管理栄養士のローカーボ・キッチン

〜栄養士が語る、結果を出すためのダイエットの鉄則とは〜

東京ビックサイトで開催中の
「ダイエット%&ビューティーフェア2014」にて、
昨日、

「ダイエットフォーラム パネルディスカッション」
日本のダイエットを考える
〜栄養士が語る、結果を出すためのダイエットの鉄則とは〜

で、
管理栄養士で野菜ソムリエの
岸村康代先生とともに、
パネリストを務めて参りました。

パネルディスカッションの司会は、
管理栄養士の
伊達友美先生。

米を食べても痩せられる!の
伊達先生。

野菜ソムリエの
岸村先生。

糖質制限が専門の大柳。

アウェーな感じで超キンチョーな感じですが、
実は、そんなことはありません。

ダイエットがご専門の
第一線でご活躍の先生方は、
糖質制限の理論はもちろんご存知で、
クライアントに応じて、
カロリーだけでなく、
糖質の摂取量にも気を配るのは同じでした。

糖質を食べるなら、
小麦より、
米や糖質が高めの野菜や果物が適しているとの考え。

野菜に豊富な食物繊維や抗酸化成分の大切さ。

は、わたくしも、まさに、同感でした。


わたくしがお話させて頂いた、
結果を出すための鉄則は、

ひとつめは、
科学に徹すること。

そこに解釈は挟みません。
まずは、
痩せる生理学の事実を伝えること。
です。

3食主食抜きなんて、
どうせ無理だろう。
続かないだろう。

これは解釈です。

糖質は血糖値を上げる唯一の栄養素である。
血糖値を上げるほど糖質を摂取すれば、
減らしたい体脂肪の燃焼は後回しになる。
糖尿病の方は、リアルタイムに合併症に進む。
食後血糖値は、
がんやアルツハイマーなど健康に有害であることが指摘されている。

このような事実を、
クライアントの病態や目標にあわせて、
まずは、伝えます。

やりたいか、続くか、
それは、クライアントが決めることです。

そして、やってみるならば、
その方の味覚、これまでの食体験、ライフスタイルなど
さまざまな要因を織り込みながら、
もっともやりやすい具体的な食材や食事の献立を一緒に考えていくことになります。

なので、わたくしの栄養指導では、
一般的な栄養指導にありがちな共通の資料はありません。
糖尿病の患者さん用
高脂血症の患者さん用と
病態によって栄養指導の際にお渡しするツールがありますが、
それは多数に向けた一般的な内容なので、
とくに、食という
極めてプライベートな、
個人差のある
一個人には、
なかなか、あわないことが多いです。

あらかじめ準備できる一般的なツールだけでなく、
栄養指導の現場で話を聞いた直後に準備する
個人へのツールが必要になります。


そして、
ふたつめ。
風呂敷を広げ過ぎないこと。

高い目標を、いくつも、同時にこなせる方なら良いのですが、
主食を抜くだけでもハードルが高い方の場合、
そこに、
たとえば、
調味料の糖質も細かく気にしていただく、
できるだけ料理もしていただく、
できるだけ安心な食材も用意していただく、
嫌いなお魚もがんばって食べていただく、
などなど、
それは良いことではあるけれど、
あれもこれもとフレームを持ち出してしまうと、
挫折のもとです。

フレームは、基本は1つにしぼって。
シンプルに。
主食を抜く。
これが糖質制限食で結果を出す第一歩です。

その上で、
アレルギーがある方が乳製品の過剰摂取や、
市販の加工品や揚げ物などを多用している方は、
やめて頂く、
も同じくらい、
最初のフレームになります。
重要です。

食物繊維やたんぱく質を摂ることも重要ですが、
これは、
主食を抜くことができれば、
おのずと増えるので安心です。

最後に、
どんなにこちらが、あらゆる情報、アドバイスをご用意しても、
クライアントに、
水際まで来て頂かないと、渡せません。
本人が、それを、やる気があるのか、どうか。
ここが肝心です。

痩せたい、
薬を減らしたいなどが目標の
食事療法だけでなく、
どんな目標も、
本人のやる気がなければ、
それを達成させることは難しいと考えます。
つまり、
限界もあるのか、、、と、わたくしは考えています。

