとめてみたいと思います。

コレステロールが高いとき、
動物性の油脂や、
コレステロールを含む食品を控えるべきか否か。

まず、
コレステロールが高い方の原因は、
主に2つあると考えられています。

1つは、
「家族性高コレステロール血症」といわれ、
遺伝的にコレステロールを利用しにくい体質を持っていることです。
動脈硬化や心臓病を起こしやすいといわれ、
注意が必要です。
こういう方は、
コレステロールを多く含む食品の摂取を控える必要があります。
今ではコレステロールの低い調味料なども出ているようなので、
そういう市販品も上手に取り入れると、
味覚や嗜好を満足させながらの食生活が長続きできるかもしれません。

しかし、この、
遺伝的にコレステロールを利用しにくい体質を持っている方より
圧倒的に多いのは、
もう1つのタイプです。

「血液中の活性酸素が多い方」です。

血液中の活性酸素が多いと、
コレステロールが酸化して利用できなくなり、血管壁にたまります。
その結果、細胞はコレステロール不足になるので、
コレステロールを合成するようにと指令が出て、
さらにコレステロールが上昇、
でも利用できない、
すると上昇、
でも利用できない、、、、
という悪循環のパターンです。

こういう方の場合は、
食べ物のコレステロールを減らすよりも、
抗酸化ビタミンを摂取し、
酸化を防ぐことが大事です。

抗酸化ビタミンは、
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEです。

ビタミンAは動物性たんぱく質系食品にしか含まれません。
レバー、うなぎなどです。
ただし、ビタミンAは、
緑黄色野菜のβカロテンを摂る事でもまかなえます。
βカロテンが必要に応じて必要量、
体内でビタミンAに変わると言われています。
緑の濃い野菜を、
毎食、たっぷり添えましょう。

ビタミンCは、
新鮮な柑橘系果物や新鮮な野菜に含まれます。
ただし、コンスタントに毎食、
そのような食事が摂れない方は、
サプリメントでの摂取をおすすめしています。
わたくしも家族も、
ビタミンCはサプリメントで摂っています。
ビタミンCは常に体内で一定の濃度あるのが効率的なので、
毎食後、など、コンスタントに摂取するようにしています。

ビタミンEは、
魚をしっかり食べることです。
種実類にもビタミンEは豊富ですが、
種実類は食べ過ぎやすく、
肥満がある方や運動不足の方は、
単純に食べ過ぎによって
消費カロリーを摂取カロリーが上回りやすいので注意が必要です。

油脂は、
サラダ油のような植物性の油より、
ラードやバターなど、動物性の脂の方が
からだに良いことが指摘されています。

「本当は危ない植物油」という
奥山浩美先生の著書の中では、

液体でとるなら、えごま油。
基本、調理には、ラードやバターを使用し、
もっとも良いのは魚油だと。
つまり魚をしっかり食べることが大事なようです。

我が家では、
バターもラードも、
最近は、
オリーブ油もほとんど使いません。

痩せのある
中2の娘にだけは、
バター炒めや、
えごま油、オリーブ油をサラダにまわしかけるなどで、
エネルギーと必須脂肪酸の確保につとめています。

が、基本は、
魚をしっかり食べることで
必須脂肪酸を確保するようにしています。

また鯖〜、
と娘の声が聞こえてくるようですが、
ハレではなくケの食事とはそういうものだと、
あきらめてもらうしかありません。

そして、
閉経後の女性が、
コレステロールが高くなるのは生理です。
女性ホルモンや骨粗しょう症との関連で話題の
ビタミンDの前駆物質(前の段階の物質)の材料がコレステロールだからです。

減っていく女性ホルモンのかわりに、
せっせとコレステロールを合成して
閉経後のからだを守ろうとしているのですね。

肥満があり、
家族性コレステロール血症でない方で、
コレステロールが高い方は、
抗酸化に努めるとともに、
やはり、
肥満を解消することが大事です。

肥満解消には、
糖質制限です。
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| | 2013/08/27 (Tue) 17:07 [編集]


Re: タイトルなし

田中文子さま
ビタミンCは値段に差がない=品質に差がないと考えられます。
そしてビタミンCは値段もどれも手軽です。
ビタミンBはコンプレックスになっているものが良いです。
ビタミンBは、群としていっしょになってはたらくという特徴があるので。
鉄は、ヘム鉄を選ばれるように。
高価なものである必要はありませんが、
やたらと値段が安いのは、逆に避けた方が無難かと思います。
その他、ビタミンEやEPA、DHAなど脂溶性のビタミンは、
市販の一般的な価格のものと比較して、
やたらと安いものは避けた方が無難かと思います。

tamami oyanagi | URL | 2013/08/28 (Wed) 11:55 [編集]


 
 

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