管理栄養士のローカーボ・キッチン

食べられるものはみつかる

一昨日、
新潟の医療機関にお招きいただき、
栄養指導の進め方について、
医師やコメディカルにお話をさせていただきました。

今日は、これから山形へ向かいます。
糖質オフのおいしいものを企画中です。
改めてご報告します。

糖質オフで栄養をオンする食事療法は、
糖尿病や肥満のほかに、
機能性低血糖所や副腎疲労症候群など、
メンタル的な不調を訴える方にも向いている食事療法と言えます。
なぜなら、
糖質をオフする結果、
血糖の乱高下がおきないこと。
さまざまなホルモンのバランスが乱れたり、
ホルモンの無駄遣いを防げるためです。

そして、そのような方に多い食事の傾向が、
糖質オンリーで食事がすまされてしまうケースです。

朝は、果物のジュースだけ、
とか
昼は、サンドイッチだけ、
とか
おやつは
お菓子をつまむ、
そして夜は
ごはんに、
おかずは、
小さな豚肉を1切れ、
あとは野菜サラダ、
など。

これでは、
こころの状態をつくる
神経伝達物質も、
血糖の乱高下で無駄遣いしがちなさまざまなホルモンも、
ストレスやアレルギーに対抗するホルモンも、
なにより、
食べたものを消化吸収するための
消化管粘膜も
唾液も、消化液も、酵素も、
なにかも
体の材料となるアミノ酸の不足が懸念されます。

しかし、
このように、
肉や魚介、卵や大豆製品など、
タンパク質系食品を食べていただきたい方ほど、
タンパク質系食品が苦手、というケースも少なくありません。

先日の栄養指導セミナーでも、
お肉は鶏肉しか食べない
と言われる場合、
どう食事指導したらよいか、
という話が出ました。

しかし、よく聞き取ったり、質問すると、
何か、食べられるものがみつかります。

お肉は鶏肉しか食べられるないなら、
魚で代用していけばOKです。
青魚、赤身、白身、貝類を組み合わせられれば、
タンパク質も、
鉄や亜鉛などのミネラル、
たいていのビタミン、
とくに肉には少ないビタミンDも摂取できます。

脂っこい肉が苦手な方は、
ささみやむね肉や
赤身肉をゆでて、
さっぱりいただくのもでも良いと思います。

魚は苦手、
という方も、
いわしはダメだけど、さんまならいける、
とか、
鮭なら食べられる
とか、
それもダメなら、
しらすやかつお節、天日干しのスルメなど、
なにか食べられる食材をみつけ、
少しずつでも
タンパク質を食べていくことが大事です。

ポン酢や梅肉、ゆかりなどのしそ系のふりかけ、
大根おろしなど、
食べやすい味付けも工夫できます。

一度に1人前食べられない方は、
食事の回数を増やして、
捕食しましょう。

間食はよくない、
寝る前に食べるのはよくない、
というのは、
お菓子など糖質を摂取するのが良くないのであって、
小食な方にとって間食は、
おかず=栄養やカロリー摂取に重要です。

食べる順番ダイエットも、
小食な方がやってしまうと、
野菜やスープ、
つまり汁物でお腹いっぱいになってしまうので、
糖質をたくさんとらない食事であれば、
野菜から食べることにこだわらず、
お肉やお魚などタンパク質系食品を最初に食べるほうが、
栄養摂取できやすいかと考えます。

食べ過ぎる=肥満が気になる人だけでなく、
食べきれない=やせや栄養不足の方も少なくありません。

肉や魚が苦手な方が、
いきなり脂っこいステーキに挑戦しなくても、
食べられるものをみつけて、
食べやすい調理法と調味で、
あれこれ組み合わせながら、
回数を増やしながら、
少しずつでも栄養摂取を心がけましょう。

すると、少しずつ、食べられるものの幅も広がり、
食べられる量も1人前へと増えていくことが多いですよ。
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コメントコメント


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先生、関東も、梅雨明けで連日猛暑との闘いですね!
まずいことに夜の仕事ながら早い時間から泡ものが飲みたくてしかたありません~!
でも、こんな時期こそ糖質制限は利にかなっているし、この暑さを乗り切るためには思うのは、やはりたんぱく質ですねー 。

まねりこ | URL | 2015/07/22 (Wed) 03:29 [編集]


Re: タイトルなし

まねりこさま
猛暑、すごいですね。
昨日も、勤務先の五反田から自宅までの往復、
蒸し風呂を歩いているかのような状況でしたよ、、
ですね!こんなときこそ、栄養摂取で夏バテ知らずで過ごしましょう!

tamami oyanagi | URL | 2015/07/28 (Tue) 07:18 [編集]


 
 

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