管理栄養士のローカーボ・キッチン

大阪セミナー&講演会のご報告

先週、土日は、
大阪でセミナー&講演会で講師をつとめてまいりました。

12月3日土曜日は
認定ONPの皆さんへのフォローアップ研修でした。
今回、大柳は
問診と血液検査データと病態と食事記録から
どう具体的に栄養指導するかという講義をさせて頂きました。
参加頂きました認定ONPの皆様、
有り難うございました。

認定ONPの皆様は、
看護師、管理栄養士、歯科衛生士、臨床検査技師、助産師など、
医療に従事する有資格の方々で、
オーソモレキュラー療法を学んで頂く講座である
「オーソモレキュラー・ニュートリション・
プロフェッショナル養成講座」を受講され、
認定試験に合格された皆様です。

「オーソモレキュラー・ニュートリション・
プロフェッショナル養成講座」は、
栄養素の働きから
血液検査データの生化学的解釈、
そして糖質制限理論や実践、栄養指導論などを学べる講座で、
本年10月開講の第3期は
おかげさまをもちまして満席となりました。

第4期の募集要項が決まりましたら
改めてご案内させて頂きます。


12月4日、日曜日は、
一般社団法人オーソモレキュラー.jp主催
「女性の未来は食事で変わる!」と題された
一般講演会を無事、終えることができました。

講師の
ひめのともみクリニック院長
姫野友美先生からは
家族の
(働きざかりのお父さん、高齢者の栄養、
成長期の子ども、女性の栄養など)
具体的でわかりやすい
お話が盛りだくさんで、
中でも子どもの学力と、
鉄、ビタミンB群との関係については、
講演会の後も質問される方を多く目にしました。
我が家もそうですが、
「勉強したら〜」と言って
はい!と勉強する中高生は、あまりいませんものね、、
そういうときは、
食事の後に
ヘム鉄とビタミンB群のサプリメントを
デザートとして出しておくと
自らやる気!結果がでる!
とのお話でしたよ〜〜。
ちなみに、我が家でも、実践しております。


一般社団法人オーソモレキュラー.jp理事長
新宿溝口クリニック院長
溝口徹先生からは、
腸の栄養を整えることがいかに
脳や免疫、アンチエイジングなど健康に重要かという
おはなしを頂きました。

大柳は
糖質制限食のすすめと題して、
実践方法についてお話させて頂きました。

協賛いただいたクリニックは
あいこ皮フ科クリニック (京都市四条)
井之上メディカルクリニック (神戸市中央区)
かわい内科クリニック (大阪市城東区)
甲子園栗木皮フ科クリニック (兵庫県西宮市)
里皮フ科クリニック (兵庫県丹波市)
たにまちクリニック (大阪市天王寺区)
MAクリニック心斎橋 (大阪市中央区)

協賛クリニックの先生方からは、
栄養療法の取り組みについて、
お話を頂きました。

血液検査データをもとに、
病気の根本原因を栄養の過不足から解釈し、
投薬に頼らない根本治療によって、
いかに多くの患者さんが救われているか、
改めてお話をお聞きし、実感することができました。

会場にお越し頂きました皆々様、
改めて御礼申し上げます。
有り難うございました。

わたしたちは、
心(脳)もからだもすべて
栄養素、つまり、食べたものでできています。

「農業の発明以来、
ヒトは穀物をベースとして食物を摂取するようになったが、
時代に対する進化の尺度は長く、
ヒトの消化管機能は、
まだ穀物ベースの食事には適応していない」
(「ヒューマン・ニュートリション第10版 基礎・食事・臨床」医歯薬出版株式会社)

ことを、講演会でのお話させていただきましたが、
日本人の主食は米、
というのは文化的なはなしです。
これを否定しているわけではありません。

「ヒトの消化管機能は、
まだ穀物ベースの食事には適応していない」
というは栄養科学的のはなしです。


ステージが違うわけです。

健康の観点から、
科学的な食事に近づけようにも、
今さら、狩猟採集時代には戻れません。

しかし、せめて、
清涼飲料水など液体からの砂糖の常食や、
食パンとマーガリン
チャーハンとインスタントラーメン、
そばとかき揚げなど
ドーナッツ、菓子パン、フライドポテトなど
高度に精製、加工された
糖質の単体摂取と
酸化油脂のダブル摂取はとくに、
避けておくのが無難かと考えます。

そして、できるだけ、
良く育てられた自然な食材や商品を選び、
(結果、そのような食材や商品をつくる生産者や企業を応援し)
シンプルに
肉、魚介、卵、大豆製品など
さまざなま食材を組み合わせ、
そこに、
季節の野菜、海藻、きのこ、こんにゃくなど
食物繊維も
さまざまな食材を組み合わせ、
結果的に、
さまざまな栄養素をシンプルに調理して、
栄養摂取できたら理想でしょうか。

その上で、
糖質の摂取については、
肥満の有無や消化吸収能力、運動量、
ライフステージに応じて、
きめ細やかに組み立ててきます。

病態、不定愁訴によって、
必要な栄養素の
食事からの摂取が無理なときは、
投薬でなく、
副作用のない栄養素(医療用サプリメント)で補う
というのが
オーソモレキュラー療法における
食と栄養の考え方であると思います。
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血圧と塩分

最近、週刊ポストや週刊現代で立て続けに「減塩と高血圧には関連性がない」といった旨の記事があり、ちょっと気になっています。

この度のコラムにあまり関係がなく恐縮です。糖質制限をすると主食を食べない、おかずが増える、=塩分過多になるという考えがあるかもしれませんが、もし減塩と高血圧に関連性がないとすれば糖質制限食があらためて注目されるのかもしれません。もちろん塩分感受性の高い方や腎臓病を患っている方は除きますが、健康な方だとむしろ減塩で血圧が上がるという事例も。なんだか社会の常識がコロコロ変わる昨今、困ってしまいます。

そんなことを思っていると、先生の「良く育てられた自然な食材や商品を選び、シンプルに肉、魚介、卵、大豆製品などさまざなま食材を組み合わせ・・・」が変わらぬ健康食であることを改めて思い知らされました。

何の質問もない、漠然としたコメントで申し訳ありません。何となく何か書きたく書かせて頂きました。

いのうえまきこ | URL | 2016/12/08 (Thu) 12:27 [編集]


Re: 血圧と塩分

いのうえまきこさま
コメント有り難うございます。
減塩と高血圧の件、以前から関連性がない旨の議論がされています。
記事にしますね。
基本、精製塩の摂取は不自然ですが、
自然塩の摂取は、問題は少ないどころか、
重要であると考えています。

tamami oyanagi | URL | 2016/12/11 (Sun) 08:15 [編集]


 
 

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