管理栄養士のローカーボ・キッチン

春眠暁を覚えず 2

春眠暁を覚えず。
春の眠りの心地よさは
夜の明けるのにも気がつかないほど。

なぜ、「春は眠気がとれない」のでしょうね。

この後、
科学的に考察してみたいと思います。

の、
前回ブログ記事の続きです。


冬から春への寒暖の差など、
身体の各器官の動きが活発化するとなると、
エネルギー必要量が増します。

脂質や糖質など
栄養素からエネルギーを作り出すときには、
さまざまなビタミンB群が必要です。

ビタミンB群の不足は、
エネルギーを作り出しにくくなり、
疲れやだるさ、そして眠気を招く可能性があります。

そして、もしかしたら、
流通が発達した現代社会では、
真冬でも、
お肉もお魚も卵も定期的に摂取することができますが、
そうではない自然環境に閉ざされた、
ある意味ナチュラルな流通状況の中、
真冬の食料源を、
貴重な保存食などでしのいでいるとしたら、
春を迎える頃には、
若干の栄養失調気味になる可能性もあります。

ビタミンB群は、
動物性たんぱく質系食品に豊富です。

肉や魚介です。
特に、魚介とレバーがあれば、
たいていのビタミンB群が確保できます。
(ちなみに、鉄や亜鉛などのミネラルも)

ビタミンB群だけでなく、
ここで、
興味深いのは、
春から初夏にかけて旬を迎える野菜には
葉酸というビタミンが豊富だという特徴です。

葉酸は、
菜の花、アスパラガス、芽キャベツ、
枝豆、ほうれん草、そらまめ。
果物では、いちごに豊富です。
ホタテ貝にも葉酸は豊富です。

でも、もっとも葉酸が豊富な食品は、
やはり、レバーです。

そして、葉酸は、
造血細胞をつくる際に不可欠な栄養となります。
血液不足=貧血も、
脳や各器官の隅々まで、
酸素や栄養を運べなくなり、
眠気
にもつながりやすいことも考えられます。

造血細胞をつくるには、
春が旬の野菜や貝に豊富な葉酸の他、
鉄が必須です。

鉄を多く含む食品も、だんとつは、やはり、、、
レバー。

ほか、
あさり、赤貝、ホタルイカなどの、
春から初夏にかけて旬をむかえる貝類にも豊富です。

もちろん、
赤身のお肉、
手軽なところでは、
煮干しにも手には豊富です。

こうしてみてみると、
春は、
ビタミンB群が不足しやすく、
造血も必要な季節ですが、
春は、
ビタミンB群や
造血に必要な栄養素を含む野菜や魚介が旬を迎える季節、
とも考察できますね。

やはり、
魚介、野菜、赤身肉など、
糖質制限食の、
おかずをしっかり確保できる食事は、
大事です。

そして、
眠気を誘う、もうひとつの原因として考えられるのが、
自律神経。

自律神経の調整が、
冬から春への大きな寒暖の影響で、
乱れやすく、
本来、緊張状態(交感神経優位)で活動するべき昼間なのに
夜のリラックスモード(副交感神経優位)を引きずってしまい、
眠気が冷めないという可能性があります。

また、自律神経の乱れは、
糖質摂取でも起きやすいので、
注意が必要です。

糖質を摂取して血糖値が上がった後、
インスリンの作用がある方で、
血糖値が急激に下がるようなとき、
さまざまなホルモンが放出され、
血糖の安定化をはかろうとしますが、
そのホルモン放出の影響を受けるのが
自律神経です。

春に限りませんが、
とくに春は、
自律神経を乱さないためにも、
血糖の乱高下を起こさず(糖質制限をし)、
おかずをしっかり食べて、
ビタミンB群や栄養の確保が大事かと考えました。
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