ただ、
食事療法だけでなく、
家族で旅行に行きたいから、しばらくは外食を控えて貯金しよう、
とか
この学校に入りたいから、辛いけど勉強しよう、
とか、
目標を決めたら、
ある程度の我慢がつきものです。
しかし、そうは分かっていても、
予定通り貯金ができないときもあるし、
勉強、サボるときもあると思います。
糖質制限中にラーメン、がっつり食べちゃった、
でも良いのです。

それでも、目標を諦めず、
すぐに軌道修正しながら、
続けていくことが結果につながると思います。

まっすぐ、いっさい、横道にそれずに、
目標まで到達できるならそれにこしたことはありませんが、
横道にそれて、
時間がかかっても、
糖質の過剰摂取を、
日々、気をつけていくことは、
何も気にしないより、
10年、20年の歳月が過ぎたとき、
大きな違いがでると考えます。

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糖質オフ交流会のお知らせ

2014.9.28(日)

ルノアール・ニュー秋葉原店  PM5:30から2時間

会費 1000円程度

定員 15名様

https://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&gbv=2&ie=UTF-8&fb=1&gl=jp&sll=35.697289,139.77268&sspn=0.0267667,0.0439464&cid=15437248521221395817&q=%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%AB+%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E5%AE%A4%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E7%A7%8B%E8%91%89%E5%8E%9F&ei=DgUHVIFYg-jwBbvvgMgG&ved=0CCYQtQMwAQ

語り合いませんか?

各地に糖質制限食の会を! 長谷川

連絡先 kiyohisa0108@withe.ne.jp

わんわんこと長谷川清久 | URL | 2014/09/10 (Wed) 21:33 [編集]


セミナーお疲れさまでした

セミナー参加させていただきました。伊達友美先生と大柳先生がご一緒するとお聞きして、本当に夢の競演‼︎でした。大変失礼でしたが岸村先生は存知あげず…
前回も池袋でのセミナーに参加しましたが、今回はフォーラムの趣旨が美と健康でしたので、先生方のお話は女子として勉強になることばかりでした。なかでも、大柳先生の管理栄養士とは【科学と情緒の翻訳家としての立ち位置】…これはわたくしにとって名言でした。伊達先生の糖尿病で足を切断されても、お酒を止められない男性患者さん…科学ではこれ以上の悪化に対し、断固止めさせる医学に対し、足を切断しても飲みたい心に寄り添う栄養学…的なご発言、とても印象的でした。カリスマお二人に対し、多少お若い岸村先生。ご自分の方法論に実績がある先生とお見受けしました、が、カリスマお二人に比べるとまだ柔軟性に欠けていらっしゃるご様子…がんばっていただきたいです。
最後にご挨拶申し上げたかったのですが、企業の方々に混ざっての聴講でしたので失礼させていただきました。多忙な主婦目線での大柳先生の質問、大好きです!長文失礼しました。

KM | URL | 2014/09/10 (Wed) 21:54 [編集]


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| | 2014/09/11 (Thu) 01:47 [編集]


仕事のため、セミナー出席はなかなか厳しいのですが、先生のブログは納得しやすい内容でありがたいです(^o^)! 自身も、ゆるゆるではありますが、 毎晩の晩酌を味方に 糖質控えめな日々を送りはじめたら当初よりも体脂肪が1ヶ月で5%も減り、体重はそれほど(まー食べたい時にラーメなど、 昼に食べてしまいました笑)
減りはしなかったものの周りに痩せたね!と言われはじめて 。
そこで、改めて 食生活の大切さを
体感させていただきました
ありがとうございます。

まねりこ | URL | 2014/09/12 (Fri) 03:12 [編集]


Re: 糖質オフ交流会のお知らせ

わんわんこと長谷川清久さま

いつも有り難うございます!

tamami oyanagi | URL | 2014/09/12 (Fri) 06:24 [編集]


Re: セミナーお疲れさまでした

KMさま
セミナーにご参加頂きまして、有り難うございました!
これからも、糖質制限の実践の具体的な情報について、
発信して参りたいと思います。
これからもどうぞ宜しくお願い致します!

tamami oyanagi | URL | 2014/09/12 (Fri) 06:26 [編集]


