管理栄養士のローカーボ・キッチン

カロテノイドの抗酸化力

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写真は、作り置きの野菜のおかずです。

レッドキャベツは千切りにして、
にんじんは薄切りにして、
ビニール袋に入れて、
塩少々と酢を大さじ1ほど入れて、
マリネしておきます。

ほうれん草などの葉物野菜は、
購入後、新鮮なうちにゆでて、
ぴったり収まるサイズのざるにあげて、
水気をきったら、
ラップをぴったりあてて、
空気に触れないようにしておきます。

ブロッコリーもまとめて茹でます。

野菜のパワーは、
この色鮮やかな成分にあると考えます。

たんぱく質も、
脂質も、
それがなくては生命維持できない大切な必須栄養素ですが、
野菜には、
たんぱく質も脂質も多く含まれません。
ビタミンB群、ビタミンDも、ビタミンAも、ビタミンEも、
そして鉄、亜鉛、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルも、
魚介、赤身肉、大豆製品、海藻などに多く含まれる傾向があります。

しかし野菜には、
肉や魚介には含まれない、
色鮮やかな色素成分が豊富です。
野菜の色素成分はカロテノイドと総称されますが、
カロテノイドは
強力な抗酸化作用を持っているのが特徴です。

私たちは生きている間、
呼吸によって酸素を体内に取り入れ、
その酸素を使いながらエネルギーを生み出し、
生命維持しています。
しかしこの大切な酸素の一部は、
強い酸化作用をもつ活性酸素に変わると言われています。
活性酸素は、その強い酸化作用を使って、
体内に侵入してきた細菌やウイルスをやっつけてくれる
頼もしい存在でもあるのですが、
多くなりすぎると健康な細胞まで酸化させ、
老化や病気の引き金になります。
活性酸素は、呼吸だけでなく、
喫煙、ストレス、激しい運動、運動不足、
大気汚染防など、
現代人とは切っても切れないさまざまな要因によっても
発生します。
であれば、
呼吸は仕方ありませんので、
せめて、
プラスアルファの活性酸素からは身を守ることが重要です。

緑の濃い野菜には
クロロフィルという緑色の色素成分も入っています。
クロロフィルも抗酸化作用をもちますが、
解毒作用、整腸作用なども認められています。

そのほかにも、
にんじん、
赤ピーマン、
レッドキャベツやレッドオニオン、
なす(皮)
トマト、
かぼちゃ、
ブルーベリーやみかん、
など色鮮やかな野菜や果物に、
カロテノイドは豊富です。

ひじきやわかめ、昆布などの海藻類に含まれる
カロテノイドのひとつが
フコキサンチンです。
こちらは強力な抗腫瘍作用があり、
腫瘍の増殖を抑制するとして知られています。

鮭、きんめだい、えびやかにの殻など、
魚介に含まれる赤い色素成分は、
アスタキサンチンです。
アスタキサンチンも強い抗酸化作用をもち、
老化、動脈硬化、がん、生活習慣病の予防と改善にはたらき、
活性酸素の害を防ぐパワーはいちばんとも言われています。

最良の薬は自然に、
つまり食べ物にあることが
改めてよくわかります。

自然に、健康に成長した
野菜、魚介など食材を選ぶことも大切でしょうか。
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