管理栄養士のローカーボ・キッチン

至適な健康状態


8月に入って夏本番。
プロ野球、高校野球(地方予選)と、
野球の話題に事欠かない日々を送っております。


最近、
健康目的のために、
糖質制限食を実践される方が増えたように感じています。

糖尿病の方にとっては、
糖質制限食は、
その実践とともにリアルタイムに、
投薬とインスリンの量を減らすことができ、
血糖の乱高下による
酸化ストレスの弊害からも身を守ることができます。

糖尿病ではなくても、
糖質の過剰摂取を見直すことは、
やはり、
血糖の乱高下による
酸化ストレスの弊害から身を守ることができますし、
運動量、筋肉量、
成長ホルモンを始めとするホルモン量の低下にともなう
内臓脂肪の蓄積も、
遅らせたり防ぐことが可能です。

糖質制限食に加え、
できるだけ、口に入れる食べものは、
肉や魚介、卵や乳製品、野菜など、
よく育てられたものを選んだり、
(そのような食品を選ぶことによって、
良い食品を作ってくれている生産者を応援することもできる)
食品添加物や酸化油脂、
人工甘味料など、不自然な食べ物は体に入れない
なども意識も大事かと考えます。

さらに、
電磁波、冷暖房完備による寒暖の差、
アルコール、
たまには甘いものも楽しむ、
タバコや受動喫煙、
排気ガスなどなど、
現代社会を生きる上でつきものの
ストレスで消耗される栄養素を考えると、
サプリメントも上手に、食事にプラスしていくというのが、
わたしの考えるサプリメントとの付き合い方です。

勤務するクリニックでは、
サプリメントは治療にも使われます。

たとえば、
生理が始まり、
部活をしている思春期の女性の不定愁訴で多い
頭痛と生理痛は、
ヘム鉄の摂取で改善できるケースがとても多いです。
我が家の娘もそうでした。
ヘム鉄を飲むと頭痛がなくなる。
飲まないと頭痛がする。
飲めば治るを繰り返し、
今では、自分から飲んでいます。

サプリメントは、
(食物と同じ、良いサプリメントに限りますが、、、)
『オプティマムヘルス』の観点からみても
心強いアイテムのひとつであると考えています。



『オプティマムヘルス』は、
日本語では、
『至適な健康』とも訳せます。

糖尿病で糖質制限食を実践し、
常に元気に活動している方もいれば、
なんの病名もついてはいないけれど、
常にさまざまな不定愁訴に悩まされる方もおられます。

『オプティマムヘルス』は、
自分にとって至適な栄養状態や健康状態を意識する概念であり、
このような概念は、
例えば、
糖質制限食の実践だけでなく、
断食、運動、サプリメントなど、
自身が選んだ健康目的でやっている何かに、
縛られすぎたり、
神経質になりすぎたり、
それに支配されてしまったりして、
結果的に心身ともに体調を壊さないためにも、
大切な概念であると考えます。

そして栄養素の至適量は、
栄養療法を取り入れているクリニックで勤務していると、
さまざまな患者さんの血液検査データを見るたびに、
非常に個人差が大きく、
同じ個人でも、
仕事や運動、ストレスの具合によって、
人体を構成する栄養素と同じで、
常にダイナミックに動いていることがわかります。

だからこそ、わたしたちは、
栄養を変えれば、
細胞レベルで、
体調を変えることができるとも言えます。

そういう意味では、
摂取した栄養を、
消化吸収できるか、が、もっとも大事です。
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コメントコメント


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先生、お世話になっております。
いつも質問ばかりで申し訳ありません。
糖質制限をしていて足がつるときの対策としてマグネシウムサプリを摂る場合、
カルシウムとのバランスについて教えていただけますか。
カルシウムとマグネシウムは、2:1のバランスで摂るのが良いという認識です。
糖質制限による足のつりに加え、更年期の骨粗鬆症も気になります。そういう時でも
2:1のバランスは考慮した方がいいのでしょうか?
サプリメントは過剰摂取が心配なので
慎重になってしまいます。
お時間の許される時によろしくお願いいたします。

まりりん | URL | 2016/08/09 (Tue) 08:12 [編集]


Re: タイトルなし

まりりんさま
記事にしました。
クリニックではマグネシウムのサプリメントは、
カルシウムとセットのものを扱っています。
マグネシウムは食品からも意識されると安心かもしれませんね。
お返事が遅くなりまして失礼いたしました。

tamami oyanagi | URL | 2016/08/15 (Mon) 07:53 [編集]


 
 

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