管理栄養士のローカーボ・キッチン

炎症と栄養素

むしむし、じとじと、
梅雨空が続いております。
梅干しやお酢など、料理の味付けに、
さっぱりと酸味を活用しています。

最近の、
納豆の食べ方でハマっているのが梅干し味。

納豆の付属のたれは使わず、
代わりに、梅肉を適量。
ちりめんじゃこ、青海苔を入れて、
アマニ油を小さじ1強ほど入れていただきます。

さて、
糖尿病の方は、
糖質制限食によってリアルタイムに高血糖を改善できますが、
すでに高血糖にさらされていた一定期間があったことを考えると、
糖化による活性酸素対策もあわせてしていくことが、
血糖コントロールとあわせて
重要であると考えます。

糖尿病だけでなく、
すべての方において、
高血糖による酸化ストレス(活性酸素)の害を減らすには、
食後高血糖を起こすような糖質の摂り方は
避けておいた方が良いですし、
活性酸素対策は、
すべての方において必要です。

アトピーや喘息、
リウマチや膠原病などの慢性炎症性疾患についても、
投薬によって炎症をただ抑えるという治療だけでなく、
炎症による酸化ストレス(活性酸素)から身を守る
栄養対策も重要であると考えます。

活性酸素は、
正常な塩基の代わりにDNAに結合して、
間違った遺伝情報を次の細胞に伝えることで、
がんの発生にもかかわることが知られています。

抗酸化のためには、
まずは糖質制限によって
食後高血糖を起こさない食事が重要です。
それと合わせ、
抗酸化栄養を積極的に取り入れていくこと。

抗酸化酵素は加齢とともに低下するため、
やはり、加齢ともに、
エネルギー(糖質)よりも
栄養(タンパク質、オメガ3、ビタミン、ミネラル)が
重要であることがわかります。

ラジカルの消去や安定にはたらく栄養素として知られているのが、
ビタミンC、ビタミンA、ビタミンEです。

ビタミンCは、
新鮮な葉野菜や生野菜、
柑橘系の果物に含まれますが、
糖尿病や炎症性疾患がある場合、
新鮮な野菜を毎日買いに行って、
毎食、調理したり、
残留農薬や防カビ剤、
果糖までもれなく摂取することを考えると、
ビタミンCは、
サプリメントで摂取するのも
賢い選択のひとつであると考えます。

ビタミンAは、肉やレバー、うなぎなど
動物性のたんぱく系食品に含まれます。
そのほか、
緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンからも摂取できます。

ビタミンEは、アーモンド、ごまなどの種実類。
うなぎ、あゆ、はまち、子持ちガレイ、
めかじき、たい、ます、すじこなど、魚介類に豊富です。
そのほか、
かぼちゃ、モロヘイヤ、アボカド、赤ピーマンなど。

野菜や海藻の色素成分、
ポリフェノールも活性酸素の消去に役立つとされています。

ちなみに、
農薬、食品添加物、
排気ガス、タバコの煙、大気汚染物質も
活性酸素発生の原因になりますし、
大気汚染中にも活性酸素が含まれています。

現代人にとっては、糖質=エネルギーではなく、
タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など
栄養の確保がいかに重要であるかがわかります。

できるだけ添加物の少ない、
よく作られた食材を
シンプルに自宅で調理し、
栄養の確保につとめたいですね。
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