Re: 疑問点があります

まささま
この度は、コメント、有り難うございます。
まず、ダイエットについて。
余分な体脂肪があって、そのために、
血液検査で生活習慣病のリスクが高まっていたり、
ひざなどに負担がかかり痛みなどで生活が不自由なら、
減量は良い事だと思います。

400万年の人類の歴史の中で、
農耕が始まったのが1万年前という進化の事実をみる限り、
イギリスの栄養学の大著「ヒューマン・ニュートリション」にも明記されている通り、
「農業の発明以来、
ヒトは穀物をベースとして食物を摂取するようになったが、
時代に対する進化の尺度は長く、
ヒトの消化管機能は、まだ穀物ベースの食事には適応していない」
のだと考えます。

たんぱく質に関しては、
肉だけでなく、
魚は重要です。
必須脂肪酸=脳機能=生命維持に欠かせません。

そして、
旧石器時代の食事内容は、
先日、白澤先生のセミナーでも発表がありましたが、
肉や魚介などのたんぱく質と脂質が50%、
残り50%が食物繊維とのことでした。

なので、私は、たんぱく質だけでなく、
そこに、たっぷりの食物繊維を添えています。

油脂も大事ですね。
ただし、肉や魚やおやつにチーズやナッツを食べれば、
そこからいろんな油脂が摂れると考えます。

その上で、
我々の生活環境は、
狩猟採集時代には戻れないので、
現代社会だからこそ得られる効率性も取り入れながら、
ヒトの消化管機能から外れ過ぎない糖質制限食が大事かと考えています。

tamami oyanagi | URL | 2014/09/12 (Fri) 06:39 [編集]


Re: タイトルなし

まねりこさま
体脂肪が1ヶ月で5%減少は凄いですね!
体重ではなく、
体脂肪をみていくのはとても良いと思います。
筋肉量や骨量は減らさず、
余分な体脂肪を減らせるのが、
カロリーではなく、
糖質を制限する減量の良いところだと思います!

tamami oyanagi | URL | 2014/09/12 (Fri) 06:41 [編集]


感動しました

大柳先生
こんにちは。
先生のブログはいつもためになりますが、今回の記事はとても力強く、
私の中で過去最高の記事でした。
これからも大柳先生から
学び続けたいです。

野口 | URL | 2014/09/13 (Sat) 00:39 [編集]


先生、
恥ずかしながら 体脂肪は体内水分量によって左右されたすよね?
よって、最大体脂肪量から比べたら-5%という結果なので、そんなに大したことないと思います。
ですが、他にもっとすごい副産物がありました。
昼食後 眠くならないのです!
私は 平日昼に夜にと、仕事があるので、昼寝は必須なのですが、家事が 昼寝のしすぎで ついついおろそかになってしまいがちです。ですが、
糖質抜き昼食をはじめたら
テーブルでうつらうつらと15分程度で スッキリ目覚めるのです!
疲れたときなど、どうしてもラーメンなんか食べたくなって食べてしまいますが、その後の睡魔のはげしさといったら半端ありません。
これは やはり400万年前の原始生活に付随する事なのでしょうか?
糖質食べちゃって 昼寝一時間以上してしまう、と、子供達の夕飯に間に合わず、文句言われてしまうのです(笑)

まねりこ | URL | 2014/09/14 (Sun) 02:28 [編集]


Re: 感動しました

野口 さま
コメント、有り難うございます。
こちらこそ、これからもどうぞ宜しくお願い致します!

tamami oyanagi | URL | 2014/09/17 (Wed) 06:43 [編集]


Re: タイトルなし

まねりこ さま
体脂肪は、
水分量や骨量、筋肉量など、
いわゆる除脂肪成分によって増減します。
体重はかわらないのに、
その体重に占める筋肉が減れば、体脂肪が増えていることに、、。

糖質摂取後、眠くなるとしたら、
血糖の上がりと、その後の下がりが影響していると言われていますので、
やはり、糖質のコントロールは大切ですね。
とはいえ、食べてしまうときもありますよね。

知り合いの女医ですが、
やはり、糖質摂取後の睡魔がとても深刻だそうで、
運転前の糖質摂取だけは控えているそうです。
事故につながりますからね。
食べたい糖質は、
運転しないときに、
少し楽しむようにしているとのことでした。

tamami oyanagi | URL | 2014/09/17 (Wed) 06:49 [編集]


 
 

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