管理栄養士のローカーボ・キッチン

大柳家の卵消費量とコレステロール

たっつさんから
卵とコレステロールに関するご質問がございました。

「江部先生のHPで紹介されていたので、訪問させていただきました。これからもがんばってください。質問なのですが、糖質制限をはじめて、卵が主食になりました。味付けはマヨネーズです。昨日も嫁に卵ばっかり食べてたら血糖値下がってもコレステロールあがって違う病気になるでと言われケンカになりました。一日2個は多いですか、何個ぐらい食べれますか?」

たっつさん、コメント有り難うございました。

まず、卵を何個食べるか、ですが、わたくしは
1日に少なくても2〜3個は食べます。

オムレツをつくるときは、
欧米並みのボリュームで1人卵3個は使います。
生クリーム、とろけるチーズ、
パセリのみじん切りなども入れて、
サラダを添えて、
ワインのおつまみにもぴったりです。

そんなこんなで、大柳家では、
卵は、非遺伝子組換え&農薬不使用の飼料でもって、
太陽の光と風の入る解放鶏舎で育った鶏卵
「パルシステム産直たまご」10個入りを
毎週3パック、頼みます。
この30個の卵を、
ちょうど1週間で、家族3人で食べきります。
家族3人のうち1人は中学1年女子ですが、
お昼は給食ではなく、
お弁当を持っていっているので、
卵焼きやスクランブルやオムライスなど
卵は重宝しています。

わたしの朝食は、毎朝、ゆで卵1〜2個のみです。
仕事から帰宅後のおやつにも、
ゆで卵はよく食べています。

オムレツの他、
卵とじや茶碗蒸し、
ニラ卵や
海老と一緒にエスニック風に炒めたり、
おからケーキに入れたり、
卵は、手軽で経済的で美味しくて
和洋中、どんな味付けにもぴったりです。

2006年から、このように、
卵はもちろん、
いくらも煮干しもたこも、
古典的な栄養学では
コレステロールたっぷり!!
と敬遠されがちな食品も、
しっかり食べ続けておりますが、

我が家の2型糖尿人(58歳・男性)の
コレステロールの値は
総コレステロール:190〜240の間
HDLコレステロール:90前後
中性脂肪:50〜80の間
をキープです。

わたくし(43歳・女性)の
コレステロールの値は、、、
と思ったら、検査の紙がみつからない!!
のですが
総コレステロールは
基準値を超えた事は一度もありません。
どちらかというと、いつも高くなく、
150前後だった思います。
HDLコレステロールは、
逆にいつも高めで80前後。
中性脂肪は、だたい40〜50。
こんな感じです。
あんだけ卵、食べてても、こんなものです。

それもそのはず、
食品から摂取したコレステロールは、
体内のコレステロールの値に、
さほど影響しないことが近年、多く報告されています。
そもそもコレステロールが高いと良くない、
という古典的な論についても、
近年では反論も多く、
医学会でも議論がされています。

生活習慣病の元凶のように扱われがちな
コレステロールですが、
ヒトの生命維持には必須の物質です。
まずは、この真実を知り、
コレステロール=悪のイメージに踊らされることなく、
私たちの健康維持に果たしている役割が
極めて大きいことを認識しておくことが大事です。

私たちの生命現象の根幹を成すのは細胞です。
この細胞の膜はコレステロールが原料となり形作られます。
また、女性ホルモンや骨粗鬆症との関連で話題の
ビタミンD の前駆物質も、
コレステロールを材料に作られます。
そのため女性が閉経後に
コレステロールの数値が上がるのは生理的な現象です。
その他、コレステロールは、
とりわけ複雑な脳細胞の形を維持し、
情報伝達のスピードに関与するため、
脳にとっても欠くことのできない物質です。
だからこそ、
身体の中のコレステロールは
その80%前後がおもに体内(肝臓)で作られているのです。
つまり、卵を2〜3個
食べたり食べなかったりすることに関わらず、
生命維持に必須のコレステロールは
必要に応じて生産量を調整しているというわけです。

そして、一般的に、
LDLコレステロールは悪玉、
HDLコレステロールは善玉と言われるせいか、
悪玉は良くない、
善玉は良いコレステロールといった
誤解も少なくありません。
そもそも生命現象の根幹をなすコレステロールに
善や悪はありません。
問題なのは、真の悪玉である
酸化したLDLコレステロールです。
酸化LDLコレステロールは血管壁に付着し、
動脈硬化をひきおこすことがわかってきました。
悪玉コレステロールとは
LDLコレステロールのことではなく、
酸化したLDLコレステロールのことなのです。
ですから、コレステロールに関しては、
コレステロールを含む食品を控えるのではなく、
コレステロールの酸化を防ぐことが重要です。
そのためには、
肥満を解消し、
質の良くない酸化した油脂を控えることが先決です。
とりわけトランス脂肪酸の摂取は控えておきましょう。
トランス脂肪酸は、
ショートニング、マーガリンをはじめ、
ショートニング、マーガリンが使われた
食パンや菓子パン、焼き菓子、カレールー、
市販の揚げ物などから摂取するケースが多いです。
これらを控えることが先決です。

トランス脂肪酸の多い食品は、
いずれも、糖質制限中には口にしないものばかりですね。

その他、酸化に抗う栄養素は
ビタミンACE(エース)です。

ビタミンAは動物性食品にしか含まれない栄養素です。
βカロテンという緑色の濃い野菜を摂る事で、
体内でビタミンAに似た物質を得る事ができます。

ビタミンEは魚な種実類に豊富です。

まさに糖質制限食ですね。

ビタミンCは新鮮な野菜から確保しましょう。

ゆで卵につけるマヨネーズですが、
キューピーのマヨネーズは
オレイン酸タイプでおすすめです。

わたくしは、
干し桜えび1パックをから炒りし、
塩昆布1パックと一緒に
フードプロセッサーにかけて粉末にし、
これに青のりと炒りごまをたっぷり混ぜたものを
清潔な瓶に入れておいて、
この「旨味たっぷりミックス粉」を
ゆで卵にたっぷりつけて食べています。
美味しいですよ〜〜。
うまみとともに、
干し海老や青のり、ごまから、
ミネラルもコンスタントに摂れますよ。

また、マヨネーズなど油脂や
チーズ、ナッツ等、
糖質は少なくてもエネルギーが高いものは、
食べ過ぎれば
ダイエットしたい方は
糖質制限していると太ることはなくても
体重が痩せ止まることになるのでご用心!

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コメントコメント


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ありがとうございます。

 ご返事ありがとうがざいます。この文面を見せて、糖質制限しない嫁と戦います。(笑)

たっつ | URL | 2012/07/06 (Fri) 13:55 [編集]


ご指摘通り

現在170cm77kgで体重が下げとまっています。BMIからいってもう10kg落としたいのですが、異常な食欲と戦っている状態です。糖質制限をするとお腹が減りにくいとありましたが、わたくしはそのタイプではないようです。

たっつ | URL | 2012/07/06 (Fri) 14:55 [編集]


Re: ご指摘通り

たっつさま

糖質制限していて体重が下げ止まる、
ちょうどよいテーマでしたので記事にしてみました。
参考にしてみて下さい。

tamami oyanagi | URL | 2012/07/07 (Sat) 07:40 [編集]


 
 

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