管理栄養士のローカーボ・キッチン

良質なバターとギー

ドラフト会議が終わりました。
日本シリーズが始まりました。
大学野球は終盤戦です。

大学野球の栄養管理をさせていただく機会に恵まれ、
実際にプレーを観に行ったり、ルールを勉強するうちに、
野球の面白さに、すっかりのめり込んでしまっております。

さて、
“完全無欠コーヒー”で話題の
グラスフェッドバターをご存知の方も多いかと思います。

『シリコンバレー式 最強の食事』で紹介された
バターコーヒーです。
バターコーヒーを朝食に摂ることで、
痩せる、
しつこい食欲から解放される、
活力がみなぎる、として、
シリコンバレーのエグゼクティブが次々実践しているそうです。

つまり、糖質制限ですね。

血糖を上げない状態をつくることで、
ケトン体(アセト酢酸)をエネルギーとする代謝状態を加速し、
結果、
体脂肪が減少し、
ケトン体(アセト酢酸)から安定的なエネルギーが得られます。

ココナッツオイル(中鎖脂肪酸)でエネルギーを確保し、
やはり、
ケトン体(アセト酢酸)をエネルギーとする代謝状態を加速し、
体脂肪が減るだけでなく、
活力がみなぎるとして定着している
ココナッツオイル健康法と同じ機序かと思います。

ココナッツオイルもそうかと思いますが、
完全無欠コーヒーも、
質が重要で、
良質なコーヒー豆と良質なバターを推奨しています。

良質な豆とはオーガニックを使うことで、
良質なバターとは「グラスフェッドバター」です。

グラスフェッドバターとは
有機のグラスフェッド(牧草飼育)
のみで育てた乳牛から搾乳されたミルクのみで製造される
バターです。

日本では、
戦後、乳牛の飼料は
アメリカからの輸入によるものが多いようで、
本来、草食動物の牛ですが、
放牧ではなく、
牛舎で穀物や油かすを食べさせるそうで、
牧草だけを食べて育った牛から搾乳されるミルクは
日本では手に入りにくいようで、
グラスフェッドバターは
フランスなどの輸入品から手にいれる方が多いようです。

草食の牛に、
牧草ではなく穀物や油かすを食べさせることは、
ヒトが、
穀物や酸化油脂を摂取することと同じで、
手っ取り早く、
エネルギーだけ、
安価でとれる=太ることはできるのかもしれませんが、
不自然な栄養摂取から健康は手に入りにくいと考えます。

牛も人も、
食べたもの(栄養)でできていることを考えると、
栄養摂取というのは、
効率性だけでなく、
消化管に適応した必須栄養素を摂取することが基本となり、
加工されすぎた「商品」ではなく、
できるだけ安心、安全な「食品」からの摂取が大事かと考えます。

国産で、
本来の牛の生態といいますか、
自然に近い飼育をしている畜産家を調べてみたら、
ありました。
『なかほら牧場』さんです。
http://nakahora-bokujou.jp


一方、ギーに関してですが、
ギーとは、
バターから水分やたんぱく質を除去した純粋な油のことで、
インド伝承医学アーユルヴェーダでは、
ギーは、
「知力、生命力、精力を増し、疲労、不幸、発熱は除去する、
すべての油性の中で最も優れている」と言われているそうです。

こちらも国産ギーがありました。
『有限会社アムリット』さんです。
https://www.amrit.jp/products/detail.php?product_id=453

熊本・阿蘇の貴重なジャージー牛で作られたギーです。


動物性脂肪は、
肥満にならない範囲では、
少なくとも
ヘキサン処理などされた酸化されやすい
植物性油(サラダ油)より、
よほど安全であることや、
むしろ植物油が健康寿命を縮めるとして
数々のデータを示された
脂質生化学者
名古屋市立大名誉教授
奥山治美先生の
「本当は危ない植物油」でも知られています。


手っ取り早く余分な体脂肪をじゃんじゃん燃やしたい!
という方は、
やはり、
とくに、
食パンや、デニッシュや、マフィンなど
糖質&グルテン&
トランス脂肪酸や酸化油脂が
もれなくふくまれやすい小麦食は避け、
ごはんや芋や果物などの糖質たっぷり食材も、
少なくともダイエット期間は控え、
良質な脂質を活用しながら、
ケトン体(アセト酢酸)をエネルギーとする代謝状態を
加速させる方が、
世界的にみても、
もはや健康的なダイエットの常識となりつつある
(あるいはなっている)のかもしれませんね。
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