管理栄養士のローカーボ・キッチン

きのこの栄養価

昨日、東京は、
夏の蒸し暑さが少し、戻りましたが、
それでも、風は秋めいていて、
今朝は、一気に涼しくなりました。

秋の味覚といえば、
芋、くり、なんきん、
新米、果物、、、
と、
糖質たっぷり食材が目立ちます、、。

冬=飢餓に備えて、
体脂肪=エネルギーを蓄えるためには、
冬が来る前に、
糖質の多い食材を食べて、
血糖値を上げて、
インスリンを追加分泌して
血糖を中性脂肪に変えておくことは、
都合の良いことですが、
現代人には注意が必要です。

秋の食材で
糖質が低いものと言えば、
きのこです。

秋が旬ではあても、
一般にわたくしたちがスーパーなどで手に入れやすいものは、
おがくずに種菌を植え付けて栽培する「種菌栽培」なので、
秋だけでなく、
年中、手に入るのですが、
それでも、秋っぽさは、楽しめるでしょうかね。



きのこは、全体的に、糖質、低いですが、
種類によって、差があります。

100gあたりでみますと、

糖質0は、まいたけです。
糖質0に近いのが、マッシュルームです。糖質0.1gです。

逆に、比較的、糖質高めが、
えのきだけ。3.7g。
エリンギ。3.1g。

ん〜なんか、そういえば、甘い感じ、しますね。

そのほか、
しいたけ、1.4g
ぶなしめじ、1.3g
なめこ、1.9g

です。

乾燥しいたけは、100gあたり、糖22.4g
ですが、
乾燥しいたけは、100gも食べません。一度に、、。
1個3gとして、糖質、0.7gなので、
こちらも安心です。

そして、きのこ全般にいえる
栄養価の特徴は、
食物繊維とカリウムの豊富さ、です。

どちらも、現代人に不足しがちな栄養素と言われています。

食物繊維は、ご存知のとおり、
免疫や消化吸収など生命維持の要とも言える
腸内の環境を整えるはたらきがあります。

カリウムは、
ナトリウムによる血圧上昇を抑制したり、
筋肉の動きにかかわり、
不足すると、
手足のしびれや、けいれんなど
筋肉の働きに影響がでます。

カリウムは、
ナトリウムとセットではたらくため、
例えば、
濃い味が好き、
とか、
外食が多いなどで
ナトリウムの摂取が多くなりがちな方は、
ナトリウムとともに排泄されるため、
不足しやすいミネラルです。

また、
ストレス、
コーヒー、アルコール、甘いものの摂取も、
カリウムを減らします。

スープやみそ汁などつゆものの具に、
炒め物や煮物のかさましに、
最近、我が家でも、
きのこをたっぷり使っています。

が、中学3年女子の我が家の子どもは、嫌います。

とくにヌルヌル系。

きのこのヌルヌル成分は、ムチンという成分で、
粘膜をうるおし、保護するはたらきがあります。
肝臓や腎臓の機能を高める作用もあり、
細胞を活性化し、
老化の防止やスタミナ増強に役立つと言われています。

潤いもスタミナもまだ十分にある若いには、
必要ない栄養素は、
自然と味覚=からだが好まないのかもしれませんね。

その他、
きのこの栄養価について調べていたら、
まだまだありました!

えのき、エリンギは、ビタミンB1が豊富なのです。
えのき、エリンギといえば、糖質が高め、でした。
比較的ですけど。
ビタミンB1は、糖質の代謝を助けるビタミンです。
うまいこと、できていますね。

そして、マッシュルームとしいたけ以外のきのこは、
ナイアシンというビタミンが
レバー並に豊富です。

ナイアシンは、
脳神経のはたらきに必須のビタミンで、
不足すると、
頭痛、めまい、不安感、
ノイローゼなどの症状にもつながります。
顔や手足など、
皮膚を健康に保つにも必須のビタミンで、
二日酔いを防ぐたはらきもあります。

お酒のおつまみにも、きのこ、良さそうですね〜。


さらに、きのこは、
やはり、皮膚や粘膜を健康に保つときに必須の栄養素・葉酸、
免疫力を強化しかぜなどの感染症を予防したり、
副腎を強くしてストレスに耐える力をつける栄養素・パントテン酸も比較的、多く含みます。

このようなビタミン類は、
基本、肉、魚に豊富ですが、
きのこにもこんなに含まれるとは!

冬が来る前とはいえ、
脂肪は蓄え過ぎず、
お肉やお魚と一緒に、
きのこたっぷりの食材で、
腸内環境を整え、
粘膜を強くしておき、
免疫力アップを準備しておきたいですね。

もちろん、きのこは、低カロリー食材なので、
大食漢の方にもおすすめです。
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コメントコメント


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もちろん普通に売られているのも美味しいのですが、天然のきのこ類はもうたまらない美味しさですよね!!
お嬢さん、ヌルヌルが苦手なんですね。。。まぁ私も大人になるまで納豆が食べられなかったので人のことは言えません

ところでヌルヌルといえば、、、今日叔母に九条ネギをいただきました(早いうちに小口切りにして冷凍庫へ入れなくちゃ!!)
ネギもぬめりがありますが、あれは何なのでしょうか?
過去記事でご紹介されていたかも・・・?

caorita@酒とバラ肉の日々 | URL | 2014/09/18 (Thu) 22:19 [編集]


Re: タイトルなし

caorita@酒とバラ肉の日々さま
> ネギもぬめりがありますが、あれは何なのでしょうか?
多糖類のようです。
多糖類には、
でんぷんのほか、
消化されない食物繊維もあります。
ねぎの甘味はこのでんぷん=糖質のせいかな。
でも食物繊維もあるので、
でんぷんだけを摂取したような血糖上昇にはならないかもしれません。

tamami oyanagi | URL | 2014/09/22 (Mon) 08:06 [編集]


 
 

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